パソコンで、過去のデータを調べていたのだけれど・・・。
4年前に書いた詩が現れた。
この詩を書いていた事すら、忘れていたのだった。

赤そばの花
その赤い絨毯が敷かれた山塊にぼくは行き
きみとの赤く甘やかなベーゼを想起した
忍びつつきみを抱き寄せ
両の頬をそっとおさえこみ引き寄せる
きみはそっと瞼を閉じる
くちびるは濡れ初める
深く濃密な時間が流れたあと
きみが緩やかに瞼を開ける
そこに結ばれる像は
赤そばの花であってぼくでは無いのだ
赤そばはきみのくちびる
ルビーの輝きだ
侵しがたい輝度がきみを包む
それはオーラであってきみの羽衣
ハラリと軽やかに宙を翔けのぼっていく
嗚呼きみの
アマ―ビレよ

恥ずかしいほど、甘やかな詩である。
だがしかし、この感性を忘れてはならない。

そう思い込んで、アップする事としたのである。
訪問者諸氏よ・・・一読して忘れられたい。
しかして、笑い飛ばされよ!
きっと「アマービレ」という語感に触発されたに違いない詩である。
荒 野人
4年前に書いた詩が現れた。
この詩を書いていた事すら、忘れていたのだった。

赤そばの花
その赤い絨毯が敷かれた山塊にぼくは行き
きみとの赤く甘やかなベーゼを想起した
忍びつつきみを抱き寄せ
両の頬をそっとおさえこみ引き寄せる
きみはそっと瞼を閉じる
くちびるは濡れ初める
深く濃密な時間が流れたあと
きみが緩やかに瞼を開ける
そこに結ばれる像は
赤そばの花であってぼくでは無いのだ
赤そばはきみのくちびる
ルビーの輝きだ
侵しがたい輝度がきみを包む
それはオーラであってきみの羽衣
ハラリと軽やかに宙を翔けのぼっていく
嗚呼きみの
アマ―ビレよ

恥ずかしいほど、甘やかな詩である。
だがしかし、この感性を忘れてはならない。

そう思い込んで、アップする事としたのである。
訪問者諸氏よ・・・一読して忘れられたい。
しかして、笑い飛ばされよ!
きっと「アマービレ」という語感に触発されたに違いない詩である。
荒 野人