エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

八ヶ岳の麓

2014年11月18日 | ポエム
昨日から、八ヶ岳の麓にきている。
この地域は、縄文から弥生に欠けての遺跡の宝庫である。



とりわけ、平成6年国宝指定された「縄文のヴイーナス」はそのメルクマールである。
更に、本年国宝指定された「仮面の女神」も圧巻である。



八ヶ岳の麓には、群像の息吹が横溢しているのである。



ここ、金生遺跡のストーンサークルは見事としか言いようが無い。
八ヶ岳を望む集落なのである。



目を転ずれば、富士の秀峰も聳え立っているのだ。







「縄文の石積む人や月の影」







数日の滞在だけれど、縄文時代から続く大気を満腔に取込んで帰京する。



富士のパワーも頂きたい・・・そんな風に念願しているのである。



嗚呼、人の連綿として続く営みは限りなく美しい。




       荒 野人