エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

夕景の富士山

2014年11月23日 | ポエム
夕景の富士山が綺麗だと云う情報があった。
午後、おっとり刀で出かけてみたのである。



富士山は綺麗であった。
けれども、雲がかかっていて鮮明な姿とはならなかった。



富士の夕景は、一個で完結する。
あまりにも綺麗なので・・・と言い訳しつつ。
句が出来ないのだ。







「ビルの街海溝にある冬の富士」







カメラを絞って、写した。
ビルの谷間から覗く富士は、生きている。

その生き様は、鮮烈である。
富士山の呼吸は、あまねく広く日本人の琴線を搔き鳴らすのである。

因みに、先の二枚はスーパーのビルの屋上から。
後の二枚は、東久留米駅の「富士見テラス」から、駅前大通りの先にある富士山である。



       荒 野人