櫨は、うるし科に属する。
だから、あれほど赤いのである。
万緑の季節、紅葉の季節と実に豊かな葉を茂らせる。
山𥽜、南京𥽜と二つの種ががいろじゅとして植栽されている。
どちらも、見事な紅葉である。
同時に紅葉前の、豊かな葉の茂りには感嘆するしかない。
「はぜもみじ内に光の棲家かな」
𥽜の紅葉は、何故かしら内側から始まる。
緑の葉の茂る奥に、ほっこりと赤い葉が生まれる。
そう・・・まるで炎のように晩秋を告げるのだ。
そう・・・夜目には、まるでほむろのように妖しげに見える。
きみのように、妖しく蠱惑的ですらある。
荒 野人
だから、あれほど赤いのである。
万緑の季節、紅葉の季節と実に豊かな葉を茂らせる。
山𥽜、南京𥽜と二つの種ががいろじゅとして植栽されている。
どちらも、見事な紅葉である。
同時に紅葉前の、豊かな葉の茂りには感嘆するしかない。
「はぜもみじ内に光の棲家かな」
𥽜の紅葉は、何故かしら内側から始まる。
緑の葉の茂る奥に、ほっこりと赤い葉が生まれる。
そう・・・まるで炎のように晩秋を告げるのだ。
そう・・・夜目には、まるでほむろのように妖しげに見える。
きみのように、妖しく蠱惑的ですらある。
荒 野人