柿の葉が、重厚に色づき始めたのである。
その肉厚の葉が色づくと、誠に存在感があるのだ。

今のうちだから、柿紅葉をしっかりと詠もうと思っている。
時間が経てば、木守柿の時間に入っていくからである。

既に、一個だけ残された柿も散見される気配である。
桜紅葉には、黄色と赤色と二つの色変化が見られる。

柿紅葉は一葉の中に小宇宙が存在する。
一葉で、色彩の曼荼羅となっているのである。
虫食いの痕なども残ったりして、自由気儘に枝に付いている。

「柿紅葉色味の深き小宇宙」

かくして季節はズンズン進んでいくのである。
今日は、既に11月3日である。

7日には「立冬」となる。
今月は、八ヶ岳の麓に少しの時間身を置く事となっている。
地産地消をコンセプトとした「和食懐石」などを楽しむ予定である。
もちろん、温泉も楽しむのだけれど・・・。
きっと、霜柱の便りなども期待できるのだ。
ゆったりとした時間が流れる、そんな老人になりたいものである。
いや、少し・・・大分無理かな?
荒 野人
その肉厚の葉が色づくと、誠に存在感があるのだ。

今のうちだから、柿紅葉をしっかりと詠もうと思っている。
時間が経てば、木守柿の時間に入っていくからである。

既に、一個だけ残された柿も散見される気配である。
桜紅葉には、黄色と赤色と二つの色変化が見られる。

柿紅葉は一葉の中に小宇宙が存在する。
一葉で、色彩の曼荼羅となっているのである。
虫食いの痕なども残ったりして、自由気儘に枝に付いている。

「柿紅葉色味の深き小宇宙」

かくして季節はズンズン進んでいくのである。
今日は、既に11月3日である。

7日には「立冬」となる。
今月は、八ヶ岳の麓に少しの時間身を置く事となっている。
地産地消をコンセプトとした「和食懐石」などを楽しむ予定である。
もちろん、温泉も楽しむのだけれど・・・。
きっと、霜柱の便りなども期待できるのだ。
ゆったりとした時間が流れる、そんな老人になりたいものである。
いや、少し・・・大分無理かな?
荒 野人