エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ベニカナメモチの花

2015年05月03日 | ポエム
「賑やか」という花言葉を持つ。
同種に、レッド・ロビンという種がある。



ロビンのシンボルツリーでもある。
賑やかな白い花が、まるでスモークのように咲いている。
春から初夏にかけて咲くのである。

季語としては、春で良いだろう。



春先に葉が紅葉し、冬に緑色となる一風変ったバラ目バラ科カナメモチ属の常緑広葉木小高木です。新芽の頃の紅葉は、アントシアニンという成分で葉が赤くなります。







「淡あわのベニカナメモチ衣纏い」







春~初夏、泡を吹いたように白い小さな五弁花を枝先に多数つけて散房状花序を形成します。



レッド・ロビンはベニカナメモチより新芽の赤が濃く、葉が大きくて柔らかく、葉縁のギザギザ(鋸歯)が控えめです。



生垣の白い花。
街中を散歩する時、楽しめる花である。



       荒 野人