エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

薔薇・・・そうび又はしょうび

2015年05月28日 | ポエム
薔薇は「ばら」「そうび」あるいは「しょうび」等と読む。

ぼくは、夏は「ばら」と読む。
冬は「そうび」と読みたい。



赤い薔薇は、情熱的である。
更にいえば、命の「ほのほ」を想起させる。
だからだろうか、赤い薔薇は母のシンボルでもある。



ぼくは、愛する人の薔薇はこの色にしたい。



水の滴る薔薇は、それだけで一個の宇宙である。







「水玉の薔薇の生命の炎かな」







赤と黄色。それぞれが主張するのは「いのちのほのほ」である。
そうであるに違いない。



薔薇を育てると云う事は、いつでも目をかける事。
水やりを忘れない事。
害虫との戦いを放棄しない事。



丹誠込めて育てると云うことである。



薔薇の花が鮮やかに咲くと云う事は、何ものにも代え難い宝物である。



更にいえば、丹誠へのご褒美でもある。


      荒 野人