エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

車輪梅

2015年05月11日 | ポエム
葉の形が、車輪を重ねているように見える。
花が梅に似ている。



花言葉は・・・。
「愛の告白」「そよ風の心地よさ」「純真」である。







「車輪梅轍の跡の水たまり」







満開で、生け垣全体に咲いている姿も良いけれど・・・。
こうして密やかに咲いているのも良い。
車輪梅は雨上がりに出会うと良い。
しっとりとして、思慮深げである。

余談だけれど・・・。
車輪梅の樹皮は、大島紬の染料として使われる。
奄美大島も、そろそろ梅雨入りだろうか。
週間天気予報を見ていると、はっきりしない日が続いている。

更にいえば、台風も近づいている。
島の生活の安寧であることを、祈る。



      荒 野人