エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

シモツケ草

2015年06月20日 | ポエム
シモツケソウである。
花のさかりは、見事である。
あたかも、カンザシであるかのように天を向く。

見方によれば、縄文の飾りでもある。



薔薇(ばら)科である。
学名は「Spiraea japonica」。
Spiraea : シモツケ属
japonica : 日本の、といった意味である。



Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語のspeira(螺旋(らせん)、輪)」が語源である。



開花時期は、 6月初旬から8付き下旬頃。
ピンクまたは白色の花が密生する。







「下野草さしたることのなかりけり」







下野国(栃木県)で最初に発見されたことから「下野」と名づけられたのである。

花言葉は・・・。
「整然とした愛」「努力」「自由」「気まま」である。



      荒 野人