エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

沖縄

2015年06月23日 | ポエム
「戦争は終っていない!」その言葉が、重い。
今日、沖縄は慰霊の日を迎えた。
あの日から・・・組織的地上戦が終ったその日から70年。

その節目に、日本の為政者は日本を戦争の出来る国へ変えようとしている。
季節は、翠滴る候である。



この滴る緑を枯らしてはならない、のである。
豊かで、鮮やかで、奥深い日本の自然。

ぼくたちの次の次の世代に、キチンと手渡すこと。
それが、団塊の世代の責務であるのかもしれない。







「オキナワやカタカナで書く暑き日々」







ぼくは、安穏に俳句を詠んでいる。
それで良いのか・・・。
俳句の力は、どこにあるのか・・・。

そのことを模索する日々である。
言葉の力。



575の力。
何を訴えるのか・・・その命題と課題。



季語の力。
だがしかし、その事への拘泥(こうでい)。
形式の揺ぎない美。
けれど、それで良いのか。

瑕疵という美もある。
雑味という美もある。

俳味とは何なのか?
それを自問自答する日々である。


       荒 野人