実家館山の近く。
房州里見藩の鍛冶ものの流れを汲む刃物屋さんが、この江見には数軒ある。
その中の一軒「中屋雄造鋸店」にお邪魔したところ、大阪高島屋の展示販売への荷造りで忙しい様子だったが、鋸を見せて頂けた。
漁船づくりのための船鋸が一時期とても盛んに製造されたようですが、職人も時代に沿い、今は船鋸は博物館だけだとか。
それに替わって、現在は木工用の鋸だとか盆栽用の需要が多いようです。
特に木工用は、今回大阪の百貨店に呼ばれているように、大阪の唐木細工職人も利用されているようです。堅い木を切るのに非常に使いやすいそうです。
盆栽用の鋸は私が以前見たときに気に入った竹の柄でした。
その自然な感じがとても気に入ったのですが、
おじさんに聞くと、竹の柄は盆栽用だけで木工細工は通常の整った柄にしているそうです。やはり正確な細工をするには整った形をした柄のほうがずれないようです。格好では仕事ができませんね。
さて気になるお値段ですが、やはり職人の一点ものですから、なかなかいい感じです。
おじさんにもアドバイスを頂いたのですが、
「どのくらいの大きさの何を切って、どうするか」
が決まっていないと、なかなかいい道具を見繕ってあげることもできないそうです。
たしかにそうですね。
将来、私の方向性が決まり、仕事を始めたら改めて、いい鋸を見にきたいと思います。
あとちなみに「中屋」というのは、刃物屋さんの別称といえるくらいメジャーで、名前というよりは、刃物屋をあらわす記号のようなもんだそうです。
勉強になりました。
房州里見藩の鍛冶ものの流れを汲む刃物屋さんが、この江見には数軒ある。
その中の一軒「中屋雄造鋸店」にお邪魔したところ、大阪高島屋の展示販売への荷造りで忙しい様子だったが、鋸を見せて頂けた。
漁船づくりのための船鋸が一時期とても盛んに製造されたようですが、職人も時代に沿い、今は船鋸は博物館だけだとか。
それに替わって、現在は木工用の鋸だとか盆栽用の需要が多いようです。
特に木工用は、今回大阪の百貨店に呼ばれているように、大阪の唐木細工職人も利用されているようです。堅い木を切るのに非常に使いやすいそうです。
盆栽用の鋸は私が以前見たときに気に入った竹の柄でした。
その自然な感じがとても気に入ったのですが、
おじさんに聞くと、竹の柄は盆栽用だけで木工細工は通常の整った柄にしているそうです。やはり正確な細工をするには整った形をした柄のほうがずれないようです。格好では仕事ができませんね。
さて気になるお値段ですが、やはり職人の一点ものですから、なかなかいい感じです。
おじさんにもアドバイスを頂いたのですが、
「どのくらいの大きさの何を切って、どうするか」
が決まっていないと、なかなかいい道具を見繕ってあげることもできないそうです。
たしかにそうですね。
将来、私の方向性が決まり、仕事を始めたら改めて、いい鋸を見にきたいと思います。
あとちなみに「中屋」というのは、刃物屋さんの別称といえるくらいメジャーで、名前というよりは、刃物屋をあらわす記号のようなもんだそうです。
勉強になりました。