=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

高原の風

2009年08月17日 | 【日記】いろいろ
伊那に戻ってきました。

朝早めに家を出たので、中央道下りということもあり、たいした渋滞にも遭いませんでした。

アパートに着いて車を降りると、吹き抜けていきました。

信州の風はやっぱり涼しいです。


でも、そのあと畑を見ると勢いよく成長した雑草に私の作物が埋まっている姿を発見し、草刈り。
やっぱりまだ暑かったです。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの工作

2009年08月17日 | 【完成品】独立前の作品です
おそらく?人生最後の夏休みでしたが、今回は旅行には出かけませんでした。

実家で小学生並みに工作をしていました。


今回の作品は「写真立て」

将来的にたくさん作っていきたいと思っている(市場や採算性はまだ考えていません)ものですし、現在の私の力量ではまだ箪笥などは無理なので、ちょうどいい課題です。

でも、こんな小さな物でも、工作機械の必要性を感じました。

今回のポイントは3つ

1.留めという角で縦と横の板を45度に組み合わせるところ
  
なかなか手鋸では正確な45度にならず隙間が空きがち。
機械があれば一発なのに・・と思いながら、でもこのくらいはできないとね。

2.裏板がはまる溝加工
  
4ミリ×3ミリくらいの溝を作りますが、これもトリマーなどがあれば一発。
でもないので、ノミと際鉋でやりましたが、なかなかきれいにならない。

3.カンザシといって、角に板を挟んで埋め込みます
  
カンザシをベニヤ板2.5ミリ厚にしたので、その2.5ミリの溝を掘らなければいけません。そのくらい厚めの丸ノコがあればいいのですが、やっぱりないので、手鋸で切ります。しかし鋸厚が1ミリくらいのため2.5回くらい切れ目を入れるのですが、これがなかなかきれいにいきません。


「アナログでできない奴はデジタルも使いこなせない」
「手でできない奴は機械も使いこなせない」

というのが私の持論なのですが、
「でも機械があれば・・・」という思いが頭を掠めます。

機械の設備投資も相応にお金がかかりますし、
一方で手加工もやらなければ上達しない

手加工と機械の誘惑。
今後も長い葛藤になりそうです。


<おまけ>
木版画で住所スタンプを作りました。
これで遅めの「残暑見舞い」が出せる?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする