餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ほんとうのさいわい

2021-09-10 22:54:25 | 本と雑誌

ほしおさなえ「活版印刷三日月堂 星たちの栞」読了。
ようやく1巻が読めました。弓子さんの話だったのか。紙屋ふじさき記念館に三日月堂が出ていましたが従業員が三人いました。川越にある三日月堂の再始動の話です。閉まっているはずの三日月堂に電気がついている、というところから始まり帰って来た孫の弓子さんが残っていた印刷機を使ってみる話。色々印刷を請け負うそれそれの人達の話。確かに活版印刷っていいですよね。印字に存在感があります。活版印刷といったらやはりジョバンニの働いていたところよね。


陽が重なる倍々の日

2021-09-09 23:01:20 | 日記・エッセイ・コラム

珍しく思い出しました。九月九日だ。今日は重陽の節句だ。菊の和菓子でも買いに行こう。デパートの和菓子売り場を見ましたがないないないっ。時間が遅かったのか、しかし生菓子自体が少ない。で、やたら栗物は多い。栗は好きだけどどうして和菓子店でもモンブランなの?好きだけど。郊外の和菓子屋さんに午前中行くといいのでしょうが。それとも旧暦なのかな。菊を育てていれば夕べ花に綿を置いておいて朝露をしみ込ませ、今日それで体を拭くのよね。鼻の脂くらいしか拭けそうにないけど。雰囲気よ雰囲気。菊酒とか。まあ毎年忘れているんですけどね。


亥の子餅が足りない

2021-09-08 22:19:07 | 本と雑誌

森谷明子「矢上教授の十二支考」読了。
理系学部で日本古典文学を教える矢上教授は大のミステリ愛好家。その教え子御牧咲は夏休みのレポートのため母の従兄の家があるこぶし野町にやって来ました。こぶし野は盆地で回りをぐるっと十二支の神社が取り囲んでいますが丑の神社だけありません。レポートの相談だけでなくそこで起こった不思議な話しも一緒に教授にメールを送ると、あっさりした返事が返ってきますが違った方向も示唆されます。そのうち教授がやって来て。
ほのぼのした日常の謎系かと思いきや、意外とドロドロした思惑も絡んできます。ある意味歴史ミステリーでもあります。ささやかなこぶし野は城を持てなかったにも関わらずどうして現代まで生き残って来たか。小さな町でも当たり前のように歴史があるものなんだなと思いました。


死んだ振りしなさい

2021-09-07 23:41:08 | 映画

映画「シャン・チー テン・リングスの伝説」を見て来ました。
おおっ、これはまんが日本昔ばなしだ。私の年代だと主人公よりお父さんの方がかっこいいと思うのですが。だんだんアクションで格好良く見えて来ます。妹がハイヒールリンゴさんおばさんが戸田恵子さんに見える(目は悪いです)。お母さん綺麗です。アクションはバリバリ、CGもバリバリ、エフェクトバリバリです。ドクターストレンジとつながっているのかな。マカオは工事の足場が竹なのね。やはりカラオケ行くのか。