ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

北海道のこと その3

2007年08月11日 | R1150RT (2001) あお号

オートバイを走らせるのが好きな人に「道が好き」ってひとが多い。

目的地へ向かって移動するんじゃなくて、目的地への行程自体が楽しいのだ。

もちろん、温泉に入ったり、おいしい土地の物を食べたりも好きなんだよ。

でも、五感に沁みてくる道路(みち)ってのがあって、

走っていると、思わず笑みがこぼれたり、鼻歌が出たりするのだよ。

2007_0811_01

根室から釧路までの太平洋側を道々123号線と142号線がつないでいる。

通称「北太平洋シーサイドライン」

地図で辿ると、なるほど海沿いを走る道路だけど

実際は海を見られる箇所は少ない。

おまけに北海道にしては道幅も狭く、直線もあまり無い。

けれど、いま思い返しても、そしてその時のメモ書きを見返しても

この道が今回走った中で「ベスト」と断言できるルートだと思う。

何が、と云われても具体的に挙げにくいんだけど

とにかく良い。まちがいないよ。としか云えないな。

途中にとても美しい霧多布湿原もある。こちらも必見!

林道も多いのでオフローダーにもおすすめかもしれない。