ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

奥琵琶湖は今年も時雨

2008年12月01日 | R1150RT (2001) あお号

なんだかんだで、今年ももう師走だ。

この時期になると雪の便りも聞こえてきて

ああ、もう信州も無理かなーなんて寂しくなるね。

なぜかこの晩秋の頃に行きたくなる「奥琵琶湖」に行ってきた。

毎年のように冷たい時雨に遭うけど

今年もやっぱりしっかり雨にやられたよ(さすが雨男)。

        ○

しっかり電熱ベストに身を包み

名神を西へ進む。

100km以内なら半額にしてやるという甘いささやきに乗せられ

関ヶ原で高速を降りてしまう。

どうせ急ぐ旅でもないのでそれはそれで良いのだけど

木之本につながる国道はトラックの抜け道か?

土曜日なのにトラックだらけで流れが遅い。

国道365号線は伊吹山の麓をぐるりとたどる

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伊吹山はまだ雪もなく、青空にそのつるんとした頂を見せる。

陽の差さない切通しには冷気が淀む。

辺りの空気はひんやりとして肌寒い。

今日は電熱ベスト大活躍だ!

        ○

木之本から国道303号線に入る。

トンネルを抜けるたびに高度を上げるが

すでに凍結の恐れがあるのか、融雪装置が作動しているところがあった

大量の水が5m間隔くらいで噴射されて道路は水浸し。

ノズルがあらぬ方向を向いているものがたまにあって

ヘルメットを直撃してくるヤツもある!

雨でもないのに、前の車がはね上げる飛沫とあいまって、

あっという間にびしょびしょになってしまった

        ○

いつもの場所(赤崎辺りの東屋)にあお号(R1150RT)を乗りつけ

のんびり琵琶湖を眺めてすごす。

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今年は紅葉がきれいだね。

奥琵琶湖は今年も寒気が流れ込んで時々時雨れるけど

ボクはこの情景がとても好きだ。

もっとゆっくりしていたかったけど、遅くなると本降りになると予報がいうので

雲が厚くなる前にあお号に跨り、琵琶湖を後にした。

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