ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、絢爛豪華な音の洪水を体験できるので、オーディイオ愛好家にはなくてはならない音源である。
そのためもあって、小生は、この曲のレコードを10何枚か持っているが、ウイーンフィルの演奏に出会うのは初めてである。
指揮は、この種の音楽を得意とするロリン・マゼール。
録音は、1974年ウイーン楽友協会で行われた由。
単に、いろいろな音を派手に出すという演奏ではなく、説得力に富んだバレエ音楽に仕上がっている。
ジャケットも、有名なアンリ・ルソーの「豹に襲われる黒人」が使用されていて興味深い。