最近、カスハラ(カスタマーハラスメント)が蔓延しているやに聴く。
これに対応するため、東京都などでは「カスハラ条例」の制定も検討しているようだ。
その具体例として、コールセンターとのやりとりがあるようだ。
小生は、最近次のような経験をした。
つまり、Amazon Music の再生に問題があり、コールセンターに電話をしたのだが、その対応たるやカスハラが起きても仕方がなかろうという感じであった。
つまり、オペレーターが第3国人で会話が十分でなく、且つ、クラシック音楽を知らないため小生の主張を理解してもらえない。
結果、事実確認に時間を要し、小生のイライラは募るばかりであった。
具体的には、クラシック音楽の場合、演奏時間が30分を越すような長い曲があるのだが、これをトラック分けした結果、トラックの転換点で約1秒間の瞬断(無音時間)が発生し、聴くに堪えない状況になる。
つまり、この「瞬断」をトラックの切り替え信号としているのだ。
これでは音楽が台無しだと抗議すると、オペレーターは「Amazonの標準だ」と言って譲らない。
これでは、有料で配信を受けている顧客の立場がない。
思わず大声を上げそうになったが、「カスハラ」問題が頭をよぎりグッと堪えた。
本件、CDの再生では発生しないのに、同社のストリーミングサービスでは(他の似たような楽曲でも)発生するから、抜本的な見直しをしないと解決できそうにない。
トラックの転換点でブチ切れる楽曲
蛇足:本件について、先ほどAmazonから次のような回答があった。
「Amazon.co.jpにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
検証を行いましたが、ギャップレス再生(曲と曲の継ぎ目なく再生すること)は、ブラウザでは行うことは出来ませんでした。
検証でも再現できておりますが、楽曲の問題ではなく、ブラウザやアプリの仕様部分に当たる可能性が高いと見受けられます。
当サイトのMusicアプリであれば、ギャップレス再生による視聴が可能であることを確認しましたので、アプリの利用ご検討頂ますようお願いします。」
というものであったが、要は(小生指摘の通り)ブラウザで聴く場合、楽曲がブチ切れることは確認したようだ。
他方、アプリによる再生では問題ないと言うが、このアプリは「スマホ用」であってパソコン用ではない(ので、ダウンもインストールもできない)。また、長大なクラシックをスマホで聴くはずもあるまい。
ということで、「アプリなら問題ない」は解決にはならない。