このように言われて久しいが、自身を振り返ってもその通りだと思う。
小生の場合、ステレオ装置の入れ替えなどで、時々ドカンと出費することはあっても、それ以外はトンと買い物をする機会がない。
「機会がない」というより、その気がないというのが正直のところである。
勿論、コンサートのチケットや、ちょっとした日用品をネットで買ったりはするが、例えば、季節に沿って衣服を買い替えるとか、外食するとか、日常生活に伴う買い物をすることがほとんどない。
元々、衣服にしても身体に馴染んだものを着る方が楽だし、おしゃれをする気もない。また、外食チェーンなどで店員から「ご注文は”よろしかった”でしょうか」などと、声掛けされる違和感も味わいたくない。
また、公共料金や税金等、各種の支払いを口座引き落としにしていることが、物を買うという習慣をなくす要因になっているかも知れない。食材の購入も宅配(口座決済)だし、消費に前向きの行動をすることがない。
加えて、収入が固定化された年金頼りということもあるが、それにしても消費支出が少なすぎる。これでは景気などよくなるわけがない。