きのう(3日)、金沢では午前3時前にみぞれがあり、輪島では午前7時ごろに雪が降ったと金沢地方気象台が発表した。これが石川県地方の初雪となった。積雪はなく、平年より6日遅い初雪だ。
ところがきょう(4日)は左の写真のように一転して青空が広がった。北陸特有の「猫の目天気」、くるくると気圧配置が変わり天候は一定しない。それにしても、天を突く雪つりの風景が青空に映えて、アートの輝きを放っている。
天気も行き交っているが、季節も交錯している。下の写真は金沢大学の回廊から見える遅い紅葉の風景だ。季節が紅葉を追い立てるかのように風も吹き、雨も降るが、木々の方はゆっくりと紅葉を楽しんでいるかのようだ。秋と冬のスクルンブル、初冬の金沢の風景である。
⇒4日(日)午前・金沢の天気 はれ