ブログは続けることに意味がある。そのポイントは毎日のネタ探しをいかに行うかだ。そこで、ちょっと考えればネタは身の回りに転がっている。たとえば、お天気ネタがある。
テーマ「お天気ネタは身を助ける」
お天気ネタのよいところはオリジナルであることだ。全国一律ではなく、同じ日でも東京や北陸や沖縄などでは季節に応じた独特の天気状況というものがある。そして、その天気に沿った生活の話題というものがあるはずだ。
北陸の場合だと、「雪の季節到来、通勤途中に霰(あられ)が降った」という風景描写がある。それを写真に撮る。ガソリンスタンドではスタッドレスタイヤの交換で順番の列がついていて、ついでスタッドレスタイヤの交換は一本当たり850円ぐらいが金沢市内では相場ではないだろうか、と数字的なものを盛り込む。本来なら自分で取り付けるのだが、家人が「素人(私)が交換するとタイヤが外れるかもしれないので危ない」と信用がなく、ここ10年ほどはプロに任せている、といった余談を織り交ぜる。こういった内容でも十分にネタとして成立するものだ。
この季節ネタというのは相手が自然現象だけに、写真を撮影する場合に著作権や肖像、プライバシーといったものを心配しなくてよいという利点がある。加えて、天気概況の説明に欠かせない気圧や前線、雨量や風速、予報などは各地の気象台が数時間ごとに発表していて、データは豊富にある。時間の余力があったら季節の歳時記を著した本を読んで参考にすれば、話は十分に展開できるというものだ。文章やデータを抜粋するのであれば、「○○気象台によると」とか「○○社の××歳時記によれば」とかクレジットを入れると文章表現の信頼性にもつながる。
ついでに言うと、クレジットを入れる場合は出版社や気象台にいちいち断りを入れる必要はない。ブログを市販している訳でもないので、個人の「表現の自由」の範ちゅうなのだ。気兼ねなく使えばよい。
⇒6日(火)・朝 金沢の天気 あめ