当初、午前中にTOMIXC57の整備を終えて、午後から軽く本線出場、その後「富士はやぶさ」の整備と考えていました。しかし、C57を本線出場させたら、C57の走りに魅了されてしまい、「富士はやぶさ」はすっかり「そっちのけ状態」になってしまいました。
さらに、KATOC62も出場させてしまい、もう今日は収拾がつきそうにありません。
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待ちに待った週末です。早速TOMIXC57-135号機を堪能しました。
まずは、各種パーツの取り付け作業です。パーツ類を列べてみると、かなり点数があるように思えましたが、予備で1セット入っていたり、重連用カプラーが複数添付されているため、実際に取り付ける部品はそう多くありません。
添付されいたパーツ類
ナンバープレートと さよなら運転用ヘッドマーク
さよなら運転用ヘッドマークの取り付けは、KATOC62と同様に添付されているヘッドマーク掲示用デッキに取り付け・交換して使います。しかし、弊社ではさよなら運転をする予定が全くないので、恐らくこのヘッドマークと掲示用デッキはお蔵入りとなることでしょう。
さて、早速ナンバープレートを取り付けてみました。ランナーからカッターで切り落とし、接着剤を使わずにそのまま取り付けました。パーツが無くても、これだけでもう貫禄十分です。個人的には蒸気機関車のナンバープレートはこのカラータイプが好きです。
ナンバープレートを取り付けた状態
デッキ付近のパーツを取り付けるため、一時的に車体から取り外す必要があります。慎重に引っ張ってデッキをはずし、さらに「解放てこ」も取り外します。
車体から取り外したデッキ部(左)とさらに分解した状態(右)
今回の製品には前位側テールライトが付属しています。取扱説明書には【上級者向け】のオプション扱いになっていますが、折角なので取り付けることにしました。デッキ上部を裏返すと、前位側テールライト用の位置が刻印されているので、それを目標にピンバイスで取り付け穴を開けました。
0.5mmのドリル歯による加工と加工位置の様子
取扱説明書の通り、当初0.5mmで加工してみましたが、実際にテールライトを取り付けようとしましたが、どうしても上手く入りません。そこで、一回り大きい0.6mmでもう一度加工したところ、今度はきっちり収めることが出来ました。
握り棒や手すりなどは、容易に取り付けることが出来ました。再びデッキ部を組み直し、車体に戻せば完成です。
パーツ類を全て取り付けたデッキ部を車体に戻した様子
「回転式火の粉止め」も付属しており、煙突に取り付けることが出来ますが、弊社のC57-135号機には取り付けないことにしました。
通常の煙突 回転式火の粉止めを装備した煙突
最後にヘッドライトの点灯の様子です。かなり明るく、遠くからでもくっきりとした照度です。
ヘッドライトの様子
実際に走らせてみましたが、実に滑らかで、モーター音もほとんどありません。蒸気機関車なのに「滑るような走り」を見せてくれました。また、下り坂もギクシャクすることなくスムーズに走行し、弊社のY字ポイントが連続するS字カーブも難なく走行します。心配していた弊社の半径243mmカーブも普通に走行してくれました(後述)。
R243を通過中のC57-135号機
これまでも素晴らしい車両たちに巡り会ってきましたが、このTOMIXC57-135号機はまさに傑作機ではないかと思われます。
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テンダー部側カプラーを交換するため、取扱説明書に従って台車を外してから、カプラーポケットを取り外しました。
車を外したテンダー部 テンダー部から外したカプラーポケット
C57-135号機のカプラーポケットは、比較的シンプルな構造で、カプラーを支えるピンもありましたので、特に手を加えなくても大丈夫かと直感しました。KATOナックルカプラーとして、かもめ用とEF66前期型を用意してみましたが、どちらも無加工で簡単に取り付けることが出来ました。ただし、アーノルドと比較すると、カプラーの首振りがやや小さくなりました。
かもめ用ナックルカプラー EF66前期型を取り付けた様子
画像がありませんが、今回はかもめ用ナックルカプラーを用いることにしました。スプリングもきちんとカプラーポケット内に収め、テンダー部に戻せばカプラー交換は完了です。
テンダー部に取り付けたナックルカプラー
連結させたときの状態です。左側がC57ですが、連結器に段差が認められ、ちょっと不安でしたが、このまま本線を走らせました。途中自然開放や脱線・脱輪等せず、問題なく弊社線を快走しました。見た感じが変ですが、実用上問題なさそうなので、連結器の位置は調整せず、このまま使うことにしました。
ナックルカプラーによる連結の様子 連結器の様子
TOMIXC243カーブレール上でのカプラーの様子
これまでの電気機関車と比べ簡単に取り付けられましたが、段差が気になります。もう少し手を加えればこれも修正出来るように思われます。
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