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Assyで組み上げたKATOオシ14「さくら」ですが、カプラー形状が異なるため、現在の手持ちの客車間では編成を組むことが出来ません。そこで、以前購入したTOMIXオロネ14のアーノルドカプラーをTNカプラーに換装し組成させることにしました。現存した編成とは異なる、恒例(?!)の「たまにはこんなシリーズ」ですが、オロネの台車交換・整備も兼ねた、カプラー連結試験を行ってみました。
TOMIXオロネ14は、以前ご紹介した通り、発売後かなり経過しており、プラ車輪等を実装しています。また、カプラーの腕も長いことから、台車を交換することにしました。
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供出する台車ですが、以前にジャンク品として入手しものから流用することにしました。台車を外し、カプラーを入れ替え、オロネに取り付ければ完成です。下図に加工したTNカプラーを換装させた様子を示します。
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加工したTNカプラーに換装させたオロネ14
早速、オシと連結させてみました。特段問題なく連結させることが出来ました。カプラー間の段差も無いように思われます。
KATO「さくら」オシ14との連結状態
ただ、若干無理があるのか、連結した状態で車体をひっくり返してみると、カプラーがやや斜行しており、オシの方で「ひずみ」を修正しているように思われます。
床下から見た連結状態
オシ+オロネとなってしまいましたが、この反対側にも同様に加工したTNカプラーを取り付けたTOMIXオハネ14系15形を用意・連結させ、下記のような7両編成で試験列車を走行させてみました。「青い+」は加工したTNカプラー、「黒い+」は従来のアーノルドカプラーです。
電気機関車+スハネフ+オロネ+オシ+オハネ+オハネ+オハネ+スハネフ
弊社のレイアウトでは、途中自然開放することもなく、特に問題なく走行させることが出来ました。従って、KATO「さくら」14系とは加工したTNカプラーで対応出来るものと思われます。
ただし、今回加工したTNカプラーどうしを連結させると、すぐに開放してしまいます。しかし、未加工のTNカプラーと連結させた場合には、開放しないようです。
加工したTNカプラー + 加工したTNカプラー → 開放する
加工したTNカプラー + 通常のTNカプラー → 開放しない
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