昨日、TOMIXにKATOオシ14で用いられているKATOのカプラー(Assy5170-2C3 オハネフ24増結前面カプラーセット)を接着剤で取り付けてみました。どうやら完全に接着したようなので、試運転を行ってみました。
昨日の段階では、台車を加工しておりませんでした。今日は、以前に購入したTOMIX「彗星」に入っていたダミーカプラー用の台車に交換しました。
ダミーカプラー用の台車枠を取り付けた様子
今回は24カプラーでオシと直接連結させたましたが、もう片側は前回と同様にTNカプラーを加工したオロネ14を連結させました。
編成は下記の通りです。「緑+」は接着した24カプラー 、「青+」は加工したTNカプラーそして「黒+」は従来のアーノルドカプラーです。なお、牽引機はTOMIXEF65PFです。
電気機関車+スハネフ+オハネ+オシ+オロネ+オハネ+オハネ+スハネフ
しばらく周回させましたが、脱線・自然開放することもなく、接着剥離も生じませんでした。また、C243カーブも問題なく通過しております。
C243カーブにおける連結面の様子
オハネ14に接着した際、カプラーがやや前に出過ぎているような感じがしましたが、カーブの通過状況を考えると、もう少し奥に取り付けても大丈夫だったかもしれません。
ただ、若干高さが異なるようです。オハネ14のカプラー位置がほんの少しオシよりも下になってしまいました。また、連結器の位置もややオシ側に位置しております。写真では目立ちますが、実際のレイアウトで走行させているときには、ほとんど気にならない程度です。
連結器の高さについては、貼り合わせるプラ板の厚さで調整出来るかと思われます。プラ板の厚さを1.7mm以下にした場合、カプラー本体のツメが出っ張りますが、それをニッパ等で切り落として、平らにすれば解決できると思われます。
オシ14とオハネ14との連結させた様子
TNカプラーを加工して連結させる方法を考えてみましたが、今回はTOMIXの車体に直接Assy5170-2C3 オハネフ24増結前面カプラーセットを取り付けて連結させる方法を試してみました。どちらも簡単な加工だけで済みます。個人的には後者の方法が確実に連結出来るように思われます。
ただし、オシ14を運用しない場合には、片側に24カプラーを取り付けた車両をもう一両用意し、ユニット化しなければなりません。今回はジャンク車両があったので、思い切ったことが出来ました。車体にカプラーを接着するのを避けたい場合には、失敗してもTNカプラー1個を損失するだけの前者の方が無難かもしれません。後者の場合には床下ユニットを別に用意するという対応もあろうかと思われます。
いずれにしても、弊社ではKATO14系「さくら」車両をTOMIX車両と混成させることができるようになりました。カヤ24についても同様の方法で連結させることが出来ることでしょう。
今回用いたジャンク車両
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