TOMIXキハ16M車(取扱説明書:ver.1 2005年3月版)の「灯り窓」の修繕を行いました。前回報告した通り、経年劣化により下回りの塗装が剥がれる状態にあるようなので、まずこの塗料を綿棒でこすり落としました。軽く綿棒をなぞっただけで、簡単に塗料を落とすことができました。車体の「灯り窓」部に付着した塗料も同様に綿棒で落としました。
塗装を剥がす前の様子 塗装を剥がした後の様子
付着した塗料を落とした様子 綿棒に付着した塗料
再生産されたキハ10M車では、「灯り窓」の部分が塗装されていましたので、それを参考につや消しブラックで車体裏側から4カ所全て塗装しました。塗装といっても、色を置いただけです。
塗装に用いた水性ホビーカラー 「灯り窓」を塗装した様子
十分乾かしたところで、車体をのせてみましたが、下図の通り良い感じになったのではないかと思われます。
塗料を落とした下回り
「灯り窓」を塗装した車体
それらを重ね合わせた「灯り窓」の様子
経年劣化して今度は「灯り窓」の塗料が剥がれてくるかもしれませんが、今日のところはこれにて終了としましょう。
そういえば、「灯り窓」といえばキハ20系です。塗装をしながら、キハ20系のことが心配になりました。弊社のキハ20系は新製品として発売された直後(2007年7月)に購入したものです。
恐る恐るキハ20M車の車体を外してみましたが、「灯り窓」の部分は再生産されたキハ10M車と同様にきちんと塗装されておました。どうやら塗装剥がれは、弊社の場合キハ16だけだったようです。
キハ20M車の「灯り窓」の様子
キハ20M車の「灯り窓」の仕組み
ところで、いつも塗装をするときは市販の銀皿を使っているのですが、今日ちょうど飲み終わった飲料水のペットボトル が手元にあったので、試しにキャップを銀皿の代わりに使ってみました。径が小さい割に深さがあり個人的には使いやすく、ミネラルウォータのキャップなら、(小生は)そのまま使えます。小さいので邪魔にならず、ちょっと塗装したい時にはこれから重宝しそうです。よろしければ、一度お試しあれ。
銀皿の代わりに用いたペットボトルのキャップ
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