かなり以前の話で恐縮ですが、数年前にKATOからクハ86-300など80系電車が単品で再生産された頃です。当時は、湘南顔のクハ86-300よりも国電顔のクハ85-300に心惹かれてしまい、クハ85-300を一気に3両も増備したのですが、湘南顔は1両しか購入しませんでした。
お察しの通り、しばらくすると湘南顔をあと1両増備したくなったのですが、既に時遅し、どこにも在庫がなく、頼みのAssyパーツもクハ86-300に関しては品切れで、これまで悶々としていました。
単品で購入したクハ86-300
先日、模型店巡りをしていたら、80系「東海・比叡」セットの「バラし売り」をしているところがあり、運良くクハ86-300がありましたので、迷わず購入しました。これでやっと数年越しに湘南顔で編成を揃えることができます。
「バラし売り」で入手したクハ86-300
ところで、セットのクハ86-300には、単品のそれとは異なりスノープロウが付いています。台車にスノープロウを取り付ける構造なので、TOMIXのC243曲線ではちょっと興ざめた姿になってしまいます。
クハ86-300(セット)のスノープロウ クハ86-300(単品)の下回り
スノープロウを取り付けた状態 ワンタッチ方式による取り付け
曲線区間におけるクハ86-300スノープロウの様子
しかし、クラシカルな編成をのんびりと走らせてみるのも、なかなか乙なものです。
THE 湘南電車
関連記事
・クハにおける内向性と外向性との差異について - KATO
・スノープロウ - KATO