アキバを歩いてみた

2011-04-10 22:01:48 | その他

昨日の話ですが、震災以来、色々とお世話になった友人と、「消費をしよう」ということで会食をすることになりました。待ち合わせまで時間を利用して、やはり「あの日」以来のアキバ巡り・模型店へ行ってみました。

気になる車両や買わずに見送っていた車両がセール品等で販売されていたり、しばらく品薄だった車両なども見つけることができ、久しぶりにワクワクとした気持ちになりました。

しかし、自粛しているつもりではないのですが、どうも手が伸びません。はっきり書けば「鉄道模型を買いたいという意欲がわかない」のです。以前なら必死に悩みながらアレコレと品定めをしていたのに・・・もちろん、店頭に在庫があったからといって、無理して買うものではありません。きっと「今」の小生の生活において、鉄道模型の必要度が低いのだと思われます。しかし、時間が経てば、また見えない魔物・物欲との飽くなき戦いがはじまることでしょう。

お店を出ると、すっかり日も暮れて、街灯や各店舗の看板も減灯していたためか、アキバの街がまるで白黒写真のようでした。時計を見ると、友人との待ち合わせには、少し時間があります。

「まだ行ける!」

青色が妙にまぶしい横断歩道信号機に手招きされたかのように、模型店を背にし、急ぎ足で次のお店を目指しました。

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