GMの京王帝都5000系のカプラー交換をしてみましたが、どうしてもGM製台車のカプラーポケットに密連型TNカプラー、特にスペーサーを取り付けると入れ込むことが極めて困難になります。いい加減 イライラ してきました。そこで、TOMIXの車両ケースに用いられているスポンジを利用して簡単な交換用治具を用意してみました。
車両ケースに使われているスポンジ
スポンジの適当な場所に台車が収まる程度の溝・穴を適当に開けました。この溝・穴に大胆にも台車を下図のように差し込み、台車を固定します。溝・穴が大きすぎると、うまく固定できません。スポンジの収縮性を利用して、少し狭い・小さいくらいがちょうど良いかと思われます。
スポンジに入れた溝・穴 それの拡大
溝に台車を差し込んだ様子 それを拡大した様子
先端が極小のマイナスドライバを一本用意します。GM製台車のカプラーポケットの側面には切れ込みがありますので、そこからマイナスドライバを差し込み、その先端部でスプリングを押さえつけます。ドライバでスプリングを押さえつけようとすると、下向きに力が作用するため、ちょうど台車もスポンジの溝にしっかり押さえ込むことができ、安定させることができます。
用いたマイナスドライバ ドライバで台車のスプリングを押さえている様子
スプリングの押さえ方(横) スプリングの押さえ方(正面)
ちなみに今回はTNカプラーの末端部にあるボスを切り落としました。マイナスドライバでスプリングを押さえつけた状態にしてから、TNカプラーを入れ込めば、治具を使わないときと比較して、簡単・短時間のうちにTNカプラーをポケットに入れ込むことができました。治具を使えば、1カ所当たり5分もあれば換装できると思われます。
標準状態(左)とボスを切り落としたもの(右) TNカプラーを入れ込む様子
一応、京王帝都電鉄5000系7両のアーノルドカプラーを全てTNカプラーに換装し、本線出場させてみました。問題なく走行しましたが、車重が軽いためか、ポイント通過時に脱線・離線する現象がしばし認められました。しかし、連結器が原因となるような脱線等ではないと認識しております。もう少し、車重を重くすれば、解決できるのではないかと、お気軽に考えております。
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