脱線防止対策 - 鉄道模型

2009-11-01 23:26:41 | レイアウト・制御・保守など

脱線ほど悲しいものはありません。そこで、日頃から脱線しないレイアウト作りを心がけています。今回は簡単な脱線防止対策をご紹介致します。

たびたび脱線する車両として話題に挙がるのがKATOEF66ですが、これ以外にもKATOスハ43系がよく脱線を起こしました(現在は、全ての車両において脱線は起きない)。

スハ43系の場合、下図の×印の単線トラス形鉄橋から曲線C243に進入するところで必ず脱線しました。これを防ぐため、実際の鉄道のように脱線防止用レール等を取り付けられないかと試行錯誤してみましたが、小生の実力では無理でした。


トラス形鉄橋からカーブに進入する際に脱線

自分で脱線防止用レールを作ることが出来ないので、何か代替策を模索していたところ、ちょうど手元にあったTOMIX踏板型方向指示LEDを試しに取り付けてみました。すると、見事に脱線防止の役割を果たしてくれました。

車輪がカーブにさしかかり、レールから外れようとするのを、この踏板型方向指示LEDが防いでくれるようで、これを取り付けてから、全く脱線しなくなりました。本来の使い方とは異なりますが、脱線防止対策として重宝しております。


踏板型方向指示LEDと車輪通過時の様子

レイアウト製作をはじめた頃は、よく曲線ポイントN-CPL317/280上で脱線が起きました。これを解決するために、曲線ポイント部に「傾き」をつけて対応しました。このブログタイトルに使用している写真ですが、旧国がちょうどTOMIX曲線ポイントN-CPL317/280を通過しているところです。しかし、実は曲線ポイントが少し浮かび上がっています。


曲線ポイントの「傾き」の様子(爪楊枝が見える)

曲線ポイントの外側とベニヤ板との間に「爪楊枝」を挟み込むことで、「傾き」を作りました。現在ではバラストを撒いてしまったため、「爪楊枝」を見ることが出来ませんが、これのおかげで脱線は起きていません。

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