反射板ヲ塗装セヨ - 鉄道模型

2009-12-20 23:16:04 | その他

先日から悪戦苦闘していたTOMIXコキに付属している反射板の塗装ですが、密かに新たな手法の開発を行っており、その目処が立ったため、EF80を購入した際、実は反射板用の塗料としてタミヤカラーレッド(X-7)も購入してみました。



新たな手法とはズバリ爪楊枝です。以前に爪楊枝で余計な部分をふき取ったことを記しましたが、そこからヒントを得ました。

 
前回のイメージ            新たなツール「爪楊枝

爪楊枝 の先端部の適当な位置をニッパで切り落とします。先端部は徐々に細くなっていくので、任意の位置で切断すれば、直径の異なる円形を用意することができます。
力を入れて切断するため、形状がやや楕円形になってしまうため、ツメで形を円形に整えます。

 
先端部をニッパで切断      切断直後の断面

 円形になるようにツメで整えた様子

さて、「何をするか」です。下図をご覧下さい。切断した先端の円の部分が、反射板の○部分よりも一回り小さい程度になるようにします。小さすぎてもピッタリでも具合が悪いので、失敗したらもう一度切り直すか、切りすぎた場合は新しい爪楊枝で再度切断します。

 爪楊枝の直径< 反射板の直径

これで下準備は完了です。反射板の塗装ですが、ガンダムカラーで縁を銀色にマスキング無しで着色していきます。多少円内にはみ出てもかまいません。乾いたところで、爪楊枝の登場です。円形にした先端を、ほんの少しタミヤカラーに浸します。コツがいるのですが、少なくても多すぎても上手くいきません。


ガンダムカラーでの縁塗り       爪楊枝の先端にカラーをのせた様子

この状態で(写真がありませんが)スタンプのように 反射板の赤い円内に真上から爪楊枝にのせたカラーを差します。静かに「接触」させるようにします。押し当てる必要はありません。カラーは液体ですので、反射板に近接すると、表面張力により自然と反射板上に吸い寄せられ、等円状にカラーが拡散していきます。カラーの量が少ないと上手く拡がりませんし、多いと溢れてしまいます。コツが必要ですので、使わない部品を使って練習してみるとコツがつかめるかと思われます。

 
縁取った円盤に色を差すイメージ   実際に色を差した様子

こうすれば、ほぼ真円状に赤で着色できますし、はみ出た銀色も赤で上塗りすることができます。乾いたら、爪楊枝を使って修正していきます。この時、縁に赤がのっても無視します。最後の仕上げで調整します。

赤色の塗装が完成したら、ニッパで再び爪楊枝の先を切断します。今度は先を「マイナスドライバー」のような形状にします。赤と同じようにガンダムカラーの銀色を先端にのせます。先端の形状を上手く利用して、縁へ静かに色をのせていきます。もし、円内に銀色が入ってしまったら、爪楊枝の先をニッパで切り落とせば、赤の色差しに使うことができます。ニッパで切断するときはゴミ箱の中で行うと切断した部分を拾う手間が省けます。

 
仕上げで銀を再び差したところ   完成した反射板

かなり簡単にマスキング無しで反射板の赤を塗装できると思われます。また、準備するのも爪楊枝1本と150円のタミヤカラーだけです。

折角なのでKATOタキ反射板を取り付けてみました。位置などは適当です。実車と異なるかと思われますが、まあそこはご愛敬です。

 
塗装した反射板を取り付けたKATOタキ1000

まだまだですが、それなりに雰囲気は出ていると思われます。

 

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EF80 - KATO

2009-12-20 21:52:00 | KATO-機関車

今回のタイトルはズバリ「EF80」にしました。KATOの機関車の新規購入は「EF64 1000番台 JR貨物新更新色」以来久しぶりなのですが、今回EF80を購入してかなり構成がユーザーフレンドリーになっていることに驚かされました。この間に何種類かの製品が発売になっているので、「今さら何を」と思われるかもしれませんが、小生なりの感想を記してみます。

今回EF80に添付されていたのは、ナックルカプラーとナンバープレートのみでした。取り付け部品が少ないので、ちょっと物足りなさを感じましたが、実際に作業をしてみると、作業性の良さに満足感で満たされました。

まずはナンバープレートからです。同じようなパーツが2種類入っていますが、ランナー側面に「SIDE」、「FRONT」と刻印がしてあり、間違えたり取扱説明書で確認しなくても済むように配慮されています。

また、ナンバープレートも骸骨のような感じですが、指で簡単に折り曲げることができ、車体にはめ込めば、バリも隠れる構造なので、工具で慎重に切り離さなくても大丈夫な設計になっています。C62のナンバープレートもこんな感じだったかもしれません。

車体にはめ込んでみました。ちょっときつい感じもしましたが、指で押し込めばパチンとはまります。接着の必要もありませんし、近接撮影だと線が浮かんでしまいますが、肉眼ではナンバープレートとの境界線がほとんど目立ちません。非常に簡単でしかも綺麗です。


ナンバープレートを取り付けた状態

次に片側だけアーノルドカプラーをナックルカプラーに交換してみました。以前は交換にやや苦労した車両もありましたが、EF80は本当にワンタッチ(?!)で交換することが可能です。指


アーノルドカプラー          ナックルカプラー


排障器の取り外しの様子      ナックルカプラーを取り付けた様子

これで、全てです。

文章にすると、かなり味気ない感じですが、誰でも簡単に間違うことなく取り付けや交換ができるように設計がされている、と作業をしながら感心しました。

一つ一つ部品を取り付けていく作業も面白いと思うのですが、中には苦手な人もいるかと思われます。購入した機関車のナンバーを選ぶだけでも、どれにしようかと迷うものです。
やっとの思いで選択したナンバーを取り付けて、直ぐに走らせることができれば、手にした満足感を大いに味わえるのではないでしょうか。

個人的にはもう少し部品の取り付けを楽しみたいと思いましたが、製品の完成度が高いだけに、納得がいく一台となりました。

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 ・EF80 を予約 - KATO

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EF80 が入線 - KATO

2009-12-19 22:01:14 | KATO-機関車

今年も早いもので残りあと僅かとなってきましたが、そんな年の瀬迫る中、KATOEF80が入線してきました。ピンク色の機関車は初入線です。


入線してきたKATOEF80

箱を開けてまずビックリしたのが、車体下に何かプラスチック製の留め具が付いていました。お店の人の話だと、箱の中で製品がずれ動かないためとのことでした。下回りにわざわざこの留め具のための穴も開けてあります。本当に必要なのかどうか、ちょっと疑問です。

 
箱に収まった様子         車体下の留め具


留め具と車体との接合部    留め具用の穴

箱から出してみました。手すりが既に付いており、ナンバープレートと製造会社を取り付ければ、完成してしまうようです(まだ、パーツ類を開封していません)。手すりが取り付け済みなので、今回は毛抜きの出番がありません。残念です。ただ、手すりの色が本体色とやや異なるような気がします。


車体色と色調が異なる(?!)手すり

今回のEF80は、屋根上の碍子や運転席が着色されており、高圧線も銅色で再現されています。このリアル感はさすがです。また、カプラー、スカートの周辺についても点描してみました。




非常に完成度の高い機関車だと思われます。まだ、通電・試運転させていませんが、走りにも非常に期待しております。

これ以外に模型店ではTOMIXのカタログを購入しました。「ゆうづる」も発売されていたようですが、あえて見ないようにショーウィンドウへは近寄りませんでした。本当は見てみたかったのですが・・・「見るだけ」で帰る自信がありませんでした。

関連記事
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ガンダム大地に立つ?! - ガンダムカラー

2009-12-17 22:15:40 | その他

皆さま、この度は反射板の件で色々とコメントお寄せ頂きましてありがとうございました。ご紹介頂いたガンダムカラーですが、確か以前に購入した記憶があり、各所を探してみたところ、見事にありました。しかも、「こいつ、動くぞ!


発掘(?!)されたガンダムカラー

これで反射板に色を入れてみます。確かに簡単そうです。ありがとうございました。

しかし、探しているときに、見てはいけないもの・パンドラの箱も開けてしまいました・・・
開けた瞬間
認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを
という声が、どこからともなく聞こえてきたのは言うまでもありません。

関連記事
 ・パンドラの箱 パート1 - グリーンマックス
 ・反射板ヲ塗装セヨ - 鉄道模型
 ・反射板をメークアップ - TOMIX

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反射板をメークアップ - TOMIX

2009-12-13 21:57:57 | 貨物全般

KATOコキ106反射板の出来映えの感服し、TOMIX反射板も同じように塗装してみました。しかし、自分の塗装技量の酷さに「これはボツネタ決定!」と思ったのですが、「世の中にはこんな下手くそでも平気で記事にする厚かましい人がいるぞ」と逆に自信を持って頂ければ幸いと思い、あえて書き上げてみました。

TOMIXコキにも反射板が付いていますが、ご覧の通り赤い円盤状態です。そこで、せめて周囲を銀色に縁取ろうと思い、グリーンマックス鉄道カラーを使って塗装してみました。


TOMIXコキに入っている反射板

今回は折角なので、オリジナルのを活かすことを考えました。真ん中の赤い部分にマスキングを行うため、久しぶりにマスキングゾルを開けてみたら、悲しいかな固化しておりました。仕方ありません。ここは、マスキングなしの一発手塗りで勝負です。


周囲の塗装に用いたカラー     周囲を塗装した様子

ご覧の通り、見事にはみ出しました。しかし、諦めてはいけません。爪楊枝の先端を「うすめ液」で湿らせ、はみ出した部分をこすり落とします。なんとか、それらしくなったので、TOMIXコキ107に取り付けてみました。


はみ出し部分を落とすイメージ  実際に塗装した反射板

アップで撮影すると、塗装の酷さがより鮮明に映し出されます。しかし、自分の肉眼では、まあまあの出来映えです。




塗装した反射板           未塗装の反射板


TOMIXコキ107

未塗装のものと並べてみましたが、ちょっとした手間で随分と雰囲気が変わりました。下手くそな塗装ですが、満足しております 次回は頑張ります。

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 ・反射板ヲ塗装セヨ - 鉄道模型
 ・コキ106 入線 - KATO
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