おかげさまで主治医より「月曜日から制限解除」を頂きました。お騒がせいたしました。
さて、復帰第一戦目ですが、前回の続き旧マニ50・テールライト点灯化です。
旧マニ50にはテールライト基盤の取り付け設計がなされていないため、それを固定させる必要があります。そこで、ネジを止めるための柱部に切り込みを入れ、そこに基盤を支持することにしました。
床下にライト基盤をのせた様子 ライト基盤の固定に用いた柱部
取り付ける部分に基盤厚と同程度の切り込みを「真っ直ぐ、薄く」入れる必要があります。そこで、1.0mm径のピンバイスを用いて、柱部に真っ直ぐな穴を開けました。貫通したあと、カッターで切り込み、基盤の差し込み部を作りました。これで基盤をある程度固定できるようになります。
1.0mm径の穴を開けた様子 穴に向けて切り込みを入れた様子
切り込みに基盤を差し込んだ様子 床下に基盤を取り付けた様子
基盤を入れると、今度は床下の別の部分と干渉したため、今度は基盤の方に切り込みを入れ、干渉を回避しました。これで一応床下に基盤を取り付けることができました。
基盤と干渉する床下のツメ 基盤に切り込みを入れた様子
次に遮光板を作らなければなりません。プラ板で試作品を作ってみたのですが、光が透けてしまいました。そこで、何か良い代替品がないかと道具箱・宝(ガラクタ?!)箱を探してみたところ、廃車状態となっていた鉄コレの床下パーツが発掘されました。もう既に何の車両の床下か判別できませんが、使っていないので流用することにしました。
用いた鉄コレの床下 切り出した鉄コレの先端部
この床下パーツの先端部に着目し、一部を切り取って基盤に重ねたとこと、ちょうど先端のカーブともマッチし、上手い具合に遮光板として利用できそうです。基盤と干渉する部分などを削り、開いていた穴(たぶんカプラーの取り付け部)を塞ぎました。道具箱にあった鉄コレパーツのランナーを穴に差し込んだところ、ちょうど径が一致したので、このランナーを使って穴を塞ぎました。
単純に被せてみた様子 その横からの様子
ライト基盤に干渉する部分を除去した様子 穴を塞ぐ様子
穴を塞いだ様子 遮光板の後部を塞がない場合の光漏れ
また、このままでは車体後部に光が回ってしまいますので、先ほど利用した床下パーツを適当に切り刻んで、後部を塞ぐ板を作り、接着して箱状にしました。
後部も塞いだ様子 後部を塞いだ場合の光漏れ
現行品のように基盤を床下にカッチリと固定できないため、接触不良が起きると点灯しません。接点部と金属板をしっかりハンダ等で固定した方が確実かとも思いましたが、今回は行っていません。
基盤の上にさきほどの遮光板をのせ、点灯することを確認し車体を戻しました。
点灯および光漏れ状態の確認 車体を戻して点灯させた様子
通電させてみました。見事にテールライトが光るようになりました。ただ、完全に遮光が施されていないので、見る角度によっては光がこぼれいます。まあ、これぐらいはOKでしょう。
上から室内をのぞき込んだ様子
さて、旧マニ50の近代化作業を行ってきましたが、購入したのは台車枠、車輪およびテールライトレンズ(銀河モデル)。流用したのは、ライト基盤、集電板および集電スプリング。そして、犠牲になったのは、現行50形のテールライトプリズムと忘れ去られた鉄コレの床下パーツでした。全作業時間は、現行50形のテールライト交換作業や試行錯誤もしたため、約4時間程度といったところでしょうか。
マニのテールライトが点灯したことよりも、鉄コレの床下パーツの流用を思いついたことが、なによりも楽しかったです! おいおい、あまり興奮するとまた熱が・・・安静にします。
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服用済みのタミフル
色々とご心配をおかけしました。お見舞いのお言葉も頂き、誠にありがとうございました。
先ほど、最後の一錠を投薬しました。
明日、主治医からの「制限解除」を期待して、「寝台特急インフルエンザ号」は今夜でラストランです(必ず、恐らく、多分、きっと・・・)。
感染しても良いことは一つもありません。医療費・薬代で新製電気機関車が1両(割引店で)買えるかもしれません。是非、予防しましょう!
処方されたタミフル
ついにタミフルが入線です!
そういうことで、しばらく「寝台特急インフルエンザ号」に乗車します。
銀河モデルと併せて、現行50形用の台車枠と金属車輪も購入しました。写真では解りにくいのですが、旧台車枠は灰色、現行枠は黒と色合いが異なりますが、あとはほとんど同じです。
購入した分売パーツ 旧台車枠(左)と現行台車枠(右)
室内灯を購入したときに同包されていた集電用板とバネとが手元にありましたので、これらを使って旧マニ50を近代化します。台車については、現行枠に交換し、車輪と集電板を取り付ければ完了です。
手持ちの集電板 現行台車枠に換装した様子
一方、一体形成されているライトですが、ここに現行50形から取り外したテールライトプリズムを装着させます。両者の位置をあわせてみましたが、(時を越えて?!)一致しました。恐るべし、50形!
旧マニ50のテールライトの造形 現行50形からのテールライトプリズム
テールライトとプリズムとの位置あわせの様子
銀河モデルのテールライトレンズの直径は0.8mmと記載されておりました。しかし、前回の結果から、テールライトプリズム径は0.8mmよりも大きいことが推察されます。手元に適当な径がないため、ひとまず0.8mm径で穴を開けてみましたが、やはり穴の大きさが合いません。そこで、貫通後に改めて1.0mm径で軽く穴を拡張してみたところ、今度はピッタリ合いました。
ピンバイスで穴を開けた様子 テールライトプリズムを入れた様子
ところで、TOMIXのテールライト基板(0720 常点灯CL・白色LED)を購入し、換装した経緯があります。換装により取り外したテールライト基板(電球)がありましたので、これを引っ張り出してきました。
今回用いたライト基板(電球)
集電用台車に換装した旧マニ50の床下にこの電球基板を置いてみましたが、案の定きちんと点灯しました。あとは、床下に基板を固定して、遮光板を作り付ければ、旧マニ50のテールライトも現行仕様と同等になるはずです。しかし、どうやって固定すればよいのか、ちょっと考えてみましょう。今日のところはここまでです。
ライト基板を点灯させた旧マニ50の床下
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TOMIX旧50形用にテールライトプリズムをTOMIXの通販サイトで探してみましたが、どうやら分売されていないようなので、銀河モデルのテールライトレンズ(品番N-065)を購入してみました。米粒よりも小さい赤いレンズが8個入っています。無くさないよう細心の注意が必要です。
購入した銀河モデルのテールライトレンズ
このパーツを現行50形の非点灯側ライトと交換することで、純正のテールライトプリズムを確保することにしました。早速取り付けてみました。パーツの直径がやや小さいため、そのままでは簡単に抜け落ちてしまうので、接着剤で固定しました。かなり「出っ張り」がありますので、いつか純正のテールライトプリズムを入手した時に外せると思われます。
銀河モデルのパーツを取り付けた様子
純正テールライトプリズム(上)と銀河モデル(下)との比較
通販サイトで購入しても、恐らく同じくらいの金額になったことでしょう。ひとまず、半歩前進。
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