さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

いいお湿りで!

2012年01月20日 | 季節感
「雪とブルーべりーの木」

「庭の雪模様」

「表千家東京稽古場-千代田区ニ番町」

みぞれまじりの雨が降って日中でもとても寒いです。
久しぶりのお湿りでした。

昨日はお休みをいただいて表千家の「初釜」へ行ってまいりました。
京都の宗匠一門の皆様が、京都でのような「初釜」の席を設けて
同門の希望者を招いてくださるのです。
わたしは今年初めて申込み抽選に当たりました。
ビル群に囲まれ和風の稽古場の前は水が打たれ、
内弟子の方たちが出迎えてくださいました。
朝の一席目は35名の皆さんと、大広間にグルリと座って
お家元が濃茶を点て、若宗匠がそれを皆の前へ出してくださいます。
一碗を5人から6人でいただきました。お茶碗は由緒あるものでした。
(本で見たことがあります。)
水差しは干支にちなんで作られた楽しい形のものでした。
わたしはジーッとお家元のお手前を見させていただいて
おりました。
お家元はお正客と気さくにお話をされて和やかな雰囲気でした。
それから部屋を移動しお酒と上品な懐石料理をいただいて、
お酒のお替りができました。
それから干菓子と薄茶をいただいて散会しました。

家に帰り足袋を脱ぐと足袋の底が汚れていないのです。
内弟子の皆さんが丁寧にお掃除をしてくださったのだと
頭が下がりました。

小手指 明正地所ホーム
コメント
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