指を負傷中のサチコさんですが、それでも工房に足を運んでくれます。
ご褒美のビールのために、できる作業だけはやる!
尊い姿勢に、手を合わせたくなります。
なむなむ・・・
さて、彼女がなにをしてるかと言いますと・・・
まきまきカブセ技法です。
パイプを用いて、マグつくり。
おなじみのやつですが、このひとのものは精度が違います。
合わせ目もぴったし。
底を付けて、切っ立ち形に。
合わせ目を丹念にこすって、パーツを一体化させます。
ハンドルをつけて、マグに。
成形完了です。
さすがの完成度は、丁寧さのたまもの。
しかし、ここで終わるサチコさんではありません。
ビールのために、がんばります。
この模様の彫り込みには、素焼き後、白化粧が詰められます。
おなじみの、簡単ぞうがん技法。
電球がのっけられてるのは、まん丸をゆがませないで維持するためです。
完成しました!
ズバリ、この日のビールは美味しかったと言えましょう。
・・・つか、三日がかりの作品なんで、三度、美味しいビールが楽しめました〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園