あまった青土と白土を混ぜまぜし、マーブルにしました。
練りすぎないところがみそですよ。
荒れた断面の処置&青白二種の接面がよくなじむように、布をかぶせてよくこすります。
昔ながらの、蚊帳目技法。
蚊帳(かや)を知ってますか?若人たちよ。
寝所上空に、この網目の荒い繊維を天幕のように張りめぐらせ、蚊よけにするという制空防衛システム。
「火垂るの墓」でおなじみ。
そいつがこの現代、こうして役立ってるわけですね。
蚊帳をはがせば、ごらんの模様。
トン、と印。
「森」。
型から外しますと、器形になってます。
これをめくっていく感覚が、なんとも言えない心地よさなのですよ。
繊維が食いつくくらいにこすり倒してるわけです。
焼き上がれば、自転する水の惑星、みたいになる予定です。
色土使い、楽しいですよ。
顔料は各種、取りそろえてます。
やってみて。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園