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放浪の画家…

2014年07月22日 08時40分41秒 | 日記
3年間の放浪の旅に出ていた画家、常盤博さんが埼玉県で展覧会を開きました。
池袋から約1時間電車に乗って、乗り換えに20分待って、次の駅が展覧会会場でした。
家を出て、約2時間かかって、やっと会場に着きました。


私が1年7か月前まで勤務していた美術家団体で、知り合いました。
仙人のような暮らしを埼玉県の秩父でしています。
水道は湧水を引いていますが、ガス、電気のない暮らしでした。
私が勤めていた時に事務局長になり、電話やFAXが必要になり渋々電気を引きました。
冷蔵庫や洗濯機、炊飯器、掃除機などの電化用品はなんにも使っていません。

そんな常盤さんが海外へ出かけたのは、2010年9月でした。
神戸から船で中国の天津に渡り、そこから自転車でポーランドを目指しました。
途中で交通事故やテントが火災で燃えたりの事故にあったりしたそうです。
中国の黄河、インドのガンジス川を見ながら進みました。
2011年3月11日の東日本大震災はイタリアのテレビを見て知ったそうです。
途中2か所で、現地の人に助けられながら絵の展覧会を開催、ポーランドに着きました。

常盤さんの絵です。

オオカミと牛
常盤さんはオオカミの復活を願っていると話してくれました。
なぜ…?詳しくは聞いていませんが、次回に聞いてみたいと思っています。
帰路の冒険も次回に聞きたいと思っています。

展覧会場はとても不便な場所でした。
単線の線路が目に飛び込んできました。

JR八高線の線路
八高線は東京八王子と群馬県高崎を結ぶ路線です。
1時間に2本の運転でした。

久しぶりに会った常盤さんは優しい顔つきをしていました。
『もう日本に住みたくない』『日本の失望した』と語っていました。
秩父の家を訪問することを約束して、別れてきました。