2/17に撮影した天体の続きです。
この銀河も久しぶりに狙ったのでした。
【ボーデの銀河 M81,82】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,LPS-D3フィルター,
総露出時間64分(4分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町某所にて
おおぐま座にある割と有名な銀河です。名称は発見者である独の天文学者ヨハン・ボーデに因んでいます。
ほぼ南北に2つの銀河が並んでいて、上(北)側がM82(光度8.41等)、下(南)側がM81(光度6.94等)です。
端正な渦巻銀河のM81は空の極めて暗い環境下で好条件に恵まれれば肉眼で存在が確認できるとの話があり、
それが確かであれば肉眼で見える最遠天体(距離1200万光年)ってことになります。
M82は形態上は不規則銀河に分類され、見掛けの姿から「葉巻銀河」の愛称があります。
また、中央部から電離した水素ガスが放出されている姿が特徴的で、「爆発銀河」として知られてます。
上の写真で確認できる赤いモヤモヤが電離水素が発する光で、かなり大規模な構造であることが分かります。
もし地球がこの銀河内にあったら、白い天の川と赤い天の川がクロスする光景を写せるのかもしれません。
ちなみに、両者は空の暗い場所では口径3~4cmの双眼鏡で仲良く並んだ姿が見えますが、
それぞれの特徴的な形まで認識するなら口径8cm以上の望遠鏡の使用が望ましいようです。
と言っても写真のようには見えず、眼視観望には限界があることを思い知らされた経験があります。
キレイですね✨
カメラの詳しいことはよくわかりませんが
とてもステキです。
専門用語だらけの小難しい記述が多くてすみません m(._.)m
拙い画像でもキレイと感じていただけると、撮り甲斐がありますね😃
世の中にはもっとスゴイ写真を撮られている方が多いので、
さらに精進しなければと考えてます。
これらの銀河の中に文明があるのかもしれないと思うとなんとなく圧倒されます🪐
そんなのを撮る技術が凄いと思いました❇️
銀河の形は千差万別で、それぞれに含まれる星や惑星は万差億別って感じですかね✨
今の地球のテクノロジーでは隣の惑星にすら安全には行けませんが、
宇宙は広いので恒星間や銀河間を旅している生命体がいるかもしれません
そういう文明の者たちは我々が想像できないほどの天体観測技術を持っていそうです☺