先日のネオワイズ彗星撮影時に試し撮りしたフレームに、こんなのが写っていて吃驚!
かなり明るい流星が現れたみたいなんですが、ちょっとよそ見をしていたので目撃できず・・・
いやぁ、こんな狭い写野(焦点距離800mm相当の画角)に飛び込んでくるとはねー!
しかも、火球クラスの流星につきものの「流星痕」っていう流星物質の残骸が赤っぽく写ってます。
人工衛星とか飛行機が写野を横切っていくことはよくあって、そういうのは腹立たしいんですが、
こういうレアものだと邪魔されたって感じがしませんね。
んー、実物を見たかったなぁ・・・
みます。その際に煙の様な痕跡が見える
事があり、ヒトの肉眼って超高性能!
と感じちゃいます。
カメラ?そんな都合よく段取りして
写せるタイミングでシャッター開け
てる訳が無いですよねw
火球とそれに伴う流星痕には滅多に出会えないんで、
見たことがあるという人はかなり少ないと思います。
個人的に永続痕が残った火球を同一フレームに捉えたのは2001年11月のしし座流星群以来でした。
あの夜は事前の予想通りの流星雨となり、火球もたくさん出現して、
空のあちらこちらに永続痕が漂うという物凄いシーンに遭遇しました。
あの大出現レベルなら、ある程度は狙って写せそうな気もしますけど、
自分が生きているうちは、そんな流星雨はもう無いかもしれません。
かなりたくさんの人が歓声をあげてました。
当記事を作成したのは10月1日ですが、写真の撮影日時は9月25日23時34分頃でしたので、
ご覧になった流星とは全くの別物ですね。紛らわしくてすみません。
阿智村は星空を観光資源にしていて、星見ツアーで大人気のところですね。
標高が高めなので、結構寒かったのではないでしょうか?
この時期は特に目立った流星群は活動していないはずですので、
30分の短い間に明るい流れ星を目撃できたのはかなり幸運だったと思います。