先月下旬ぐらいからネット上のサイエンス系ニュースなどで取り上げられ始めた
ハートレイ彗星が見頃を迎えます。観測ガイドとしてはこちら(↓)が参考になります。
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2010/new1010_99.html
この彗星は6.5年の周期で太陽に近づく楕円軌道を周っていて、今回は地球にも接近するため
今月下旬に予想最大光度4等程度に達すると予想されています。ただ、その程度の明るさでは
空の暗い所でどうにか肉眼で見えるかも?って感じで、観望には双眼鏡が必要になりそうです。
ちなみに現在の光度は5~6等ぐらいと思われます。
fornax8は先月上旬に初撮影しまして、エメラルドグリーンの彗星像をとらえています↓
【103P/Hartley】
キヤノンEOS Kiss Digital X + 口径18cm写真撮影用反射望遠鏡(F2.8) 赤道儀使用
ISO800 総露出時間45分(5分×9コマ,彗星の動きに合わせて加算合成) トリミングあり
[富士山・富士宮口五合目にて9月11日未明撮影]
※この時の彗星の光度は約9等級でした。
小振りの彗星なので、派手な尾が伸びることは多分ないと思われますが、
秋の夜長に天高く昇り詰める太陽系内の訪問者を双眼鏡で眺めてみてはいかがでしょう。
8~9日にはペルセウス座の二重星団に接近するというフォトジェニックなシーンにも
出会えそうなので、fornax8は晴れれば撮影にチャレンジしようかと考えてます。
なお、国立天文台ではハートレイ彗星の観測キャンペーンを実施するようです。
興味のある方はこちらのページ(↓)にアクセスしてみてください。
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