先日の八ヶ岳山麓☆撮り遠征での釣果の続きです。
はくちょう座の東側の翼付近にある有名な超新星残骸を撮りました。
【網状星雲 NGC6992-5,IC1310,NGC6974,6979,6960】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間80分(5分×16コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミングあり
数万年前にこの天域で起きた超新星爆発によりガスが広がって星雲を形成したとされてます。
いくつかのパーツに分かれており、それぞれに天体カタログ番号やニックネームなどが付けられてます。
空の暗い場所で口径30cm以上の望遠鏡に、ある特定の波長だけ透過するフィルターを装着して覗くと、
名前のとおり網のようなフィラメント状の構造が確認できて、なかなか興味深い天体です。
でも、写真でないと絡み合う網の2つの色を認識することはできません。
ちなみに、撮影エリアを天文シミュレーションソフトで図示すると、こんな天域です。
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
はくちょう座は、やっぱり写真映えする天体がいろいろあって楽しい天域です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます