腐れ縁を切る

不動産賃貸業に使う銀行口座を変更することにしました。

毎月の家賃は、物件の管理を委託している会社を経由して振り込まれます。このときの振込手数料を節約するために、管理会社の取引銀行と同じ銀行の同じ支店に口座を開いて、その口座を通して家賃や礼金などを受け取ってきました。

しかし、この口座が使いにくくて仕方ありません。某都市銀行 (都銀) の口座なのですが、私の家の近くに支店はなく、県内の支店も金融再編を機に次々と閉鎖され、近所のコンビニATMや郵便局のATMで出金しようとすると、いちいち手数料がかかります。しかも、以前ATMを利用したときはひどいものでした。

昼間 (15時か16時頃だったと思います) に出張所のATMコーナーに寄って現金を引き出そうとしたところ、ATMの取り扱いが停止されていました。しばらく待ってもサービスは再開されません。インターホンで係員と話したところ、物々しい防刃服をまとった警備員とおぼしき男性が裏から出てきました。機械の調整中だとかで、あと1時間かかると言います。再度インターホンで銀行の人と話しても、作業は止められないと言います。この出張所にはATMが1台しかありません。近くに支店もありません。2台あるATMの片方を止めるならともかく、この地域でたった1台のATMを、真っ昼間に1時間も停止するとは、どういうことか。うんざりしつつも、我慢して我慢してこの銀行を利用してきました。

ところが、管理会社が別の都銀でも振込手数料を無料にする扱いを始めてくれました。その銀行は利用しやすい場所にありますし、ATMも複数設置されています。これはラッキー！ 管理会社の取引支店と同じ支店に口座を開く必要がありましたが、私の居住地から離れていてもスムーズに口座を開くことができました。これからは、こちらの口座で決済します。さっそくマンションの管理費や修繕積立金の引落口座を変更する手続きに入りました。

これであの嫌な銀行と縁を切れます。心晴れ晴れ！