CDプレーヤーとの出会い

CDプレーヤーを買ったのは、まだ20歳になる前だったと思います。駅前の、とあるビジネスホテルの近くに建つ中古オーディオの店で、CDプレーヤーが安く売られていたのを父が見つけてきてくれたのでした。

家から電車で駅3つ。店に入ると、ゴツくて大きいオーディオ機器がずらり。ほとんど中古オーディオでしたが、お目当てのCDプレーヤーは新品で、ダンボール箱に入った状態で大量に積んでありました。TEAC製の単品コンポ。当時1万円少々と、私でも手が届く値段でした。

これでCDを聞ける。

その後、父から不要になったCDラジカセをもらってからは、その単品コンポの出番がなくなりました。懐かしい思い出です。私はいちいち物に愛着を持ってしまいます。常に物と思い出と感情が連動します。それがよいのか悪いのかは分かりません。ただ、私の周囲はそのような連動がない人間ばかりなので、よく悲しい思いをします。

(6月17日追記) CDプレーヤーを買ってもCDがなければ何も再生できません。取るものもとりあえずCDを買いに出ました。