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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

吹上浜ではブリ釣り 曇りで小雨 2021/10/30(鹿児島)

2021-10-31 15:53:41 | 吹上浜
10月30日(土)早起きして桜島を写し、日置へ出かけました。

6時39分 桜島 鹿児島市緑ヶ丘町 以下の画像は10月30日に撮影


朝食を済ませるのに手間取り、撮影地を近場に変更。雲のない単調な夜明けでしたが、すぐに雲が広がり昼前には一時小雨が降りました。

大根は順調に生育 葉がしっかり伸びている


雨はごくわずかで土の表面が濡れた程度で、大根の葉の下は乾いたままでした。容器に溜めてある水を掛けておきました。

畑作業の前には伸びたイヌマキの生垣、生い茂ったランタナなどを剪定。小雨が降り出しましたが、広い麦わら帽子をかぶっているので濡れても気にならず、日差しがないので大汗が出ず幸いでした。

八重咲芙蓉


一重の芙蓉よりも花びらが多く色鮮やかで遠くからも目立ちます。花の後は根元近くから枝を剪定する予定です。

えんどう豆、ソラマメの作付準備


苦土石灰と鶏糞堆肥を入れて予定地を耕すと、サツマイモ基腐(もとぐされ)病で腐った芋がまだ残っていました。

来年はこの場所には唐芋(サツマイモ)を植えない方が良さそうです。カボチャでも植えるか、何か花の種でも蒔きましょう。

13時53分 吹上浜日置海岸


ブリが釣れたのでしょうか、釣人が集まっています。左側には走り出した釣人がいます。体力のある人は魚の群を追いかけて仕掛けを投げ込みますが、必ずしも釣れるわけではありません。

13時54分 ブリが集まっているみたい


小魚を追っているようではなく、数十匹のブリが群れをなして泳ぎ回っている感じです。波打ち際に小魚が打ち上げられることはありませんでした。

わずかな北風で小雨が降り出しそうな暗い空模様で、いかにも釣れそうな雰囲気でした。

13時56分 Sさんもやって来た


昼前に帆の港でブリを釣り上げたSさんが再び浜に下りてきました。彼の目の前にもブリがいるようですが・・・上の画像の釣人もSさんも、この場面ではヒットなし。

Sさんの話ではルアーに食いつかないので、魚の背中に引っ掛けるつもりで投げ込むとのこと。今日のブリも引っ掛けて釣れたそうです。昼食抜きの作業で疲れたので、この後の様子を見ることなく浜から上がりました。

自宅庭先の金木犀が花盛り


帰宅すると金木犀の香りに包まれました。夜中にわずかな雨音が聞こえ安堵しました。
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真夏の日射 吹上浜はきれいに 2021/07/28(鹿児島)

2021-07-29 17:40:00 | 吹上浜
7月28日(水)日照りが強くなったので野菜の水遣りへ出かけました。

7月28日 朝の日本テレビ ZIP



ウィキペディアによるとZIPは「ZOOM IN!! PEOPLE」(ズームイン!!ピープル)の頭文字で、「パソコンの『ZIPファイル』のように、開けると色々な物が飛び出す『玉手箱』のような番組」、英語の口語で「活力、元気」という意味もあると知りました。

台風8号は宮城県に上陸。コロナ感染者は東京2020に合わせたように、27日は2848人、28日には3177人にもなりました。

農業センター水生植物園 茶碗ハス 以下の画像は7月28日に撮影


こちらは大賀ハス


日置へ向かう途中で立ち寄ると、昨日会ったカメラマンが1人だけ。朝日が少しずつ差し込む中でハスの表情がきれいでした。

吹上浜日置海岸 まだウネリが少し残っていた


昼前にT君が釣りに来ていましたが、少しウネリが残り残念な状況。砂浜は例年通りに夏休み前の清掃作業が終わり、その後台風6号のウネリが砂浜を洗って美しい状態です。

夏野菜も強い日差しで弱ってきた


キュウリは例年通り、茎の大半が枯れてきました。苦瓜(ゴーヤ)は茂っていますが、雌花も雄花も見当たりません。

ナスは枝数を減らさず育てたので、これまでの収穫量は例年より多めでした。

ナスに追肥と水遣り 収穫を終えた枝を間引く


隣の休耕地から畦道に伸び出した蔓インゲンを刈り取り、ナスの根元に置きました。日射が厳しくなると水気が不足し枝葉が弱りますが、うまく真夏を乗り越えると秋ナスが期待できます。

百日草(ジニア)の花があちこち


強い日射に負けず、所々に花を咲かせています。こぼれ種から発芽したものを、野菜栽培に邪魔にならない箇所だけ残したものです。

若竹に集まる昆虫 樹液が虫を引き付けるらしい?


ゴミ捨て場に伸び出した若竹に昆虫がたくさん集まり、この上にはハチ、アリ、カメムシのようなものが真黒に固まっていました。

花は可愛いが増殖するトレニア


種が良く付くようで毎年あちこちから伸び出します。簡単に抜けますが、唐芋(サツマイモ)の畝などにもはびこり厄介です。

ユリが今年も高く伸びている


特に手入れもしていませんが、芙蓉よりも高く2m以上も伸びています。野菜園の周辺には6月の白ユリ、7月にはオニユリ、カノコユリ、8月にはこの白ユリが咲きます。

これらの球根植物は彼岸花と同様に毒性があるのか、虫に食われて消滅することはないようです。唐芋は順調に蔓を伸ばしており、今年は芋が大きくなり過ぎない時期から収穫予定です。
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年の瀬 雨がほしい吹上浜 2020/12/23(鹿児島)

2020-12-24 16:42:31 | 吹上浜
12月23日(水)天気は下り坂、日置に出かけて掃除、墓参りなどしました。

霜の朝 鹿児島市犬迫町 以下の画像は12月23日に撮影


9時過ぎの道沿いで写しました。朝日で霜が解けて水蒸気が上がり、日陰ではまだ真っ白でした。

鹿児島市では11月23日以降は雨が降っていません。23日夜から24日朝にかけて桜島の火山灰は降りましたが、期待した雨はわずか1~2ミリ程度です。

10時38分 吹上浜日置海岸 釣人まばら


今年は殆ど釣果が聞かれません。昨シーズンは好調で大きなブリが多数上がり、県外からも釣り人が訪れました。今年は例年並みの寒さですが、雨不足も影響しているのか沿岸部に小魚が湧く様子が殆ど見られません。

雨不足でも元気なえんどう豆とおたふく豆(ソラマメ)


霜で傷みそうで前回からは水遣りをしていません。適度な伸び具合でおたふく豆の脇芽もしっかり出ています。

今年は12月半ばから最低気温が平年を下回る日が続き、霜が降りています。日置に近いアメダス観測点の東市来では鹿児島よりも2~3度気温が低めです。

アメダスの鹿児島観測点(鹿児島地方気象台)は海岸部に近い市街地に位置することもあり、夏場の気温も高めです。

大根を2本収穫


大根は葉が良く茂っており雨不足の影響がないようです。先月末から水をかけていませんが、順調な生育ぶりです。

霜が降りて枯れた山芋の葉


霜が続いたので葉が全て枯れました。早く収穫したいところですが、保管と消費が追い付かず収穫先送りです。一株に3~5本の山芋が付いていると思われますので、少々霜で傷んでも気になりません。

咲き始めた水仙


ヤブツバキの花 自生種で花が小ぶり


庭先の柿の葉


庭先を掃除中に目についた柿の落葉です。色合がきれいだったので水を少し含ませて写しました。身の回りを細かく観察すると、美しいものが一杯潜んでいるような気がします。

こちらは木になったポインセチア


木になるというのも変な表現ですが、見上げると鉢物とはまた違った表情があります。

15時19分 午後になって浜の雰囲気は良いが・・・


天気は下り坂で午後は雲が増えてきました。砂山には海面を見つめる釣人があちこちに固まっていました。風は東寄りで吹上浜は穏やか、今にも小魚が湧きそうな雰囲気です。

一か所だけ水面に変動があり釣人が動き出しましたが、特に当たりなし。飛距離を稼ごうと重い仕掛けを投げたSさんは道糸が切れるトラブル。

思い通りに行きませんが、まだ12月。悪いことばかりではなく、天候次第ではビッグチャンスもありそうです。これからに期待したいものです。
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台風被害 神之川北側海岸を歩く 2020/09/19(鹿児島)

2020-09-20 21:44:16 | 吹上浜
9月19日(土)高波被害を受けた日置市東市来町の神之川海岸を歩きました。

最初に江口側 エビスサーフ横の護岸 以下の画像は一部を除き9月19日撮影 


神之川からおよそ1.1km北側の護岸です。このすぐ横は国道270号で、ここから北側はコンクリート護岸が続いています。

この付近は数年前の施工箇所と思われますが、今回被害は出ていないようです。南側の神之川川口へ移動しました。

神之川 川口の護岸と砂浜に並ぶ消波ブロック


画像左の海に突き出しているのが神之川右岸(北側)の護岸です。ここから北側にかけて砂山の下に消波ブロックが並んでいます。

港にあるような大型テトラポットではなく、四角いサイコロ状のものです。高さ2m程度で、所々で形が崩れていました。

消波ブロックが置かれていない隙間部分では特に半円状の浸食が目立ちます。グーグルマップの画像と比較すると、台風前から同様の浸食が進んでいました。

画像外すぐ右手は釣人などの駐車スペース


この場所も波が洗ったようで、軽石や河川ゴミが揚がっていました。北側の砂山にはコンクリート造りの高さ10mほどの魚見台が3基残っていました。

地引網が盛んな50年ほども前に造られたとのこと。海岸林を挟んで東側に集落があり、国道270号が南北に通じています。東側の山手を進むと、薩摩焼の里「美山(みやま)」があります。

高波で押された消波ブロック


国有林内で意外なものに気付く 海底ケーブルの陸揚げ地点


直径1mほどのマンホールが近くにありました。沖縄へ通じている海底ケーブルで、今年4月から稼働しているようです。

2019年12月27日 海底ケーブル敷設船


年末の吹上浜沖合に泊まっていた、「KDDIケーブルインフィニティ」と思われる作業船です。

海岸林に彼岸花が咲いていた


山手側に少し歩くと海岸林になっており、砂山を下ると集落がありました。この付近は車で海岸に直接出られる場所が少なく、道も狭く離合困難です。

北側でも浸食が進んでいた


すぐ南側に小さな川があった


浸食が特に目立つ場所のすぐ南側には小さな川が流れていました。川を遡り跳ね返された波と、海から押し寄せる大波が合わさって海岸に下りる通路などを削り取ったように見えました。

浸食された海岸 車が止まっているすぐ上に民家がある


浜から30m程度の所に民家があり、その数軒先は国道270号です。応急対策が迫られているようです。

浜ではニベ(イシモチ)が釣れていた


釣人は地元の人で話を伺うと、今回は台風9号、10号の連続で大きな被害を受けたようです。日置海岸でも9号が東シナ海を北上した9月3日は大潮時で潮位が高く、高波も加わり海岸が大きく浸食されました。その後、6日から7日にかけて10号が甑島のすぐ西側を通過し被害が拡大したようです。

海は濁っているためかキスではなく、ニベが釣れていました。大半は小型でしたが酒の肴になりそうです。吹上浜では海砂の減少で北部を中心に広範囲で海岸浸食が進んでいます。

コンクリート護岸は味気ないものですが、民家や国道に迫る被害は放置できません。9月11日には塩田知事が現地を視察しています。財政厳しき中ではありますが、県民を守るため早急な対策をお願いします。
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彼岸花咲く 浜に砂が戻り始める 2020/09/14(鹿児島)

2020-09-15 16:10:37 | 吹上浜
9月14日(月)日置で庭先と道路などの草刈に汗を流しました。

台風後も雑草は伸びる 以下の画像は9月14日に撮影


台風9号、10号の暴風に押されて野菜園の棚が変形しています。右側の畑は休耕状態で除草剤の効果が切れたようです。

夏野菜はキュウリが7月下旬早々に長雨で枯れ、ナスも回復の兆しはあったものの連続台風でダメになりました。苦瓜は葉が全て飛ばされて枯れ、意外にも最後まで元気だったのはオクラでした。

山芋の棚は茂り過ぎて風で傾く


昨年と同様に茂り過ぎて暴風をまともに受けて支柱が折れ、棚の南西側は地面に付いていました。柱を引き起こしましたが、芋の成長にはほとんど影響はないでしょう。

前回片付け後も竹が倒れてきている


通路を塞ぐ竹を取り除いたものの、竹の重なり合いのバランスが崩れたのか別な竹が倒れ込んでいました。放置しても悪化するばかり、竹専用鋸を使い除去。

竹は笹や小枝も厄介


笹は地面に貼りつき取れにくく、すぐには腐らず土に戻りにくい厄介者。野焼きすれば片付きますが、火の用心と後始末までに手間と時間がかかるのが難点。不測の失火を避けるため、集めてゴミ捨て場に廃棄です。

昼からは暑い日差しが照り付け 


今日はコードの取替はなく、燃料を一度補給して1時間半ほどの作業を終えました。後片付けの方が手間取りましたが、普段利用する道路や庭先がきれいになるのは気分が良いものです。

毎年季節を忘れない彼岸花 


東の向江山側に残る夏空


彼岸花、ショウキスイセンが咲く季節になりました。早咲き、遅咲きはありますが、場所ごとには毎年同じような時期に開花します。撮影していると暑さももうしばらく、頑張れよと励まされている気持になります。

オシロイバナとショウガの花


夕方になると咲き始めるオシロイバナ。冬場には枯れますが、地中に塊状の根が残り毎年芽を出し夏から秋にかけて花開きます。

朝方は曇っていた 吹上浜日置海岸


夕方 犬と散歩のK君


相次ぐ台風で砂山が浸食されましたが、削られた砂が少しずつ陸側に戻り始めています。今後台風の影響がなければ、砂浜部分は少しずつ高くなり前の状態に戻りそうです。

今はまだ一様になっている波打ち際のラインがなだらかな凹凸を取り戻すはずです。砂浜に戻った砂が冬場の季節風で吹き上げられ、少しずつ浜崖の下に溜まって段差を解消していくことでしょう。

今年の浸食は例年よりもひどいため、浜崖が解消して砂山が元の形に戻るには数年以上かかりそうです。
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吹上浜 恵比須さんの笑顔 2020/03/03(鹿児島)

2020-03-04 16:11:51 | 吹上浜
3月3日(火)今日も吹上浜には釣り人の姿が目立ちました。

駐車スペースは4台で満車 以下の画像は3月3日に撮影


砂山の恵比須さん ネックウォーマーは暑そう


吹上浜を見守る恵比須さんの首元にはネックウォーマーがありました。近くの駐車スペースには熊本ナンバーの車もあり、ジギング熱が継続中です。

吹上浜日置海岸 釣人が離れたすきに舞い降りたトビ


打ち上げられたカタクチイワシ


Sさんなどの情報によると3月1日(日)は午後から雨模様ながらもナブラが立ち多くのブリが上がったそうです。日曜日で釣り人が多くナブラに立ち向かう様子は殺気立っていたと言います。

今日(3日)は弱い東風で薄曇り、ナブラが立ちそうで、ダメそうな感じ。1日に打ち上げられたカタクチイワシを畑や果樹の肥料にするため集めました。

南の大川方面は特に釣人が目立つ


釣人も慣れてきてナブラが立つのを砂山の手前で待つ人も見かけます。じっとしてはいられない若者でしょうか、少し海に入って竿を振っています。

期待したほど集まらず


鳥よけに木切れなど置く


2日過ぎて乾燥が進み半分以下のサイズになっています。砂地に広げると1m四方程度でしたが、しばらく雨ざらし日ざらしにすれば魚粉飼料として使えそうです。昔はこれを「ほしか(干鰯)」と呼んでいました。

昭和30年代の日置市沿岸部では地引網で獲れたカタクチイワシから各戸ごとに煮干し作りをしていました。大漁の時などは一部を浜で干して肥料に使っていました。何日ほど浜で干していたのか判りませんが、柿とミカンの肥料にする予定です。

畑ではえんどう豆の開花が進む


鳥よけのために設置したネットにも絡みつき成長が盛んです。次回は先端部を摘んで、脇枝を伸ばす予定です。

雑草が伸びだしたので軽く耕す


腰をかがめて抜きやすい雑草を取った後、鍬で軽く耕しました。気温は高め、遠くでヒバリが鳴き、額から汗が流れ落ち眼鏡を濡らすほどでした。

コクテンキ 新芽が伸び始めた


畑仕事を切り上げ再び浜に出ると、釣人が今日はダメだったと砂山を上がってきました。季節は春本番を迎えようとしています。これまでに経験したことのない吹上浜のジギング熱はいつまで続くのでしょうか。

キス釣りのように皆等しく釣れるわけでなく、自分だけがダメだといつか釣りたい・・・・大物が釣れれば、また釣りたい・・・・家にじっとしていても・・・今この時にも浜にナブラが立って他の人は釣っているのではないか・・・・あれこれ気になって何度も浜に足が向いてしまうSさん。コロナウィルスなど無縁健康な吹上浜の暮らしです。
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吹上浜に月日貝 春は急ぎ足 2020/02/19(鹿児島)

2020-02-20 16:14:32 | 吹上浜
2月19日(水)鹿児島に初雪を降らせた寒気が去り、日置へ出かけました。

穏やかさを取り戻した吹上浜日置海岸 以下の画像は2月19日に撮影


強風で砂山に吹き上げられた浜砂


2月17日から強い寒気のため海は大シケとなり、18日は鹿児島で初雪を観測。19日は風も弱く快晴、穏やかさを取り戻した浜には釣り人の姿がありました。

月日貝 Sさんが浜で拾ったもの


中には貝柱が


月日貝はホタテ貝と同じように丸い貝柱があります。昭和30年代頃は吹上浜沿岸で大量に採れていました。最近は殆ど採れず日置市の江口蓬莱館でたまに見かける程度で流通はごくわずかです。

鹿児島語(鹿児島の方言)ではモッゲと呼んでいました。大きな二枚貝の色が違うことから月日貝と言うようです。大シケで砂浜に打ち上げられ、大半は先に見つけた海鳥が食べてしまいます。殆どは貝殻が開いて死んでおり、鳥が啄んで傷んでいるものもありますので生食は避けた方が良いでしょう。

昔は帆の港の漁師さんたちも月日貝漁をしていました。ゆっくりと船を走らせ砂底を漁具で引くと、臭い魚も入り大変だったとか。メゴチに似たヤリヌメリという悪臭を放つ魚のようで、鹿児島語ではハナクサレと呼んでいたそうです。

花が増えてきた白木蓮


Hさん宅の河津桜 新芽が開く


近くの畑では早くもえんどう豆のサヤが見える


一時的な寒さはあったものの今季も昨年に続いて暖冬でした。例年よりも春の花が10日ほど早く咲き始めています。

畑では雑草侵入対策 畔板を追加設置


前回は4枚を設置、今日は5枚を追加しました。幅1mほどで深さ40センチ、一枚税込み374円です。地面を這う蔓性植物、茅、野イチゴなどが畑に入り込むのを防ぎます。

おたふく豆(ソラマメ)に花が咲く


昨年よりも伸びが早く一部では花が咲き始めました。次回は追肥を施し土寄せの予定。雑草があちこち目につき鍬で削るのですが効率が悪く、草刈機のナイロンコードで刈り取った方が早い感じです。

今月中にはジャガイモの植付けも予定しています。3月はさらに気温が上がり、次々に雑草が伸び出し作業の汗も増えます。先手の対策が必要です。
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まだ冬 吹上浜の波音高し 2020/01/31(鹿児島) 

2020-02-01 18:29:22 | 吹上浜
1月31日(金)、時雨上がりの日置へ出かけました。

10時12分 吹上浜日置海岸 以下の画像は1月31日に撮影


30日(前日)は雲が多く時々雨が降る冬らしい空模様でした。31日は朝から青空が広がりましたが波は高いままで、波乗りには良さそうなウネリでした。

波が高く過熱気味のジギングも一休みです。沖合には砂採取船、漁船も見えましたがウネリが高くとても釣りどころではありません。最近好調のSさんもこの様子にはお手上げ。続いてやってきたK君もこの波に釣をあきらめました。

それでも南側の大川付近にかけては8人ほど釣人がいました。意気込んで遠くから来たこともあり、波待ちをしているのでしょう。

春の嵐となった27日午前中には強風ながらも東風。吹上浜沿岸は波静かでナブラが立ち、多くの人がブリを2本ずつ上げたと聞きました。

サキシマフヨウ 枝先の種がだいぶ飛ばされた感じ


畑の梅の枝にサワーポメロを挿す 早速メジロが飛んできた


土と雑草のふるい分け作業








雑草や小菊ごと深さ15センチほど表土を掬い取り一か所に集めました。南方から漂着したプラカゴ(魚箱)を利用して土と雑草などをふるい分けました。

プラカゴ底面の丸い穴は1センチ程度あり、想定したよりも作業は捗りました。土が乾けばさらに作業効率は上がることでしょう。小菊の一部は移植することにしました。

隣の畑では深ネギに農薬散布


隣の畑で農薬散布がありました。軽トラに大きなタンクを積み、ホースを伸ばして長い棒状の散布機で丁寧に散布していました。梅雨のような天候が続き一部病気が入ったとのことですが、見た目にはあまり判りませんでした。

商品作物はスーパーの店頭できれいな品ぞろえを見ますが、栽培上の苦労は大変なことだと感じました。何箇所もの広いネギ畑を管理していると聞き、健康に害はないのかと気になりました。

メジロに好評のサワーポメロ


酸っぱくて食べないのかと思いましたが近くで見ていても次々に啄んでいました。サワーポメロは収穫後しばらく置いた方が美味しいものです。2月1日、自宅で10日ほど保管したものを食べてみると、甘さは少ないものの新鮮な酸味があり美味しいものでした。

16時54分 冬空続く


北西方向から雲が時折押し寄せています。冬らしい空模様ですが、まだいつもの冬よりは暖かく感じます。明日から2月、風向きが東に変わればナブラが立ち、釣人たちの期待に応える日もありそうです。
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吹上浜 良型ブリ ヒット! 2020/01/17(鹿児島)

2020-01-18 16:50:29 | 吹上浜
1月17日(金)小潮、曇り空の吹上浜にナブラが立ちブリがヒットしました。

1月17日の天気図 NHK九州沖縄の天気


17日、鹿児島に朝まで雨を降らせた低気圧は東へ遠ざかり、九州南部の天気は回復方向です。気圧配置は弱い冬型、等圧線は斜めで弱い北風が吹いています。

10時32分 打ち上げられたカタクチイワシ 以下の画像は1月17日に撮影


昨日(16日)は曇りのち午後から雨、広範囲でカタクチイワシが打ち上げられています。この付近だけでブリが10本ほど上がったそうです。

中ほどの波跡は昨日の満潮線で、この日はまだ小魚は打ち上げられていません。17日は小潮、日置海岸に近い戸崎の満潮は12時18分、潮位233cmです。

10時39分 南の沖合に鳥の群が見える 釣人は2人


砂山で待機中の釣具 後にブリがヒット


17日も朝からジギングの釣人がチャンスを待っていました。沖合に見えた鳥の塊はやがて北側の下原海岸付近まで移動していきました。ブリが来てナブラが立てばジグの良否とは関係なくヒットすると話していました。

時々ナブラは見えるが遠すぎてダメ。若者2人は朝から来ているとのこと。冬の浜で見かける釣人は装備万端な若者たちと、時間と体力に余裕十分なシニア層に大別できるようでした。

畑の道でメリケントキンソウを駆除


表土ごと剥ぎ取る


開花後にごく小さなイガグリのような実が付き、固いトゲが手足に刺さる危険植物です。花が咲き実をつける前に早期駆除したいところです。今は昨年落ちた種から次々に発芽している状態です。

12時27分 砂山から見ていたら突然ナブラが出現 すぐ目の前


12時28分 ナブラの少し北側でブリがヒット


12時38分 背中に刺さって上がってきたブリ


畑作業に一区切り、昼食前に浜へ出てみました。満潮が近づき南北とも釣人が少し増えていました。突如すぐ近くにナブラが出現。砂山から道具をつかんで渚に掛け下りる釣人。

ナブラは広範囲でバチャバチャと音を立て、どれほど大量の魚がいるのでしょうか。目の前にジグを投げ込む幸運な釣人は4人・・・・・ナブラは5分ほど続き2本のブリが上がりました。

そこには明暗が・・・・・ヒットしたがすぐに外れた人、針を伸ばされて外した人。幸運なのは口元ではなく背中に刺さった針で釣り上げた人。魚の抵抗が大きく竿は10分間ほど弓なり状態で今にも折れそうな勢いでした。この後も海は静かでしたが、潮位が下がりブリの回遊はなかったようです。

畑の雑草などの片付け


小菊の中に成長し始めた小さなユリと、日陰の支柱に挿していたマサキの枝が発根していたので隅の方へ移植。縦横に地下茎を伸ばしたシダとヤブラン、柿の枯枝や木に絡んだ蔓を取り除き、一輪車で4回ほどゴミ捨場まで運びました。

吐く息が白く見えるほどに寒い日でしたが、ジギングの興奮を目にすることができました。荒れ放題で雑草に侵入されている耕作地回復が少しずつ進んで幸いでした。
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吹上浜 大物狙いのアングラー 2020/01/13(鹿児島)

2020-01-14 16:25:44 | 吹上浜
1月13日(月)成人の日、冬の海に立ち向かう釣り人を見かけました。

10時38分 吹上浜日置海岸 以下の画像は1月13日に撮影


3連休で釣り人が多いようでした。画像を拡大して見ると南側の大川川口にかけて10人ほど。北側にも1人と砂山から海面を観察する数人が見えました。

北側の砂山から 浜の様子


海面は波立っていますが、この日も一時ナブラが出たとのこと。最近では釣人が増え、一つのナブラに多数の釣人が集中・競合するとのこと。仕掛けの絡み、魚の取込みでのトラブルが起きたこともあるようです。

浜の川に入り込む潮水


北西の風が続く


普段より少し波があり中潮で満潮を少し過ぎた時間帯です。時折、川に潮水が入り込んでいました。弱い北西風が吹き続け、キス釣りならば最初から釣りをあきらめるほどの波です。

風に向かって投げにくいでしょうが、こまめに場所を移動しながら釣り歩いていました。年明けも穏やかな日はナブラが立ち、ブリが時々上がるようです。港の堤防よりも釣場が広く、自由に動き回れることが吹上浜でのジギング人気の一端かも知れません。

魚が釣れる時しか浜に行かない私には、大物を狙って寒い冬の海に立つ人こそは夢のある釣人と感じられます。昔は魚は食べるために釣るもので釣具などは必要最低限度でした。10万円以上もの高価な釣具を目にすると、その熱意に圧倒されます。

畑の雑草を取り除く


耕耘機やトラクターがあれば簡単な作業でしょうが、鍬を使っての作業は適度な運動になります。家に閉じこもっていると足腰が弱るのを感じますので、無理のない範囲で体を動かすことにしています。えんどう豆とおたふく豆(ソラマメ)周囲の雑草を抜き、土寄せをしました。

梅の枝に焼芋 開花間近


小さな芋は5センチ程度に切って畑の梅の枝に挿しています。小鳥が好んで食べてくれます。

色付いたコクテンキの葉


潮風の吹き付ける砂山と林の間に自生しています。山の紅葉のような美しさではありませんが、緑の葉が所々濃い赤から朱色に色付きます。

17時01分 雲間から差し込む夕日 右手前海面に水鳥30羽ほど


畑作業を切り上げて浜に出ると夕日が少し見えました。この日の日没は17時35分です。一番短かった先月上旬は17時15分、日足が20分伸びています。

予報では明日は一時雨。暖冬傾向が続いていますが、まだ大寒前です。もうしばらくは冬らしい天候が続きそうです。畑には雑草の緑が目立ち始め、畦道には危険植物のメリケントキンソウを見かけました。早めに除草剤を散布予定です。
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花浄土/鹿児島

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