花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

若葉の千本楠 大汝牟遅神社 2018/04/27 (鹿児島)

2018-04-28 16:01:06 | 自然観察
4月27日(金)南さつま市での所用後、日置市の「千本楠」に立ち寄りました。

千本楠 入口 13時38分


伊作太鼓踊り、田島殿、流鏑馬でお馴染みの日置市吹上町の大汝牟遅(おおなむち)神社の本殿横に大楠の御神木があります。神社参道を200mほど南側に進んだ左手が千本楠です。

すぐ近くですが千本楠を訪れる人はわずかです。観光地ではなく、神々しいパワースポット的な場所です。小人数で緑の空間を楽しむには最適です。

不思議な空間 CM、ドラマ撮影でも使われた


南東側から


日置市教育委員会の案内板説明を引用して紹介します。
千本楠
この辺一帯は、古来大汝八幡(おおなはちまん)の神域で二十数株の大楠があたかも竜が寝ているように連なり、また、天空高く梢を伸ばしている。

この中の倒れ伏して朽ちた楠が親木と伝えられ、当時は根回り18メートル余りあったという。明治43年日英博覧会に出品した楠材の切株は樹齢800年以上と推定された。

神話によると大汝牟遅命(おおなむちのみこと)下向の時、楠の木の枝を地にさされたところ、これが根付いて親木となり増えたと伝えられる。
昭和40年1月22日 吹上町文化財指定
伊作八幡千本楠は 横へ横へと 寝てのびる。 野口雨情
平成6年7月25日 日置市教育委員会  (引用終わり)

直立したものは少ない


朽ちた幹


広大な場所ではありませんが神域のためでしょう、殆ど人の手が入っていない感じです。千本にはほど遠くわずか20本程度と思われますが、自由闊達に枝を伸ばしています。太い幹は斜めに伸び、横たわっているもの、枯れた幹もあります。

観光地化されていないのがうれしい場所です。姶良市の蒲生八幡の大楠は最近衰えが出始めて対策が続けられています。多くの人が来て根元を踏み固め、周囲の木々がなくなり年中風雨にさらされると巨木も弱るというものです。

根元から伸びだす枝


幹に共生する植物


空を支えるように茂る枝


枯れた枝や朽ちた幹もありますが、根元から新しい枝が伸びだしていました。寄生木もありますが全く意に介さず飄々と楠は枝を伸ばし空を支えています。足元には枯葉の小道と緑の若草が美しく心が癒されます。

吹上浜方面にお出かけの際は、一度立ち寄ってみてください。
珍しい場所ですよ。
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かごしま 歴史と文化の道周辺 2018/04/25 (鹿児島)

2018-04-25 17:14:34 | 日記
4月25日(水)雨上がりの青空が広がりました。
一部のテレビ局では相変わらずの政治関連報道が続いています。

NHK 7時のニュース項目


TBSテレビ あさチャン けさコレ!チェック6:30


「政権交代の夢よもう一度」とでも思っているのか、連日の印象操作にはウンザリです。台湾に逃亡していた横領事件関係者がマネーロンダリング容疑で逮捕。一部野党は有権者無視の合流、党名ロンダリングを企てているようです。「排除」したつもりが、軒を貸して母屋を取られた小池さんが可哀想。

青空と西郷銅像 以下の画像は4月25日撮影


新緑に差し込む強い日差し


増え始めた「克灰袋」 桜島の火山灰がやって来ました


シャリンバイの花 大島紬の染色原料にもなります


ナデシコ 維新150年で今年は特に花が多い


初夏が近づく アジサイに小さな蕾が


和菓子の老舗 明石屋


お寺参りのついでにお菓子屋さんに立ち寄りました。甘党ではありませんが、ここ数年はアルコールから遠ざかっています。父は全く酒が飲めない体質で、仕事上では大変苦労しました。私も親譲りで酒には弱く缶ビールが1本あれば十分。

現職時代は付き合いもあり、飲会も仕事の内と言われた時代でしたが2次会まで行くことはまれでした。真夏の渇きをいやすにはアイスコーヒーでも十分、いつの間にか親に似て酒から遠ざかっています。

黎明館 お堀の蓮


石垣の春


御楼門再建に向けて周辺の文化財発掘作業が終わりに近づいています。ツツジや桜並木などが撤去され石垣が目立って殺風景ですが、ハスの花が咲けばいくらかでも印象が良くなることでしょう。

咲き誇るツツジ


黎明館裏手では古民家囲炉裏での焚火が終わった時間帯でした。月に数日、昔ながらに火を焚いて茅葺の屋根裏を燻しているようです。桐の花は半分ほど散っていましたが、城山側の斜面には鮮やかなツツジが咲き誇っていました。

田の神様


背後の桜も若葉が茂り、鍬を手にした田の神様も嬉しそう。今年は全国的に例年よりも早く季節の花が咲いています。もうすぐ初夏がやって来ます。
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超やわらかナス 夏野菜の植付 2018/04/21 (鹿児島)

2018-04-22 18:40:20 | 野菜作り
4月21日(土)は夏野菜を植付けました。

ナス3本、キュウリ2本、ゴーヤー2本 以下の画像は4月21日に撮影


いずれも接木苗



税込単価298円で合計7本、およそ2100円です。接木苗は一般の苗よりも割高ですが、生長が早く連作障害を気にせず植えられるので便利です。

商品名は超やわらかナス、きゅうり強四川(つよしせん)、豊作ゴーヤです。管理方法など説明書きもあり、これも値段のうちですが収穫が楽しみです。

きゅうり強四川


今年は最初に苦土石灰を散布して耕し、日を空けて元肥に鶏糞堆肥と化成肥料を入れてあります。その後雨が降り土が落ち着いたところで畝を平らにし、マルチシートを張り植付けました。

マルチシートは面倒ですが雑草が生えず、地温が上昇し、畝の土が固くなりません。泥が跳ねないので病害予防にも効果的。乾燥続きでも畝の表面から水気が失われにくい利点もありますが、真夏は地温が上がりすぎるので敷藁を置きます。

えんどう豆の防鳥柵などを利用


苗には強風から防ぐために筒状にした肥料袋を掛けます。四方に竹の支柱が入っているので春の嵐が吹き荒れても全く心配なしです。少し手間ですが、鹿児島では昔ながらの野菜園風景です。

ジャガイモの花


大半の株で開花しています。風の影響を受けず順調に生育しており来月下旬には収穫できそうです。

畦道のニワゼキショウ


小さな花が沢山咲いています。近づいてみるとニワゼキショウでした。可憐な花を咲かせていますので次の草刈作業はちょっと先送りです。

グラジオラス


近所のNさん宅の木戸口(入口)に咲いていました。故人は花を愛する人で、彼岸花、水仙も季節ごとにきれいに咲いています。球根植物は手入れせずとも長年咲き続けて健気なことです。

初夏に近づく吹上浜


この日も視界が悪く吹上浜では吉利付近から南側は霞んでいました。この春は少雨傾向が続き排水路先端部の砂山がまだ残っています。大型連休の頃からキス釣りシーズンが始まります。昨年は記録的な不漁年でしたが、今年はどうでしょうか。
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硫黄山噴火 ライブ画像 2018/04/22 (鹿児島)

2018-04-22 17:14:49 | 霧島連山
4月19日(木)霧島連山の硫黄山が250年ぶりに噴火しました。
翌20日に噴火は停止しましたが、今も噴気が出続けています。噴火は停止したものの、えびの高原の観光施設などにとっては深刻な事態が発生しています。

以下のライブ画像などで順に見ていきましょう。
ネット上にアップされている中継ライブ映像のキャプチャー画像です。中継各局のご厚意と、好天に感謝します。

4月19日(木)15時39分に硫黄山が噴火

夕方のMBC南日本放送 硫黄山の中継映像


同じく KTS鹿児島テレビニュース 西側上空からの映像


4月20日(金)噴火は6時半に停止したが・・・

17時36分 UMKテレビ宮崎 えびの高原駐車場西側からの映像


硫黄山の手前に湯気のようなものが見えています。硫黄山から流れ出した泥水の影響でしょうか。

17時29分 MRT宮崎放送の映像 県道沿いの複数個所から上がる白煙


18時3分 MRT宮崎放送 噴気地帯のアップ映像


4月21日(土)硫黄山から泥水流下

8時21分 MRT宮崎放送 


県道沿いの噴気が大きくなり、硫黄山からは泥水が流れ下っています。バス停に通じる階段道付近でしょう。

8時27分 MBC南日本放送 硫黄山からの泥水流下がはっきり見える


4月22日(日)県道沿いの噴気続く

8時54分 MRT宮崎放送 

引き続き県道沿いからの噴気が高く上がっています。左側(北側)にも新たに小さな噴気が出ています。

8時55分 UMKテレビ宮崎 左の建物はえびの高原エコミュージアム 


県道沿いの噴気孔までの距離は500m程度でしょう。噴火以前の硫黄山では警戒レベルが1と2を行き来していました。警戒範囲はおおむね火口から1kmとされ、範囲外にあるホテル、売店、エコミュージアムセンター、キャンプ場、スケート場、駐車場が利用できました。

2017/05/29 警戒範囲説明図


今回の新噴気孔が観光施設などから500m程度の位置にあるとすれば、噴気活動が収まらない限りこれらの施設への立入は困難でしょう。えびの高原への立入規制も継続すると思われます。硫黄山の噴火よりもずっと大きな打撃です。

13時5分 MRT宮崎放送 北側の噴気が少し大きくなっている


14時58分 桜島・新燃岳・硫黄山のライブ画像


一つの画面に気になる火山のライブ画像が詰込まれています。あまりにも映像情報が多すぎてわかりにくいのが残念ですが、まさに情報社会のありがたさに感謝です。

霧島の名前のとおり、霧島連山ではこの先雨や霧の日が多くなります。活動状況が目視できないのは不安ですが、少しずつでも状況が沈静化することを願っています。
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えびの高原硫黄山が噴火 2018/04/19 (鹿児島)

2018-04-19 21:35:40 | 霧島連山
4月19日(木)15時39分に霧島連山の硫黄山が噴火しました。
1768年以来250年ぶりの噴火とのこと。これまでも火山活動の変動により、警戒レベルが1と2を行き来していましたので、ついに噴火という感じです。

南日本放送 MBC夕方の報道番組 NEWSNOW



ヘリからの中継情報もありました。画面右上の奥は高千穂峰、その下に見えるのは新燃岳です。左手の硫黄山からは白い噴煙が上がっています。

噴煙の高さは300m程度で白色、桜島の噴火を見慣れているので噴火と言われてもピンときません。番組内では霧島市丸尾地区からの中継、霧島市の対応状況についても取り上げられていました。

気象庁の噴火発表から2時間程度、要所を押さえた素早い報道に感心しました。活動激化は心配ですが、全国でこれほど大ニュースになると風評被害の方が大きくなりそうです。

硫黄山の現状と今後について 名大山岡教授の話




噴煙が数箇所から上がっていますが、一番勢いがあるのはこれまでよりも南側の地点からの噴気とのこと。噴煙が白く水蒸気噴火のようですが、活動が激化すれば噴煙高度が上がり色も濃くなるのでしょう。

硫黄山はえびの高原の売店やホテルなどの観光施設からわずか1kmの距離にあります。いきなりの大噴火ではなくケガ人も出ておらず幸いなことでした。草津白根山のような不意打ち噴火であれば風向次第では大きな影響が出た可能性もあります。

鹿児島テレビ KTSでは鹿児島大学の井村准教授(画面右端)が出演




こちらの上空画像では韓国岳が見えています。左手の湖は白紫池のようです。えびの高原に通じる県道は新床展望所で通行止めとなりました。新床展望所は霧島市丸尾地区から新湯交差点、大浪池登山口を過ぎ、さらにえびの高原方向に進んだ道路左側が広くなっている場所です。

景勝地の霧島連山は一年を通じて人気がありますが、ミヤマキリシマが咲く5月から6月にかけては多くの観光客でにぎわいます。硫黄山の噴火は大きなダメージですが、観光も命あっての物種です。

新床展望所からは周囲の立木や山に隠れて硫黄山そのものは見えません。雨や霧で火山活動が確認できない状況では何も見えないだけでなく不安が先行します。新燃岳の噴火警戒も続いているので無理に近づかない方が無難です。
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八幡の市 日吉町八幡神社 2018/04/15 (鹿児島)

2018-04-16 13:37:49 | 日記
4月15日(日)、野菜苗などが並ぶ八幡の市に立ち寄りました。
八幡の市(はっまんのいち)は日置市日吉運動公園で開催されています。昔は南薩線日置駅前に多くの出店が並ぶものでした。今も4月15日に市が開かれていると聞き、懐かしさに立ち寄ってみました。

八幡神社裏の日吉運動公園の一角で開催 以下の画像は4月15日撮影


奇祭「せっぺとべ」で知られる八幡神社の東側に日吉運動公園があります。体育館、野球場、弓道場、相撲場、グランドゴルフ場などがあり、秋には花火大会が開催されています。

背後の森が八幡神社


運動公園は一帯の水田、墓地などを造成して作られました。背後の向江山(むかんやま 標高304m)は城山(じょうやま 標高237m)とともに日吉を代表する山です。日置小学校、日置中学校で学んだ私にとっては吹上浜とともに心の原風景です。

壁には日吉中学校卒業記念パネル、太鼓踊り、せっぺとべのレリーフ


八幡神社 祭事の準備中でした


「せっぺとべ」について日置市観光協会のページから引用して紹介します。
せっぺとべ
飛び散る泥と水しぶきが、輪となり踊りまわる若者たちの勢いに拍車をかける!
「せっぺとべ」は文禄4年(約400年前)から日吉地域に伝わる「お田植え祭り」です。若い衆が田の中で円陣を組み、酒を飲み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねます。

この祭りは土をこねる足踏み耕の意味と害虫を踏み潰す意味があり、泥にまみれて今年一年の豊作を祈願します。当日は地域住民や子供会による棒踊り、虚無僧(こむそう)踊(おど)りなども奉納され、まちは終日活気にあふれます。 ※「せっぺとべ」は「精一杯跳べ」の意味があります。(引用終わり)

日吉を代表する企業 小正醸造


八幡神社の旧社格は村社です。祖父は独り身で八幡神社下の日置駅近くで畳店を営み、私は近くに住む孫として可愛がられ小学校低学年までは月に半分ほど祖父宅から通学していました。

昔は今ほど「せっぺとべ」も有名ではなく、泥だらけの白装束で酔っぱらいのおじさんたちが暴れ回るお祭りという思い出しかありません。

寄進したイチョウが健在


改築前の明信寺境内の大木イチョウの種から育てた苗を高校生の頃に寄進しました。祖父と一緒に参道沿いに5本植えましたが、半世紀ほども前のことで記憶があいまいです。今も3本が成長を続けています。山桜や楠等に日差しを遮られながらもたくましく背伸びしています。

北西風が強い吹上浜


魚箱と流木、軽石


初夏を思わせる日もありましたが15日は北西風が強く海は荒れていました。冬の海が戻ったような感じでしたが、浜を歩くと魚箱と手頃な流木が漂着しており園芸用に使えるので持ち帰りました。

夏野菜は八幡の市の頃に植えると良いと言われています。遅霜の心配もなくなり地温が上昇する時期です。私もナスやキュウリ、ゴーヤーの予定場所に元肥を入れて畝作りをしました。

じっとしていると少し肌寒いほどで、汗を流すこともなく農作業が捗りました。例年夏野菜は苗を買った当日に肥料を入れて植え付ける「やっつけ仕事」でした。今年は手順を踏んで教科書通りに畝を準備しています。連作障害が出ないよう接木苗中心に植え付ける予定です。

昔から実家にあるヤマツツジ


コバノランタナ


ランタナの一種ですが、冬場に剪定しなかったので早めに花が咲きそろいました。ブロック塀などの上に植えると細い枝が下垂して花姿がきれいです。ランタナは猛暑と乾燥には強いですが、この冬の寒さで根元近くまで枯れて発芽が半月ほど遅れています。
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カメラ散歩 近場の里山歩き 2018/04/13 (鹿児島)

2018-04-14 11:31:08 | 自然観察
4月13日(金)は自宅から車で30分程度の場所を巡りました。
水田地帯では農作業が少しずつ始まり、野山の花に目を引かれました。

鹿児島市犬迫町のヤマツツジ 以下の画像は4月13日撮影


ウツギとヤマツツジ


蝶が飛んできました


週末は荒れ模様との予報、その前にと自宅から近場の野山を巡りました。車を止めて水田横の土手伝いに歩くと山ツツジが咲き白いウツギも咲き始めていました。

車から見える風景も良いですが、自分の足で動き回ると意外な出会いや発見があり楽しいものです。農耕地は自然そのままに存在するものではなく、古くから人の手が加わり美しく管理された場所です。山間部では年ごとに耕作放棄地が増えており、荒廃した風景を目にするのは悲しいものです。

水路のきらめき イヌビワ


畦道の花たち


掛干の支柱棚


一部では畦道の草が刈られ、田起こしがされて今年の稲作りが始まっています。薩摩半島南部の早期作地帯ではすでに田植えが終わっています。普通作の田植は6月が中心となります。

ノアザミ 鹿児島市郡山町の八重山麓


シャガ


ごく小さな滝と楓の新緑


白い小さな花 ガマズミ


御先祖が見守る里山


鹿児島の1月は寒く2月からは高温傾向、この先の天候はどうでしょうか。大雨も降れば台風もやって来ますが、営々として続けられた稲作です。多くの苦労が報われることを願っています。
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世情あわただしくも春は進む 2018/4/11 (鹿児島)

2018-04-12 12:02:54 | 日記
4月11日(水)早朝のニュース速報に驚かされました。
雨も降っていないのに大分県中津市耶馬渓で大規模な山崩れが発生しました。

4月11日 NHK朝のニュース速報


日置5人殺人事件の続報 地元紙南日本新聞 4月11日社会面記事


事件があったのは日置市東市来町湯田地区ですが、地元では「湯之元」と言った方が判りやすいところです。父親と祖母を殺して遺体を山に捨てただけでなく、安否確認に訪れた親戚の人など3名を次々に家の中で殺した猟奇殺人事件です。

容疑者は3月31日には家の住人である父親と祖母を殺していたようです。事件発覚が4月6日ですから、遺体を山に埋めて遠くへ逃げることもなく何日も家に潜んでいたことになります。鹿児島の事件史に残る惨劇です。

同じような親族間での大量殺人事件が戦後の日置市内(当時の日置村)でもあり、目撃者の話を聞いたことがあります。「七人殺し」と言われる事件です。戦後70年を過ぎ、最近ではネット上でもほとんど情報が見つけられなくなっています。

自宅のナニワノイバラ 以下の画像は4月11日撮影


車庫の屋根裏に枝を伸ばして花を一杯付けています。4月7日の強風で支柱がずれてしまいました。花はきれいですが棘が大きくて生い茂るので管理は大変です。花の後に枝を整理する予定です。

吹上浜は南風 


4月7日は寒の戻りで北西風の大荒れでしたが、雨量は少なく排水路付近の砂山は崩れずに残っています。3月下旬からブリやヒラメなどが釣れて釣人を見かけましたが、最近は釣れていないようです。

野菜園のナニワノイバラ


地表に枝が伸びると棘でケガの恐れがあるため支柱を立てて誘引しました。今年は花が2つだけ咲きました。来年までには驚くほど茂るはずです。

竹の根を除去


細いタケノコが出てきたので掘ってみると長い地下茎がありました。繁殖力が強いので見かけたつど掘って除去していますが、夏場は暑さのため広範囲を深く掘ることが難しくなります。

花が咲き始めた紫蘭


しっかりした球根のようなものがあり、毎年この時期に花を咲かせます。蘭とは言いながらもありふれた植物です。

発芽した紫山芋


昨年2本植えた中で小さめの方をそのまま畑に残しておきました。地中で新芽が伸びだしていましたので、ムカゴ3個とともに植え付けました。畝の下には唐芋(さつまいも)の蔓、鶏糞肥料と芋の肥料を多めに入れて元肥としました。

苗床の紫山芋はまだ発芽していません。先日立ち寄った道の駅すえよしでは紫山芋の苗が5本入り850円で販売されていました。経済性はともかく、自分でうまく苗が育てられたら楽しいことです。

安納芋の発芽


ビニル温室を撤去


今年の苗床には安納芋、黄金千貫(白)、なると金時の3種類を伏せ込んであります。安納芋が1センチ程度発芽したので高温障害が出ないようビニルを撤去しました。タヌキ類による種芋の食害を防ぐためにネットをかぶせました。

ジャガイモに2回目の追肥と土寄せ


元肥を例年よりも少なめにしたので今回は2回目の追肥をして土寄せをしました。生育は順調で蕾が見えます。3月から少雨状態が続いていますが、雨が降ればさらに茂りそうです。

えんどう豆を初収穫


順調に生育して初収穫しました。自分で育てた初物は新鮮で美味しいものです。

梅の実が育つ


沢山の花が咲いたわりには実が付いた枝は少なめです。それでも例年よりも多く、今年は梅干が作れそうです。

早めに植え付けられた夏野菜は春の嵐で傷めつけられ、植えなおしを嘆く声がありました。私は20日過ぎにナスなどを植付ける予定で、苦土石灰を入れて耕しました。野菜の露地栽培はお天気に大きく左右されますので、週間天気予報を毎日チェックしています。

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花と緑と水の町 しゃくなげの森 2018/04/09 (宮崎)

2018-04-10 15:41:16 | 
4月9日(月)は宮崎県三股町のしゃくなげの森を訪ねました。
一時的な寒の戻りが和らいだとはいえ、山間部のため風が吹くと少し肌寒い天候。空の雲は早く、日差しが出たり消えたりで撮影には好都合でした。

しゃくなげの森 日本一のシャクナゲ公園

昼前のシャクナゲ園入口 以下の画像は4月9日撮影


9時前に自宅を出て国道10号を北東に宮崎県北諸県郡(きたもろかたぐん)三股町(みまたちょう)を目指しました。交通量は少ないのですが、姶良市から霧島市、都城市街地を経て片道100kmほどもあります。途中の道の駅「すえよし四季祭市場」で休憩し、現地到着は昼前でした。

例年よりも2週間早めの開花


森に咲くシャクナゲ


色とりどり


展望所からの眺め シャクナゲがぎっしり


ツツジも美しい


早咲き種はすでに花が落ち、大半の木が丁度花盛りでした。まだ蕾の小さな木もありますが全体としては開花ピークと感じました。公園化してから28年を迎え、シャクナゲは大きく成長しており苗木だけでなく成木も販売されています。

日本一とされる園内には色とりどりのシャクナゲが咲き誇り別世界に迷い込んだような感じがします。これほどの見事な場所への入場料が大人500円とは実にありがたいことです。シニア世代を中心に家族連れなどが次々に訪れていました。

椎八重(しいばえ)公園のツツジ

咲き始めのツツジ


濃い赤のツツジが多い


展望台からの眺め


池横の八重桜


椎八重公園はしゃくなげの森の手前にあります。広い敷地には模様を描くようにツツジが植えてあり展望台からの眺めがきれいです。園内には山桜の大木があり、八重桜は今が花盛りでした。

今週末には多くの人で賑わいそうです。三股町役場の人たちでしょうか公園駐車場の整備、案内看板や旗の設置に忙しく動き回っていました。

新緑が美しい長田峡



椎八重公園よりも下流域の道路沿いにあります。駐車用とトイレが設置され、遊歩道から眺める清流には新緑が広がり美しい風景でした。歩道沿いではユーモラスな河童の置物が数か所にありました。



ハナズオウ


しゃくなげの森に長居し過ぎて長田峡から帰途についたのは16時半過ぎ。帰りも高速道路を使わずに国道10号を南下、19時前に帰宅しました。久しぶりの長距離運転でお尻が痛くなり疲れましたが、三股町の花と緑と水を満喫した一日でした。感謝、感謝。
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D7500 予備機で一安心 2018/04/01(鹿児島)

2018-04-01 15:53:48 | 日記
早いもので今日から4月です。
3月半ばに一眼レフ予備機D7500を購入、使い勝手などをまとめました。

右は従来からのD500 左がD7500


カメラ背面 左がD7500 右はD500


予備機を買うまで

1 昨年10月に購入したD500の撮影枚数が20万を越える
2 カメラのない生活は考えられないので故障に備えて予備機を選定
3 手頃なキヤノン製品も考えるがニッコールレンズが無駄になる
3 操作性を考えると類似機種がベターである
4 D500を簡略化したD7500に決定

フルサイズ機のD850を買うか次に出そうなフルサイズ機を待つか迷いましたが、悩んでいるうちにカメラが壊れると厄介。はるかに安価なAPS機D7500に落ち着きました。(´∀`*)ウフフ

D850は人気機種ですがニコンの経営に不安もあり、この先のフルサイズ機発表は東京オリンピック前でしょう。D一桁機種は価格50万円以上と予想されます。年間15万回ほどシャッターを切りますので、趣味とは言えども数年で使いつぶすには高くつきます。

フルサイズ機のニコンDfも考えましたが、操作性は銀塩カメラに近いものです。個性的で所有する楽しさは想像できますが、現在と操作性が大きく異なります。新機種期待感の方が勝り、今回は見送りました。

デジタル一眼レフはD100,D200,D700と使ってきました。その中でもD700はフィルムカメラの画角がよみがえる手頃なフルサイズ名機でした。フルサイズボディ新機種が25万円程度で出るとうれしいのですが、難しいでしょうね。

日常カメラになったD7500


同じく背面


毎日400枚程度撮影して手になじんできました。付属しているストラップにD7500と表示されていないのは好感が持てます。Nikonは良いとしても機種番まで表示されているとカメラの宣伝のようで嫌でした。

D500との使用感比較

1 グリップがやや浅くホールド感が弱いが軽いのであまり気にならない
2 シャッター音が頼りない スッコンという感じで耐久性が感じられない
3 大伸ばしプリントはしていないが画質は同等で問題なさそう
4 メディア、バッテリーの挿入部分は安っぽい
5 設定ボタンがやや少ないものの操作に慣れると問題なし

内蔵ストロボは便利


八重桜 内蔵ストロボ発光比較


値段なりの製品と感じますが内蔵ストロボは便利です。薄暗い場所や逆光補正などに使いやすいです。外付けのストロボはどうしても嵩張ります。補助的に内蔵ストロボを使うことで撮影機会を逃すことが少ないように感じます。近接撮影ではレンズに邪魔されてストロボ光が当たらない部分があり、慣れが必要です。

季節は桜からツツジへ


アジサイの若葉


砂浜や畑に持ち出して使うことも多いので塩気や埃もかぶりますが、期待に応えてくれています。昨年はソメイヨシノの開花が記録的に遅れましたが、今年は今日がお花見のラストチャンスでしょう。

長期予報では今週木曜日まで晴天続きです。せっせと野菜に水やりをしなければなりません。最高気温が25度を超えるような日もありますが、無理せずに体を慣らして行くことにします。
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花浄土/鹿児島

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