花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

今日もまた雨 今年は釣れない吹上浜 2015/06/17 (鹿児島)

2015-06-17 16:25:41 | 吹上浜
梅雨時は曇りや雨がちですが、今年の鹿児島は特に雨が多くなっています。
6月2日に梅雨入りして半月、17日までに雨の降らなかった日は2日間だけです。

6月17日21時の予想天気図 NHKテレビから 以下は全て6月17日撮影


鹿児島の西側で梅雨前線が折れ曲がり、活動が活発になり大雨との予報です。

8時過ぎの吹上浜日置海岸(南側)


波は高くありませんが見通しが悪く、海面は濁った状態が続いています。
キス釣りには濁りとゴミは大敵です。昨年はこの時期に良くキスが釣れました。今年はさっぱりです。昨年の様子はこちらをご覧ください。

海に流れ込んだ水の跡


普段は流れない排水路からの水流が砂山を崩し、砂浜に流れ込んだ跡が残っています。冬場は風で砂が堆積し、高さ1mほどの砂山になっていました。

川からの漂着ゴミ(北側)


大潮で満潮の時間帯で川から流れ込んだゴミが砂浜に打ちあがっています。河原の水草やヨシなどが根こそぎ流れてきています。

台風や梅雨末期には南風が珍しい中国系ゴミや、漁具、椰子の実なども運んできます。ビーチコーミングで渚を歩く楽しみもありますが、今は単調な河川ゴミが殆どです。

雨はやんでいますが、釣人の姿は全く見えません。キス網もゴミが多く操業していません。一頃見かけたチリメン漁のバッチ網船団も出ていませんでした。

例年の梅雨明けは7月中旬ですから、まだ1ヶ月ほども先のことです。梅雨本番の大雨がこれから先に何度も来そうです。せめて晴れ間が2日ほど出てほしいと願うものです。

ランタナも雨疲れ


一頃は花盛りでしたが連日の雨で花が少なくなりました。枝先近くまでカタツムリが上がってきていました。

大名竹(デモダケ)のタケノコ


5月下旬から6月中が旬のタケノコです。雨後のタケノコと言われるように雨の後は良く生え出してきます。最近は自然食ブームもあり山菜として採取する人が多いようです。自家消費する分にはかまわないのですが、金目当てにゴッソリと持ち去られると地主としては嫌なものです。

ムクゲ


挿木で簡単に殖やせるため昔は道沿いや畑の境などでよく見かけました。芙蓉やハイビスカスなどの仲間で、一日花ですが次々と咲き続けます。

梅雨が明けると連日の猛暑に見舞われます。まだ一月ほどもありますが、海の濁りが消えて波静かになるまでに砂浜を掃除して、キス釣り仕掛などを準備しておこうと思います。
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雨続き 釣り人の少ない吹上浜 2015/06/10 (鹿児島)

2015-06-10 18:48:35 | 吹上浜
鹿児島は6月2日(火)に梅雨入りしました。
平年(5月31日ごろ)より2日遅く、昨年(6月2日ごろ)と同じ時期の梅雨入りです。

砂丘に自生するウチワサボテン 6月6日(土)


日置海岸 南側の風景 奥に見える白い点はバッチ網漁船


昨年5月の吹上浜は海藻が大量に漂着しました。甑島海域まで広範囲に海藻が異常繁殖し全く魚釣りができませんでしたが、今年はそのような現象は見られません。

台風6号が奄美付近を通過した後に大雨が降り、河川ゴミが大量漂着しました。そのゴミが解消する頃に梅雨入りし、今度は海面の濁りが続いています。

沖合いにはチリメン漁のバッチ網船団を見かける日もありますが、キス網の小船は殆ど出漁していないようです。ゴミが絡んで漁ができないものと思われます。

砂丘で見かけたグラジオラス 捨てられたものが野生化したのでしょう


悪条件でのキス釣り


土曜日で数名の釣人がいましたが、海面は濁り川からのゴミが漂流し仕掛けに絡んでいました。水汲みバケツにキスが数匹入っていて、たまには釣れるとのことでした。

夕方に海岸を清掃


海からの風が心地良かったので、海岸に出てゴミ掃除をしました。ペットボトルやビニル片などの燃えないゴミ、ガラスビン類の危険物などを分別して燃えるゴミを20箇所程度に集めました。

川に溜まっていた枯木、竹、落葉なので乾燥した日が続けば、殆ど煙が出ることもなく良く燃えます。7日は晴天が続き風が弱かったのである程度の釣果があったものと思われます。

雨で濁った海 以下の画像は6月10日(水)8時過ぎに撮影


雨水が流れ出し砂山を崩す


8日から再び雨となり、9日も時々強い雨が降りました。10日は10時頃から雨が降りだしました。小潮で朝方は引潮のため釣り人の姿はありませんでした。

浜に流れ出した水が砂山を崩し扇状地を作っています。この大きさで大体の雨の量がわかります。しとしと降る雨では、水は砂にしみこむためほとんど砂山が崩れません。これほどに崩れるということは一日で100mm以上降ったのでしょう。

北側の海岸風景


横に連なる小さな波


時期的にはキス釣りシーズンですが、海は静かでも海面の濁りと河川からのゴミで釣りには最悪です。

この時期の大雨は強い南西風を伴いますので、波立つことが多くなります。天気予報で発表される波の高さは、風速を考慮した理論値だろうと思います。(風速何メートルの風が何時間続けば波の高さはこれくらい)

鹿児島市など遠方から訪れる釣人が浜に着いてがっかりするのが、この波の高さです。南西風で一旦大きな波が立つと影響が数日続く場合があります。天気予報で波の高さは1mと聞いて来てみれば、ウネリが2mもあることはざらです。一方で波乗りには最適で江口浜はサーファーで賑わいます。

梅雨後半の南風は梅雨前線を北に持ち上げる大きな力を持っています。南から押し寄せる巨大なエネルギーで、ウネリが1週間ほど続くことも珍しくありません。釣り人にはなんとも歯がゆい時期ですが、釣りができないその間に魚は大きく成長しますので気長に好機を待ちましょう。
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