花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

香積寺跡 薩摩川内市東郷町 2023/02/27(鹿児島)

2023-02-28 18:42:00 | 史跡巡り
2月27日(月)藤川天神からの帰り道、香積(こじゃく)寺跡を訪ねました。

藤川のお寺跡
田海川を渡りすぐのところ 以下の画像は2月27日に撮影


東郷藤川ふれあい交流公園のすぐ上流で小さな案内板が目に留まり、引き返して橋を渡ってすぐの空地に車を止めました。

少し歩いた先で地元の方に道を尋ねると、お寺跡があり墓のようなものが残っているとのこと。

竹林の中に残る寺跡


獣害対策の鉄格子が張り巡らされている中で、入り口部分を探し出して竹林内に進みました。

古い説明板があった


太い孟宗竹が折り重なり行く手を阻み、足元や竹の枯れ枝をよけながら慎重に進みましたが、ここに残されたものはわずかでした。

香積寺(跡) 文明11年(1479年 室町幕府の時代)9月開山、藤川天神の別当寺であり、禅宗の名寺として、一時郡内に名を得た寺であった。寺跡には、住職石塔が、原形を保つものとして、貴重なものである。

石塔などはわずか


いずれも苔むして文字などはよく判りませんでした。おそらく訪れる人は殆どなく、管理の手が届かないのでしょう。

足元が悪く倒れた竹に行く手を阻まれるので、安易に行かない方が賢明です。

再建された香積寺跡
東郷町南瀬(のうぜ)地区 香積寺跡地 


お堂の横に1台分の駐車スペースが確保されています。左側には建築資材置場があり、たまに作業車が出入りするのでご注意ください。

薩摩川内市教育委員会の説明板 次のように記されています


薩摩川内市指定文化財 香積寺跡石塔群等 昭和46年7月13日指定

香積寺は、鹿児島福昌寺(曹洞宗)の末寺で、本来は東郷町藤川の庵袋(あんたい)地域に建っていました。

一度は廃寺となりましたが、日置市出身の名僧「普峰京順和尚」が、名寺の香積寺を廃するのは惜しいとして、寛文6年(1666)4月15日に、この地に再建しました。

再建された寺は「不二山(ふじやま)香積寺」と呼ばれ、京順和尚自ら住職となり、布教に努めたと言われています。

京順和尚は名徳であり、その教えを受ける者や慕うものが数多く集まり、参拝者も絶えなかったようですが、明治2年(1869)に廃仏毀釈の影響で廃寺となりました。

現在、この地では、香積寺に由来する石像や石塔を見ることができます。その中には、京順和尚が自身を自作したと言われる小袴(こばかま)の像をはじめ、仁王像や、歴代住職の墓も含まれており、これらはまとめて薩摩川内市の指定文化財となっています。

小さなお堂に残る山号 不弐山


木像は当時のものらしい


保存状態が良い


地域の方々が大切に保存されています。300年以上を経て今なお素晴らしい表情と彩色も一部残っています。

知識の乏しい私にはまさに猫に小判ですが、手を合わせ頭を下げました。うまく書けませんが、心に直接響くようなものを感じました。

右奥 桑畑の横に残る石塔群 


漢方薬の原料になる桑畑では、草取り作業が昼休みに入りました。除草剤を使えないので夏場の作業は大変だと聞きました。

石塔群 石仏、墓石など


奥の方から


石仏


右から、不動明王、お地蔵さん、阿弥陀如来、観音像のようです。

厳しい表情にユーモラスさも漂う 不動明王像


阿弥陀如来


ここでも明治初期の廃仏毀釈の影響を受けたものと思われますが、比較的損傷が少ないように感じます。

「鹿児島 香積寺跡」で検索すると詳細な説明をされたページがありますので、興味のある方はご覧ください。

日差しが強烈で仏様の表情が良く写せなかったので、機会を見て再訪したいものです。
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春の日差し 梅香る藤川天神 2023/02/27(鹿児島)

2023-02-28 11:44:03 | 
2月27日(月)朝は冷えて山間部は霜、昼間は春の日差しに恵まれました。

9時19分 藤川天神(菅原神社)駐車場


すでに眩しい朝の光が境内に広がっていました。今年は右手に出店がなく、5台分ほど駐車場区画が増加。参道の階段横は木が伐採され明るくなっていました。

山を越えた朝の光が届く


今年はシカの被害なし


臥龍梅は3~5分咲


参道右手の梅 こちらは花盛り


境内は梅の香りが立ち込めて、むせぶような気がするほどでした。広い境内だけでなく社殿の山手側にも植栽があり、普段の管理も大変なことでしょう。

社殿前の緋寒桜   


しだれ梅


梅に見えたが桜のようです


社殿南側の梅 右奥は河津桜


10時11分 園児たちも訪れて賑やかに


平日ながら多くの人出となりました。駐車場が狭かった頃は県道まで車が渋滞するほどでした。今年も美しい梅を楽しめてありがたいことでした。

境内には多くの梅があり、臥龍梅の開花が進む3月上旬にかけてにぎわいそうです。

この後はグーグルマップで気になっていた、薩摩川内市東郷町の香積寺(こじゃくじ)跡を訪ねました。
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カメラ散歩 木屋園の田の神様 2023/02/27(鹿児島)

2023-02-27 18:54:36 | 史跡巡り
2月27日(月)薩摩川内市の藤川天神に向かう途中で立ち寄りました。

薩摩川内市平佐東小学校の北西約1km 以下の画像は2月27日に撮影


グーグルマップを拡大すると、各地に田の神様の表示に気付きます。ここは鹿児島県道394号山崎川内線沿いの墓地手前です。

普段は県道335号市比野東郷線を利用していますが、今朝は平佐東小学校から北側へ400mほどの地点を左折(西側へ)、500mほど走った左手です。

8時45分 木屋園の田の神様 正面


かなり風化が進んでいますが、形が少し変わっていて背中に大きな俵を担いだ姿です。車を墓地駐車場に止めて写しました。

大きな俵が3俵 見通しの悪いカーブ


県道ではありますが、この辺りは昔ながらの狭い道です。墓地があるためでしょうか、西側からの道路拡幅が途中で止まっています。

将来的に道路整備が進めば田の神様も移転するのかもしれません。

車で走っていると気付かないかも


交通量が少ない分、狭くてもかなりの速度で車が走り見通しも悪いので運転には要注意。事故多発地点の表示もありました。

豊作への強い期待感


道路から写す場合は車に十分注意してください。西側からは下り坂のカーブで、人がいることは想像しにくい危険な場所です。

見守る田圃の様子


今朝は各地で冷え込み、まだ日陰のところでは霜が残っていました。日中は風も雲もなく、春の日差しが一杯でした。

27日、川内のアメダス観測値は、最低気温マイナス0.2度、最高気温15.4度。

すぐ南側に残る鉄橋 国鉄宮之城線


鉄橋をくぐった先から見た様子


1987年(昭和62年)1月10日に全線廃止され、線路跡の一部は生活道路として利用されています。

鉄橋下の道路利用率が低く、鉄橋も頑丈でそのまま残したのでしょうか。水田の先には数軒の民家がありました。
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カメラ散歩 薩摩永野駅跡 2023/02/23(鹿児島)

2023-02-24 18:40:20 | 史跡巡り
2月23日(木)天皇誕生日、旧国鉄宮之城線の薩摩永野駅跡を訪ねました。

1987年(昭和62年)1月10日、 宮之城線廃止に伴い廃駅、跡地に永野鉄道記念館が建てられ鉄道施設の一部が残っています。

永野鉄道記念館 以下の画像は2月23日に撮影


1988年(昭和63年)5月、旧駅舎跡地に4770万円をかけて建設された公民館を兼ねた建物です。

ホームと保線車両 バス駐車場と右奥には線路が残る


急勾配でもありませんがスイッチバック方式の珍しい駅です。永野金山近くの大きな集落であり、大口に向かう線路を伸ばして立ち寄る感じです。

永野区観光案内板


将来的に線路を東側に伸ばし、横川辺りで肥薩線につなぐ構想もあったとか。急速な自動車社会への移行で国鉄そのものが衰退・民営化され、不採算路線は次々に廃線となりました。

旧薩摩町の案内図


1954年(昭和29年)永野村・求名村・中津川村が対等合併し、薩摩町が発足。2005(平成17)年に薩摩町は鶴田町、宮之城町と対等合併し、さつま町(2023推計人口19千人)が誕生しました。

昭和40年代には宮之城町の人口が3万人に迫り、広域合併で宮之城市誕生かと思わせるほどの勢いでした。多くの地域と同様に過疎化が急速に進みました。

緩急車(車掌車) 右奥から大口へ 左奥から川内方向へ


ネットで見かけた2004年の駅跡画像では現在と同じ車掌車(緩急車)が残る線路脇に桜の幼木が見えます。

シーサースクロッシングと呼ばれる、隣接する2つの軌道の間に2組の渡り線をX字状に設けた軌道構造が残されています。

廃線直前の記録動画と見比べると、現在は半分程度のスペースで当時を再現しているようです。

大口方向への線路は緩やかな築堤を上っていました。川内方向へはまっすぐ進む感じですが、線路はかなり左の田圃側へ続いていました。

記念館の内部


待合室にはテレビらしきものがあり、見学者が多いときはビデオでも説明するのでしょう。

窓口の奥には鉄道設備も見える


内部にも展示資料が多く見えましたが、施錠されていました。鍵を借りて中に入ると見ることができるようで、連絡先の電話番号が表示されていました。

さよなら列車の様子


今日は天皇誕生日です。時代は昭和から、平成、さらに令和へと移りました。ずいぶん前のことになりました。

降る雪や明治は遠くなりにけり(中村草田男)・・・わが身のこととして実感します。

西側から見た鉄道記念館


左側は大口方向の針持駅から下りてくる線路、右側は川内方向の広橋駅に向かう線路です。

かつての線路脇


白梅が満開で菜の花も咲いてきれいでした。

右は大口、左は川内方向


大口方向に伸びる築堤は撤去され平坦な道路になっています。

鉄道記念館ができてから35年


雨に降られずすみました。祝日でしたが他に見かけたのは、カメラを手にした若い男性が一人だけでした。

今日は各地の梅や早咲きの桜を探して回る中で、かなり奥まで来てしまい・・・いつか訪れようと思っていた永野駅跡を訪ねました。

桜が咲くころはもっと多く人が訪れることでしょう。鹿児島の自宅まで一般道直帰で1時間5分、遠いようでそうでもありませんでした。
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吉野公園の河津桜 サクジロウ 2023/02/21(鹿児島)

2023-02-22 15:35:11 | 
2月21日(火)今朝は早めに着き、存分に河津桜とメジロを楽しみました。

7時12分 松林に朝日が当たる 以下の画像は2月21日に撮影


2月19日(日)はe-taxがうまく行かず断念、20日(月)は操作上のストレスなく確定申告を終え、今朝は気分転換に吉野公園です。

7時の駐車場には車が10台ほど先着、皆さんウォーキングに励んでおられるようでした。

7時50分 今朝はメジロが多い 10羽以上か


休憩所東側の河津桜には多くのメジロがいて、手慣れた人たちがすでに撮影中でした。朝日が十分届かないうちは、木陰は薄暗く写しにくい状態でした。

8時3分 展望台からの霧島連山


やや見晴らしは悪いものの、霧島の山並みが姿を現していました。

8時42分 屋久島、種子島へ向かう貨客船


屋久島航路は8時半発、10分後に種子島行きが出港しました。鹿児島湾(錦江湾)は奥行きがあり佐多岬を出るまでに大分時間がかかります。

これが長崎のように外海の近くであれば、鹿児島市はさらに繫栄したことでしょう。

9時41分 今日は満開


散る花びらはわずかで、葉も殆ど開かず花盛りです。少し白い雲が出るとさらに良いのですが、快晴が続きました。

多くのカメラマンがメジロにカメラを向けていました。梅とメジロはウメジロウ、桜とメジロはサクジロウと呼ばれているようです。

11時10分 花見の人たちもぼつぼつ 紅梅は大半が散っていた


11時を回る頃にはカメラマンも減ってきました。私も懸命にシャッターチャンスを狙いましたが、なかなか思うようにメジロは動いてくれません。

メジロの動きを予想して連続撮影するのですが、今日はメジロを追い回すヒヨドリが殆どこず、メジロは枝先を小刻みに動くことが大半でした。

高画質で動画を記録し、良い場面を抜き取った方がマシかもと思うほど大量に連続撮影しましたが殆どダメ。

きれいな河津桜とメジロの可愛い姿を楽しんだので満足です。思い通りに写せないことでストレスを貯めてはいけません・・・そうは言っても実際のところは私の撮影がヘタなだけです。

休憩所北側の河津桜若木


こちらも7分咲程度でしたが、まだ木が小さくてメジロはいませんでした。休憩所南側の河津桜2本は3分咲程度でメジロも来ていましたが、枝が放射状で花が少なくまだ絵になりませんでした。

天候に恵まれた 鹿児島市の最低気温は4.6度 最高気温は14.0度


朝方はかなり冷えましたが、日中は風が弱く穏やかな日差し一杯でした。

12時3分 噴水が上がった


節水のため噴水は一日に一回だけ、12時から15分程度しか上がりません。桜島の薄煙は南西方向に流れ続けていました。

大島桜


公園駐車場の入り口近くにあり、白い花が咲いていました。一般に桜の花はピンク色をイメージしがちですが、ソメイヨシノはピンクよりも白に近いものです。

河津桜についてフラワーパーク鹿児島のページから引用して紹介します。

静岡県伊豆半島の河津町に咲いている非常に濃いピンク色の花びらを特徴としている桜です。また沖縄と並んで全国一の早咲き桜として知られており、 2月にもなると開花を初め、それから約1ヶ月間は咲き続ける開花期間が長い桜です。

河津桜は寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種で、つぼみや咲き始めは非常に濃いピンク色をしていますが、満開時はピンク色、それからだんだん色あせて散っていきます。花形は平開形で一重のやや下向き、花弁は5枚の円形で無毛です。

河津桜の名前の由来はもともと河津川の土手で1955年(昭和30年)に最初の原木が見つかり、また河津地方独特の桜であったことから土地の名前を取って1974年(昭和49年)に河津桜と命名されたようです。(引用終わり)

今日は早朝から半日、吉野公園で遊びました。毎年のことながら、あと何回桜を見ることができるだろうと思うことですが、今年も楽しむことができました。健康に、家族に感謝、感謝です。
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新たな悩み e-taxに苦しむ 2023/02/19(鹿児島)

2023-02-19 21:40:19 | 日記
2月19日(日)今年も所得税申告のシーズンがやって来ました。

2月19日 7時のNHKニュース


昨日夕方に北朝鮮の弾道ミサイル1発が北海道の渡島大島の西およそ200キロの、日本の排他的経済水域内に落下したと推定されると発表されました。

気球と違ってこちらは海上であっても直接的な被害が懸念され、もしも日本の領土内に着弾すれば大混乱を引き起こすことでしょう。

朝方少し雨


前線の南下に伴い鹿児島市で3ミリの雨、九州北部では春一番が吹きました。

この時期は所得税の申告時期、毎年パソコンから申告するe-tax(いーたっくす)を利用しています。

昨年は申告書は送信できたものの、収支内訳書が送信できない状態に陥り・・・その書類はパソコンから印刷して税務署に直接持参しました。

申告事務には慣れているつもりが、パソコンでの操作はどうもダメ・・・一昨年はうまくできたのですが。

<今年もトラブル発生>

電子申告で最も大事なマイナンバーカードの読み込みができませんでした。

思い当たる原因は、パソコンが昨年夏に落雷で壊れて買い換えたこと。過去の申告データも見つかりません。

Windows11の操作に慣れず、e-tax利用上の細かな設定手順がわかりくい。

邪魔するFirefox(ファイヤーフオックス)

今年の申告に対応するe-taxソフトを国税庁ページからダウンロードしてパソコンに入れると・・・

Google(グーグル)ではなくFirefoxのブラウザに適用されていました。Firefoxのブラウザを閉じて同じ作業を繰り返しても、Firefoxのブラウザが先取りして立ち上がります。

Firefoxはe-tax利用には推奨されておらず(禁止ではなさそう)何度やり直しても同じことで、Googleブラウザにe-taxソフト最新版を適用できません。

これでは先に進めないので一時的にFirefoxをアプリから削除、Googleブラウザにe-taxソフト最新版を入れました。

カードリーダーのエラーが発生

今度は肝心のマイナンバーカードが読み込めないトラブルが発生。カードリーダーは電子申告が始まった頃の古いものです。

アクセスランプが点灯して10秒ほどで消え、カード読み込みができない状態。不思議なことに最新の対応ソフトが2本あり、どうにもうまく適用できません。

e-taxが始まった頃の古い製品のため、Win11には対応できないようです。

この先の生活に必須なマイナンバーカード自体のデータが壊れているのかも知れません。

混乱を極めて同じような作業を何度も試すばかり・・・この際、最新のカードリーダーに買い替えることにしました。

左は今日買った新しいカードリーダー 右はこれまでのもの


新しいカードリーダーを読み込むためのソフトを読み込ませ、画面の手順通りに操作するとマイナンバーカードが読み込めました。

やはり買い替えて良かったと気分を新たに、電子申告に取り掛かったのですが・・・やっぱりと言うか

今度はアクセス集中で画面が固まる

日曜日でもあり、多数の人がアクセスして操作ができない感じ。自動計算となっている部分が計算されず、ボタンを押しても戻るも、進むも全く動かず。

やはり国のネット環境はコロナ感染対策ソフトと同様にダメでガッカリ。これではいくらデジタル大臣が頑張って見せても国民の信頼は得られません。

今日はあきらめて、ゆっくり大河ドラマでも眺めることにしました。まだ一月ほどあり、最悪の場合は電子送信せずにプリントアウトして税務署に持ち込めば良いだけのこと。

これ以上ストレスを貯めるのも馬鹿らしくなり・・・気分を変えて別な日に再試行することにしました。

要領よく説明もできず、しようもない愚痴を最後まで読んでいただきすみませんでした。
コメント (2)
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入来浜 伊豆の踊子と浜の釣人 2023/02/17(鹿児島)

2023-02-18 15:31:07 | 吹上浜
2月17日(金)中田尻の次は南西側の入来浜自治会公民館に向かいました。

14時54分 日置市吹上町 入来浜自治会公民館 伊豆の踊子


あいにくと雲が多くなり陽射しが隠れてしまいました。ここは西側に林があり午後は日当たりが悪く、中田尻と比べると少し開花が遅い感じです。

伊豆の踊子の説明


由来について書かれています。長くなりますが、引用して紹介します。

早咲きの桜「伊豆の踊子」について
熱海市在住の造園師、故石井武夫さんは早咲の桜を探して行脚されていた昭和40年伊豆半島の川奈の山中でこの桜と出会いノーベル賞作家川端康成の名作に因んで「伊豆の踊子」と命名された。

以来、接ぎ木による増木に精魂を傾けられた。昭和60年、昭和天皇が南熱海の網代駅に咲いた満開の「伊豆の踊子」を車中から眺められ感動されたことが全国に報道され一躍有名になった。

石井さんは昭和50年、当地入来浜に「さつき園」を開園された折、自治会に伊豆の踊子の苗木10本を寄贈された。以来毎年2月頃に館庭の樹は繚乱咲き競い私たちを楽しませ心和ませてくれる。(引用終わり)

南側の風景 右側(浜の方)は林


北側の風景 隣接地は資材置場


伊豆の踊子は早咲で、開花期間は10日以上で一般の桜よりも長いのが特徴です。まだ6分咲程度で今月末頃まで楽しめそうです。

昨年2月14日に訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。

館内の写真展示 昭和時代の浜の写真など懐かしい


お茶をいただきながら話を伺いました。石井さんはここが地元の方かと思っていましたが、そうではないとのこと。

縁あって鹿児島の吹上町に移住されたことで、指宿市山川町のフラワーパーク鹿児島でも伊豆の踊子が植栽されたのでしょう。

色々とお話を伺い、きれいな花を楽しませていただきありがとうございました。

15時37分 入来浜 釣人は少ない


昨年は波打ち際に小魚が打ちあがり、多くの釣人でにぎわっていました。今年はここでも釣果がさっぱりのようです。

堤防の先には若者が数人


20代と思われる若者がひたすら仕掛けを投げ込んでは巻き上げていました。釣り竿が大きく曲がり奮闘10分ほど、狙いのブリやヒラメではなくエイで残念。

16時1分 遠い北東方向 風力発電機らしきもの


堤防は海に300mほど突き出しているため、砂浜からは見えない遠景が目に付きます。北東の方角に風力発電機らしきものが見えました。

鹿児島市郡山町付近にある風力発電機が夕陽に照らされて特に目立ったようです。

日置からは吹上浜の南西側に見える野間岳がさらに迫って見えますが形はあまり変わらず、久多島は少し近くに見えます。同じ吹上浜でも、たまには違った場所も良いですね。
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早咲きの桜 吹上町中田尻 2023/02/17(鹿児島)

2023-02-18 14:02:15 | 
2月17日(金)午後から日置市吹上町の早咲桜を見に行きました。

13時40分 中田尻自治公民館 伊豆の踊子


昨年2月14日に訪れたときのブログは、こちらからご覧ください。

田の神様 1717年建立


公民館入口右手に鹿児島県指定文化財の田の神様があります。風化が進んでいますが、農地を見守る姿は今も頼もしく目に映りました。

メジロ、ヒヨドリ それよりも多かったのは


何かブーンと羽音のようなものがします。よく見るとミツバチでしょうか、一杯いて驚きました。

次々と観覧者がやって来て皆さん美しい桜を楽しんでいました。各地で会った熱心なカメラマンとも再会しました。

全体としては七分咲き程度か


桜は順次開花し早く咲いた花から散ってしまうので、今が見頃の感じでした。

入来浜自治会と同じ早咲きの桜「伊豆の踊子」とのこと。今年もきれいな花を見せていただきありがとうございました。

道路向かいには緋寒桜


この隣にも伊豆の踊子のような幼木があり花を咲かせていました。

もっと目をひいたのが 左奥に見えた桜


橋は工事中で片側交互通行、右側では河川工事が進められていました。先に少し見えた桜は2種類が咲いているようです。

花好きの家人が植えたものでしょうか


住宅はすでにないものの、桜の下には園芸種のツバキ、梅もありました。奥には墓地があり、右奥にはお寺がありました。

手前の小さな桜は伊豆の踊子、後ろは緋寒桜でしょうか、今が見頃で遠目にも目立っていました。

白い雲と色合いの違う桜


お互いに引き立て合うような色鮮やかな桜に目を奪われ、薄雲が過ぎ去るのをしばし待ちました。

この後は西側の吹上浜近くにある入来浜浜自治会公民館の早咲桜「伊豆の踊子」を訪ねました。
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季節は進む えんどう豆成長 2023/02/17(鹿児島)

2023-02-18 11:31:38 | 野菜作り
2月17日(金)野菜園の様子見に日置へ出かけました。

9時53分 吹上浜日置海岸


風もなく穏やかな海は、中潮で潮が引き始めた状態です。昨年と比べてブリの釣果は振るわず、釣人は数える程度でした。

野菜園の梅


前回2月8日は花盛りでしたが、10日には春一番が吹き殆どが散っていました。

えんどう豆に花が咲く


昨季は発芽が悪く何度も種蒔きをしましたが、今季は順調に生育。これまでで一番早い開花で、来月にはさらに茎が増えて葉が茂ることでしょう。

さらに太くなった大根


太く成長して片手では持てないほど重くなりました。残りは4本、大根の花が咲く前までに収穫できそうです。

竹藪を少し片づける


畑の北側は大名竹の林ですが、全く手つかずの状態です。風で折れて邪魔になった竹を、藪の横に積み重ねたままにしていました。

完全に腐るまで5年以上はかかる感じで、竹林への出入り口確保のため片付けに着手。その都度の片付けが大事と思い知らされるほど、作業に手間取り大汗が流れました。

沈丁花が開花


春を知らせるように、うっすらと甘い香りが漂っていました。白木蓮も少し開花して春が始まりました。

この後、新聞記事にあった日置市吹上町の早咲きの桜「伊豆の踊子」を見に行きました。
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吉野公園 河津桜3分咲メジロ 2023/02/15(鹿児島)

2023-02-15 18:10:53 | 
2月15日(水)今朝は早目に吉野公園へ出かけました。

7時4分 愛犬と朝の散歩 以下の画像は2月15日に撮影


2月の開園時間は7時、すでに駐車場には10数台の車が止まっていました。昨年10月から運動広場などを除く区域内で、ペット連れの入園が試行中です。

7時16分 展望台からの朝日


今朝の日の出は7時ちょうど、桜島の煙は南西の鹿児島市南部方向へ流れ、海側から心地良いJRの電車走行音が聞こえてきました。

北側の霧島連山


2011年の新燃岳噴火、その後のえびの高原硫黄山の噴火で登山路規制があり霧島から足が遠のいています。

えびの高原から生駒高原への道が、一部制限付きで土日の9~17時まで可能です。機会を見てツツジを写しに行きたいものです。

7時38分 南に向かう高速船


鹿児島市街地に朝の光が届き始めました。鹿児島市南部は桜島の薄い噴煙のため霞んでいます。

松並木に差し込む朝の光


この辺りで初めて朝の風景を目にし、松くい虫被害の少なかった昭和40年代頃の吹上浜の松林を思い出しました。

なごみの庭 梅の開花が進んでいた


公園入口には河津桜3分咲、紅梅7分咲、白梅3分咲とあり、しだれ梅も咲き始めていました。

休憩所横の河津桜


毎年話題になる花いっぱいの河津桜です。昨年よりも1週間から10日ほど開花が遅れていました。

公園などで多く見かけるソメイヨシノに比べると開花が早く、花が長持ちして10日以上楽しめるうれしい桜です。

休憩所北側にも河津桜の若木があり、すべて咲きそろうと春景色となりそうです。

メジロが集まっていた 多いときで10数羽


10~15分おきにメジロが集まってきますが、ヒヨドリが追い払うこともあり写しにくい状態でした。

今朝は鳥の撮影に慣れた方が多かったようで、皆さん盛んにシャッターを切っていました。

紅梅


中ほどに見えるのがメジロです。河津桜の方へ飛ぶスピードが早く、ぼんやりとしか写っていません。

しばらくは見頃が続きそう


一部では白梅も花盛りで河津桜の開花が進み、今週末はさらに多くの人でにぎわいそうです。

早朝ならばメジロが写しやすいと思ったのが間違いで、撮影位置が悪く逆光に泣かされましたが・・・きれいな花を楽しめたので満足です。
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花浄土/鹿児島

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