花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

連休は晴天傾向 ソラマメは減収 2017/04/28 (鹿児島)

2017-04-30 17:31:05 | 日記
昨年は4月下旬の長雨で収穫期後半のソラマメは大半が腐りました。
今年も強風と言うよりも暴風の日が2~3回ありました。東風、南西風でソラマメの茎が折れてサヤが減少しています。収穫期を迎えたえんどう豆は、所によっては棚ごと崩壊、傷みがひどく大幅な収穫減となっています。

ソラマメとえんどう豆 以下の画像は4月28日に撮影

私のところでは鳥除けにかぶせてあるネットが風除けになり、えんどう豆には大きな被害は出ていません。ソラマメは暴風で茎が傷めつけられてサヤが肥大せず期待よりも収量が少ない状態です。昨年は収穫が遅れて一部の豆が熟して「お歯黒状態」が見られたので、今年は少し早めに収穫しています。

トベラの花 公園や街路樹としてもよく見かける


シャリンバイの花


いずれも浜への道沿いに自生しています。強い潮風に耐えてこの時期は美しい花を咲かせています。

吹上浜海浜公園 小さな砂像が展示されていました


所用のため今年も出かけました。雲一つない日差しがまぶしすぎる一日でした。高校生の遠足を中心に昨年よりも多くの人が訪れて賑わっていました。

元鹿児島県知事 鎌田要人(かまたかなめ)さんの銅像


南さつま市(旧金峰町)出身の政治家で、知事時代は農村振興運動など県政発展に尽力されました。中央への陳情などでは自らを米つきバッタになぞらえる庶民派知事として親しまれました。この銅像は道の駅きんぽう木花(このはな)館横にあります。

吹上浜は初夏の装いへ


少しゴミがありました


吹上浜では少しずつキスが釣れ始めています。まだ釣人も少なく、小型が中心と聞きました。雨による河川ゴミが少し残っていますが、今のところ海藻は発生していません。大型連休中は釣人が殖えそうです。

ハマボウの挿し木


下原海岸の南側にある小川横にハマボウが根付いています。新芽が伸びだしていたので枝を採取し、6本を野菜畑の隅に挿し木しました。ネット情報によると水を好むようです。適度に水やりを欠かさずに管理してみようと思っています。

2016/07/01撮影のハマボウ

ハマボウは槿や芙蓉、ハイビスカスなどの仲間で7月頃に黄色い花を咲かせます。種は塩水に流され、河口部の低湿地や汽水域に自生します。ごく小さな川沿いにあるのは珍しいと思います。
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ナス、キュウリなどの植付  2017/04/24 (鹿児島)

2017-04-30 16:19:26 | 野菜作り
鹿児島では今が家庭用夏野菜の植付時期です。
天候と良い苗の入荷具合を見定めながら4月24日(月)に植付けました。

紫山芋の植付 以下の画像は4月24日に撮影

最初にSさんからもらった紫山芋を試験的に2個植付けました。
場所は昨年夏に自然発芽したゴーヤの跡地です。ゴーヤは8月の厳しい日照りで枯れて、その後は近くのサツマイモの蔓が棚を隠すほどに伸びていました。

サツマイモの蔓が枯れた後には野イチゴが入り込み生い茂っていました。手前のサツマイモはマルチシートをかぶせた状態で冬越しして、今は新芽が伸びています。

40センチ程度の間隔で植付

サツマイモの枯れた蔓を試験的に入れて堆肥と混ぜています。野生の山芋のように細長く伸びる性質ではなく、サツマイモのような形状で肥大するようです。

エンドウ豆の棚西側にゴーヤなど植付

風除けのビニル袋を掛ける

竹藪を開墾した場所です。竹のヒゲ根などが少し残っていますが、取りつくせないので妥協して植えこみました。事前に堆肥などを混ぜ込んでいなかったので、今年も一挙に作業しました。

やっつけ仕事で乱暴ですが自家用野菜なので気にしません。
ゴーヤ2本、キュウリ2本、ナス3本を植付けました。土を耕し肥料を入れ、苦土石灰も混ぜて畝の表面を平らにする頃には小雨が降り出しました。

おまけに南東風が強く吹き付けてマルチシートをかぶせるのも一苦労。作業を後日に伸ばすと、生育遅れにもつながるので濡れながらも作業を続けました。植付後には肥料袋を利用した風除けを設置。藪から切り出した竹を鉈で割って四隅に差し込んで支えにします。

昔ながらの風景ですが、風の影響を防ぎ地温保持にも役立ちます。苗からの発根が促進されます。いずれの苗も台木にカボチャを使用した接木苗です。ゴーヤは苦味の少ない品種、キュウリはイボなし、ナスはトゲなしの品種です。

接木苗は一般の苗に比べて3~4倍の値段ですが、生育が早く収量も多くなります。せっかくなので奮発して接木苗としました。右側のエンドウ豆の棚を一部利用してゴーヤの棚、キュウリの棚を作る予定です。

雨上がりの西空


作業が終わる頃に雨も上がり、西空から日差しも届きました。浜に出ると夕日は雲に隠れてしまいました。日没位置は下甑島付近です。2か月もすると夏至です。
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春は進む 草刈機を買い換える 2017/04/21 (鹿児島)

2017-04-30 15:06:39 | 日記
天候はやや不順ながらも4月も下旬。
例年より一週間程度遅れて季節の花が咲き、道路にも雑草が伸び始めました。

浜への道沿いに咲く野生の藤  以下の画像は4月21日に撮影


多肉植物の花 マツバギクの一種?


数年前梅雨時の海岸に漂着したものを砂地に植えました。寒さにも乾燥にも強く、花数は少ないのですが毎年大きく伸びています。

山ツツジ

昔ながらの山ツツジです。近所空家の庭先に今も残っています。樹齢は70年以上と思われます。

紫蘭

蘭の仲間ですが手間いらずです。半日陰ですが、雑草を取り除き日当たりを確保しているため毎年きれいな花を咲かせてくれます。

イヌビワの若葉

畑の隅にあり真夏は休憩用の日陰を作ってくれます。右奥のイチョウに新芽が少し見えてきました。

買換えた草刈機


6年間使い続けた草刈機が故障したので買換えました。14日の作業中に不具合が出ました。エンジンの出力を上げても動力が伝わりません。ナイロンカッターが空回り状態で、草が殆ど切れません。先輩のSさんに点検や部品交換を試してもらいましたがうまくいかず、専門業者へ持ち込みました。

業者さんに状態を説明すると、「十分元手は取ったでしょうから、買換えたほうが良いですよ。」とのこと。使用後のメンテナンスを何もせずに使い続けたので、動力伝達部のギアが摩耗したようです。機械に付着した埃や泥を掃除するでもなく、オイルを注入したことも全くありませんから壊れるはずです。部品代だけで1万円はするそうです。

カタログをもらい、ネット情報も研究しました。故障した草刈機の下取りがあり、耐久性能が良さそうなのでスチール社の製品に買い換えました。

ホームセンターの草刈機よりもかなり割高ですが、ドイツ製品らしい剛直さがあります。排気量は24CCですが、力強くて排気音が大きめです。草を刈るナイロンカッターも損耗していたのでコードが6m巻ける新製品を後日購入しました。

草刈作業 前後の様子

これまで使っていたリョービ製品と同じ程度の重さですが、新品なのでスタート紐の動きは軽やか。すぐにエンジンスタートが気持ちの良いこと。新しい畳のようなありがたさです。

草刈作業がスムーズに進み、Sさんにも後片付けの加勢をもらって道がきれいになりました。昔からの人が通るだけの細道ですが、草道になってしまうと回復は困難です。草刈や掃除は結果が目に見えて、いつもながらに気持ちの良いものです。

今年始めて開花 畑のナニワノイバラ

挿し木にしたナニワノイバラに花が咲きました。野生種に近く白い花びらが美しいですが、棘が手強いので適度な場所に移植しないと持て余します。ナスやキュウリ、サツマイモの植付場所など考えながら時機を失しないよう作業が必要です。
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桜散り初夏が近づく鹿児島市 2017/04/19 (鹿児島)

2017-04-20 16:52:35 | 日記
4月19日(水)甲突川沿いのソメイヨシノは花が残っていました。
4月5日に開花し満開は15日、観測が始まってから一番遅い記録です。

甲突川沿い市民広場の木市 (以下の画像は4月19日に撮影)


春の木市出店案内


甲突川左岸の市民広場で春と秋に開催されています。郊外の団地開発が盛んな昭和40年代には現在の倍以上の店舗が並んでいました。生活様式の変化、客層・出店者の高齢化もあり規模は縮小していますが、市民憩いの場として親しまれています。

桜島の降灰がなくツツジがきれい


高見橋と鹿児島市電 標準塗色の車体


甲突川と桜島 引潮に向かう時間帯で水量少な目


花見客はごくわずか


木市開催地を下流側へ歩くと鹿児島市の歴史資料館「維新ふるさと館」があります。この付近では花が半分以上残る桜もあり、2~3名の花見客を数か所で見かけました。風に散る花を眺め話に興じている様子でした。例年では3月下旬の風景なので季節外れの花見です。

幹から花が咲いているような桜


2~3月の低温傾向が影響したのか、タケノコの生産量が極めて少ないとの新聞報道も見かけました。今月中旬からは最高気温が20度を超えるため農作業では汗が流れるほどです。

奥歯の治療が一段落

2月下旬から悪化した奥歯の治療が一段落しました。
痛み止めが効かないほど悪化したため神経を抜き、薬を詰めて痛みが治まるの待ちました。4回ほど薬を詰め替えて状態が安定しました。

次に歯根に詰め物をしました。
神経を抜き散り歯の周囲だけが残る不安定な状態です。放置すると歯が欠けるため内部に詰める土台部分と歯の表面部分に分けて歯形を取り、順次処置を受けました。19日に義歯を固定し元の状態に戻りました。

毎週のように通院し、合計10回の処置を受けました。まさに病院通いが仕事のような状態で行動が制約されていましたが、これで一安心ありがたいことです。自分の体なので大切にしていきたいものです。

歯科医院近く 道沿いのツツジ植栽


同じく おとなしい桜島


4月上旬に一度だけ自宅でも火山灰が降りましたが、その後は噴火はなくおおとなしい状態が続いています。これまでの噴火活動はほとんどが山頂東側斜面の昭和火口でしたが、活動の中心が南岳山頂火口に移行しているようです。

山頂火口の活動が激しくなれば、やがて昭和火口は火山礫、火山灰などで埋まってしまうかもしれません。噴火写真の撮影は桜島の西側(鹿児島市街地)からが主となりそうです。

自宅車庫のナニワノイバラ


枝が車庫の屋根裏に伸びてきて蕾をたくさんつけています。野バラに近い一重の白い花がたくさん咲くのできれいです。例年よりも開花が10日程度遅れていましたが、一斉に咲きそろうことでしょう。野菜畑では一雨ごとに雑草が伸びるので忙しくなります。
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晴天戻る 鹿児島市各地の桜 2017/04/13 (鹿児島)

2017-04-13 17:11:16 | 
4月12日(水)、6日から続いた雨空がようやく晴れました。
12日と13日に鹿児島市内で見かけた桜の様子を掲載します。

4月12日 久しぶりの青空に気分も晴れやか

12日 鹿児島市谷山地区 慈眼寺公園の桜 半分ほど散っていました


同じく慈眼寺そうめん流し入口の桜 この木は満開


鹿児島市平川地区 錦江公園墓地の桜 背景は最福寺大仏殿


鹿児島県庁の桜 まだ5分咲き程度


13日 風はあるが今日も快晴

13日 鹿児島税務署に残る桜開花予想記念木


鹿児島地方気象台は1993年(平成5年)に鹿児島市上荒田町から東郡元町に移転、現在は鹿児島税務署となっています。記念木は大枝が伐られ、老化して花数も少なく、3分咲き程度でした。道路向かいの東側には小さな「気象台公園」がありました。

鹿児島市吉田地区 鹿児島県青少年研修センターの桜


南東方向に見えるのは桜島北岳 1117m


小人数での花見 15時前で人は少ない


本幹から咲いた花


オオシマザクラ


少し赤っぽい桜花


茶室横の桜


ソメイヨシノが中心ですが一部に山桜や八重桜などもあります。人里を離れた山間の研修所ですが、桜開花時期の9時から16時は一般に開放されています。鹿児島市中心部からは車で40分程度、小人数で静かに桜を楽しみたい人にはおススメです。
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桜に菜種梅雨 木の芽が伸びる 2017/04/09 (鹿児島)

2017-04-11 16:47:03 | 日記
鹿児島のソメイヨシノ開花は4月5日(水)でした。
鹿児島地方気象台が開花観測を始めてから最も遅い記録となりました。

4月9日(日) 南日本新聞の記事


同日朝のNHKニュース




散り始めた山桜 日置市伊集院町清藤地区 以下の画像も4月9日撮影


鹿児島では1~2月の気温が高めで、花芽の休眠打破には寒さが不十分だったとのこと。3月に入ると気温が低めになり、例年よりも大幅に開花が遅れたようです。入学式の頃にソメイヨシノが開花しているのは珍しいことです。

昭和の演歌 新聞広告


懐かしい顔ぶれと曲名が並んでいます。気にはなりますが天気が崩れないうちに日置市へと出かけました。

排水が砂山を崩していました


浜崖の上にはコウボウムギの穂が並ぶ


中国ゴミ ハングルのゴミも少しありました


モーターパラグライダー


新芽が伸びだしたトベラ


6日から8日にかけて200ミリ程度降り、排水路の水が砂山を乗り越え海に達していました。南風による本格的な雨は季節の変わり目を現しています。

9日は日曜日、あいにくの曇り空と濁った海に数名の釣人を見かけました。本格的な遠投でのキス釣りでした。大雨後のゴミに悩まされながらも釣果が出ていました。道糸はPE0.6号、高価な25号錘を使って150mほども投げるそうです。釣具一式で20万円と聞き、びっくりすることでした。

農作業を進める

5日の竹藪開墾作業で鍬の柄が折れました。

先輩のSさんに柄の交換をしてもらいました


1 電動ドリルで折れた柄の残り部分を削って取り除く

2 新しい柄の取付部をカンナで削り厚みを調整

3 柄を金具に入れ込み楔を打ち込む

新しい柄の材質は椎の木。加工しやすく軽いのですが、耐久性は樫の木が勝るようです。楔は外したものを再利用したのですが打ち込み過ぎて柄が少し割れました。先端部だけなので通常使用には影響がありませんでした。

工具がないと難しい作業で、Sさんにはいつも助けてもらい感謝しています。

手前はサツマイモの苗床 奥はジャガイモ


サツマイモ(唐芋)の苗床に一部新芽が出てきました。最高気温が20度を超えるためビニルを取り外してネットに交換しました。テン、アナグマによる種芋の食害を防ぐためにネットをかけています。

ジャガイモは2月24日に植付け、まもなく50日となります。収穫まで100日と言われています。柄の取替がすんだばかりの鍬で2回目の土寄せをしました。徒長を防ぐため今回は追肥をしませんでした。南風に揺られると茎が折れて不作になります。

ソラマメのネットを外す


ソラマメは気温上昇と雨続きで急速に茎が伸びました。上からネットに押され、先端部が折れ曲がっていたので外しました。ソラマメは生育初期を除くと野鳥の食害はないようです。最初に開花した茎の下部には枝豆程度のサヤができていました。

4月1日には油虫が一杯付いていたので薬剤を散布しました。9日は他の虫を少し見かけた程度でした。昨年は4月下旬の長雨で茎葉、サヤとも腐って後半の収量が低下しました。9日は2回目の追肥を根元に少量施しました。

エンドウ豆はネットの上に伸びた部分を中心に開花しています。野鳥の食害がひどいためネットを外せません。

竹藪跡の開墾作業


昨年末から野菜園の外周部3か所で竹藪の開墾作業を続けています。気温が上がり人力作業は難しいため9日は最期の作業としました。掘り出した土を篩にかける作業をした年もありましたが、大変な労力です。深さ60センチほどまで作業すると掘りあげた土は倍近い高さにもなります。

完璧を目指しても一時的な自己満足だけに終わります。適度なところで作業しないと体がもちません。雑草の種はすでに土に含まれ、周辺からも飛んでくるので翌年には元に戻ってしまいます。「仕事にしてしまうと体に良くないよ」と、近所の方も心配してくださりありがたいことです。

マムシが出た!

農作業を終えて家に戻ろうとしていたら浜辺の散歩に向かっていたK君が道路上でマムシを発見。早速彼が退治してくれて安心しました。長さは80センチほどで頭は三角形、赤茶色でした。

急に気温が上がり大雨も降ったので道路にまで出てきたのでしょう。近くの竹藪で4年ほど前に遭遇したこともあり、夏場にかけて油断がなりません。
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