花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

またも雪景色 そして春が来る 2025/02/24(鹿児島)

2025-02-24 14:57:26 | 自然観察
2月24日(月)天皇誕生日の振替休日、3連休最終日は雪の朝でした。

2月24日は半世紀前に私が仕事に就いた思い出の日です。その日は鹿児島市でも15㎝ほどの積雪でした。

2月24日 6時前のNHKデータ放送 気象情報


雪雲は西海上が主で鹿児島の最低気温は0.7度、郊外の小高い場所にある自宅周辺はマイナスのようです。

昨日夕方までは雪が降る気配はなく、夜中の短時間でうっすら積もったようです。海岸近くにあるアメダス鹿児島観測点の降水量はゼロです。

7時15分 西側の風景 以下の画像は2月24日に撮影


雪は止んでおり木々が白く雪化粧していました。雪の量は前回の半分以下で、日射しが出るとすぐ解けそうな感じでした。

7時24分 バス通りに積雪なし


今日まで休みの人が多いようで車は少なめ、普段よりスピードを押さえて走っていました。

団地内の小さな通りは一部雪が積もっていましたが、道路凍結の感じはありませんでした。

雪下ろしで亡くなる人や交通途絶など雪国の方のご苦労を思えば、雪が降っただけで珍しい南国鹿児島はありがたいものです。

屋根は真っ白 木々にはうっすら


1~2cmしかない雪が日射しで解けないうちに、急ぎ足で花野川沿いのコースへ向かいました。

道沿いのごく小さな野菜園 葉が切り取られた大根


大根の開花(塔立ち)を防ぐためでしょうか、葉が全部切り落とされていました。

葉がついているとやがて花が咲き、大根の中身がスカスカになって食用になりません。

ツバキにふんわりとした雪


こちらは金柑


北西側の郡山方面 鹿児島市東俣町三重岳など


お寺と梅の木 まだ咲いておらず残念


こちらは杉の花 花粉が気になる


花野川沿いの野菜園 いつも丁寧に管理されています


9時14分 緑ヶ丘団地の公園


桜島が写せないものかと緑ケ丘に行きましたが、山頂部は雲隠れで強い日射しの逆光状態で、桜島の輪郭が見えただけでした。

小さな公園では雪が解け始めて、雪は日陰に沿って残る程度でした。

今日を入れても2月は残り5日、いよいよ3月。今度は春が来てくれそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄砂の影響か ぼんやりした朝 2025/02/17(鹿児島)

2025-02-17 17:28:05 | 自然観察
2月17日(月)昨日の雨で霧を期待して、健康の森公園へ出かけました。

6時31分 月が光っていた 以下の画像は2月17日に撮影


月齢18.6,月が沈むのは9時9分。この時間はまだよく月が見えていました。

昨日は午前中雨が降り、午後は回復。今朝は風が弱く霧が出そうでしたが、予想とは少し違っていました。

6時47分 明るくなったが普段よりもボンヤリ風景


日の出は6時58分、方位103.6度です。普段は地平線がもっと明るくなる時間帯です。

かごしま健康の森公園からは郊外団地を手前にして桜島が良く見えます。この時期は朝日の位置が左手(北側)へ移り、桜島から昇る朝日は後わずかです。

梅が一部で開花


アクアジム側にある梅が一部開花していて、枝先に一羽だけのスズメはすぐに飛び去りました。

7時6分 朝日が顔を出していた 手前は伊敷団地と千年団地


桜島北側斜面のかなり低い位置から朝日が昇ったようです。普段ならばもっと明るいはずがフィルターがかかったように丸く写っています。

今年は数の少ないカラスが2~3羽ずつ南へ飛んで行きました。

7時16分 眩しくならない朝日


普段の朝日であれば眩しくて色飛びで形が写らない位置です。

川沿いに霧が出ているようですが、こちらもぼんやりして勢いのない靄の様な感じでした。

丸く形が判る朝日


一時的に朝焼けのような状態がありましたが、風が弱かったことで火山灰の影響もあったのでしょうか。

7時39分 桜島の輪郭が判らなくなった


見通しは一向に良くならず、手前の郊外団地も霞んでいました。地平線方向は見通しが悪いものの、頭上の月は普段通りに見えました。

7時57分 小さな雲が通過したがあまり変化なし


朝日が雲に隠れるとどんな様子になるのか待ちましたが、今朝は雲がわずかしかなく一時的に雲が通過したものの、大きな変化は感じられませんでした。

日本付近には寒波が流れ込み、北日本を中心に寒さが長引くと予想されています。新たな寒気の先端部が、中国大陸の黄砂を伴って流れ込んだのでしょうか。

きれいな朝焼けや、珍しい雲が出たわけでもありませんが、これほどぼんやりの空模様も珍しかったのでブログに掲載しました。

すでに2月も後半、新たな寒波が入っても鹿児島の平地で再び雪が降るようなことはないと思いますが、どうでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝も雪景色 人も車も慎重に 2025/02/08(鹿児島)

2025-02-08 20:46:14 | 自然観察
2月8日(土)昨日の強風は止んだものの、再び雪景色となりました。

2月8日7時49分 鉢植えのビオラ 以下の画像は2月8日に撮影


7日午後から風が強く、ベランダの下にも雪が舞い込んで鉢には雪が積もっていました。



7日は風向きが西寄りになって昼頃から気温が急に上がり、今度の寒さも和らぐかと思ったのですが一時的なことでした。

夜には気温が急に下がったものの、8日朝にかけて強い雪雲が通過することなく大雪を免れました。



今回の寒波で一番の強風が吹き続けましたが、8日朝にかけて風は弱まりました。



風は昼間に強めで朝方は弱い傾向でした。8日朝は今季初めて気温が氷点下まで下がり、僅かな雪が解けずに積もったようです。

道路の積雪 道路には今季一番の積雪 左手はバス通り


歩いていても前日までと違い雪が固くて、車のブレーキを強く踏めば確実に滑りそうな感じでした。

バス通りの様子 積雪は2センチ程度か


かなり危険な感じですが冬用タイヤを付けた車でしょうか、慎重に走っていました。

車は少なめ


今日は土曜日で車が少なめでしたがチェーンを付けて市営バスが走っており、車の立ち往生などは見られませんでした。

西側の花野団地方向の風景


畑や屋根には雪が積もっていますが、強風の影響で竹や木に付いた雪はわずかでした。夜に降った雪は解けることなく風に飛ばされて畑や道路などに集まったようです。

道路や屋根以外に殆ど雪がなく、雪景色としては今一つ。路面が少し凍って滑りそうな気もしたので、雪景色撮影は30分程度で切り上げました。

10時7分 雪が解けて元気を取り戻したビオラ


か弱く見えて実はたくましいビオラ、強い冷え込みでも萎れますが気温が上がれば回復します。

この先は気温上昇か


2月3日から8日16時までの気温の変化をみると、予報通りに寒波が長引いたことが判ります。

今回の寒波では4日夕方から5日明け方にかけて大雪警報が出されましたが、強い冷え込みがなく鹿児島の積雪は2cmでした。

自宅周辺では4日と5日は雪景色、6~7日は日陰や北側屋根に雪が残り、8日は再び雪景色でした。

鹿児島市街地での積雪は一冬2~3回です。寒さに震える日々が続いていますが、春を感じられる日も近いことでしょう。

昨年の2月5日には吉野公園の河津桜が見頃でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居座る寒気 今朝も雪景色 2025/02/05(鹿児島) 

2025-02-05 14:59:30 | 自然観察
2月5日(水)2日続けて雪の朝、鹿児島では珍しいことです。

2月5日 NHKデータ放送 気象情報


鹿児島市には大雪警報が出ており気温は1度未満ですが、雲の列は薩摩半島の南西海上にあります。

7時37分 西側の花野団地が見える


この時間には雪は降っておらず風も弱く、僅かに射し込む朝の光に雪が輝いていました。

7時42分 自宅前の道路 うっすら積雪


道路全体がうっすら白くなっていますが積雪は1cm未満でしょう。今朝は道路凍結を懸念して車の利用を控えた人が多かったようです。

鹿児島市営バスは平常運転との情報が、テレビ各局の画面に流れていました。

林の中にも雪が目に付く


昨日朝よりもやや雪の量が多めで、竹と木が入り込んだ林の中にも少し雪が見えました。

西側の空 左上は花野団地


伊敷団地の西側端から見た花野団地方向の風景です。花野団地との間には花野川沿いに水田地帯が広がっています。

サザンカ


雲の切れ間から朝日が差し込んで、雪が積もったサザンカがきれいでした。

北西側の三重岳方向


山肌が軽く雪化粧した程度で、日差しが強くなるとすぐに溶けてしまいそうな感じでした。

雪景色ならではの光景


何か不思議な模様の形が道路に残っていました。荷物など引きずった跡でしょうか、それにしては周辺に人の足跡がありません。

12時45分 フェンスにできたツララ


昨日屋根から落ちた雪がゆっくり溶けるうちに、夜の寒さで凍り付いたようです。

12時46分 今朝とは様変わり 林の雪は殆ど溶けた


屋根には雪が半分程度残っていますが、木の枝先では強風と日差しで見る間に雪がぱらぱらと落ちて行きました。

寒波はしばらく居座るようですが、鹿児島の雪景色はひとまず終わりそうです。

北海道では一日で雪が1m以上も積もりましたが、2月5日鹿児島の積雪は2cmでした。

大雪警報が出されても2cmかと思いますが、これだけで済みそうなのが南国鹿児島のありがたさだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波 朝から雪景色 2025/02/04(鹿児島)

2025-02-04 18:01:03 | 自然観察
2月4日(火)今朝は普段より外が明るいと思ったら雪景色でした。

2月4日 気温低下 雪雲が続く 7時前のNHKデータ放送気象情報


鹿児島の気温は昨夜7度でしたが、今朝は1.8度。未明に気温が下がり明け方から雪になったようです。

7時7分 西側の風景 隣の団地は雪で見えない


風はなく雪が次々と積もり始めている感じでした。

7時42分 バス通りに積雪なし


まだ道路に積雪がなく、バスも通常運行のようでした。雪が積もる前に近くのスタンドへ灯油を買いに行きました。

9時15分の雨雲状況 気象庁


九州西方海上から次々と雨雲がやってきています。南国鹿児島の雪はすぐ溶けるので、自宅周辺の雪景色撮影に出かけました。

9時23分 道路の中ほどに白く雪が積もり始めた


かなりの勢いで雪が降り、いつの間にか部分的に積もり始めていました。

道路端には雪がある


気温が特に低いようではなく雪は固まっておらず、ふんわりした感じでした。

9時36分 小さな雪だるま


子供たちが登校前に作ったのでしょうか、可愛いサイズの雪だるまでした。

山茶花の花びら


花の少ない時期なのでサザンカの花びらが良く目立ちました。道路面に雪があればさらに見映えがしたことでしょう。

11時2分 水田地帯も軽く雪化粧


先月は鬼火焚きがあった水田地帯ですが、雪は1~2cmであまり目立ちません。

雪雲が途切れて一時的に明るい日差しが出ましたが、強い風に乗って再び雪が降ってきました。

11時10分 花野川(けのがわ)沿いの大切な田圃


大型農機が入らない狭い農地ですが今も丁寧に耕作されています。梅の木らしきものがありましたが、蕾はまだ固いままでした。

今回の寒波は数日間居座るようです。夕方になってもまだ屋根に雪が残り、林の雪もそのままです。

今日は鹿児島県西部を中心に道路が一時通行止めとなりました。明日の朝は道路凍結が心配されます。

インスタグラムの投稿を見ると、日置でも雪が少し積もったようです。大きな影響や被害なく、寒さが和らいでくれることを願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月は行く 桜島に昇る朝日 2025/01/31(鹿児島)

2025-02-01 18:55:41 | 自然観察
1月31日(金)冷え込んだ朝、近場のかごしま健康の森公園へ出かけました。

7時29分 殆ど雲のない朝 以下の画像は1月31日に撮影


鹿児島の日の出は7時11分、方位は110.0度(東南東方向)です。健康の森公園から見ると、朝日は桜島の北側山頂部に昇ります。

1月の桜島の噴火回数は50回ほどに達し、ここ数年では多めですが噴火規模は小さなものが殆どです。

7時32分 眩しい朝日


朝日は眩しさを増して南岳上空を過ぎて行きます。初日の出は南岳の少し右側でしたが、一ヶ月で北岳付近まで移ってきました。

ベンチには霜が付いていた


31日の鹿児島は最低気温が1.7度、健康の森公園では氷点下まで冷え込んだようで、粗塩を振りまいたような霜が付いていました。

気象台は海岸に近く標高は4m、郊外の少し山手で標高139mの健康の森公園とは気温差が3~5度あるように感じます。

7時58分 すでに朝日は画面外右上へ


公園内の芝生には霜が降りて全体的に白く見えていました。ウォーキングや犬連れ散歩の方も今朝はわずかでした。

わずかな水溜りに薄氷


かなり冷え込んだのでしょう、乾燥した日が続く中での薄氷は珍しいことです。

世間ではフジテレビの問題が大きく報道され、埼玉県では道路陥没事故で被害が拡大し懸命の救出作業が続いています。

昨年は元日に能登地震が発生、羽田での飛行機事故もありました。あれこれと事件事故が続く中でも、月日は確実に過ぎています。

アメリカでは返り咲きのトランプ大統領が世界をひっかきまわしそうです。首脳会談を控えた石破首相が、安倍ちゃんのようにうまく立ち回れるとも思えず日米関係も気になります。

8時34分 鹿児島市都市農業センター 寒さに耐える菜の花




四季の花園には菜の花が植えられていますが、まだ大きさは5~10cmで遠目には緑色の点にしか見えません。

野鳥の群れ


市民農園横の桜の木に多くの野鳥が止まっていました。ヒヨドリでしょうか人が遠ざかると、群れて農園に降りて野菜を啄んでいました。

ここも霜が一杯


強い冷え込みもあり、この時間帯に市民農園で作業をしている人は誰もいませんでした。

最近野菜が盗まれる被害が出ているようで、注意を呼び掛ける看板があちこちに立っていました。

野菜の高値が話題になりますが、市民モラルが問われる事態で嘆かわしいことです。

水生植物園 完全なオフシーズン 冬景色


スイレン池では水が抜かれているようで、スイレンの葉は全く見当たりません。勢いが強すぎて毎年生い茂るので、かなり抜いたのかもしれません。

蓮池の方は年ごとに水草が生い茂り、中ほどの橋は壊れたままです。橋の東側は水草に埋もれて、昨年の開花はわずかでした。予算や人手不足でしょうか、抜本的な整備がなされず惜しいことです。

2月は寒暖差が大きくなりインフルエンザも油断がなりません。季節は確実に春へ進んでいますが、皆様どうかご自愛ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天候回復 雪化粧の霧島遠景 2025/01/30(鹿児島) 

2025-01-31 18:05:38 | 自然観察
1月30日(木)前日までの時雨模様が回復、朝から青空が広がりました。

14時9分 鴨池港からの桜島 以下の画像は1月30日に撮影


28~29日は時雨模様となり、桜島は雪化粧しました。今日は朝から陽射しが力強く、雪が残っていたのは北側の一部だけでした。

桜島全体が雪化粧した姿を写そうとすれば、まだ天候が回復しない段階からチャンスを待ち続けないと、雲が去り日差しが出るとたちまち溶けてしまいます。

海岸道路の工事が進む 


南側のマリンポートから海岸沿いに高架橋方式での臨港道路新設工事が進んでいます。ここには坂道ができて鴨池港前の路線につながるようです。

橋の土台部分になるらしい


橋脚の土台部分になるのでしょうか、南側部分の大半はまだ通常護岸のままで、この先も長期間工事が続きそうです。

鹿児島新港から見る霧島連山


奄美沖縄航路の港からは霧島連山が良く見えました。左側フェリーの上に見えるのが韓国岳(1700m)、中ほどは新燃岳(1421m)と中岳(1350m)、そして右側は高千穂峰(1574m)です。

高千穂峰と手前は桜島フェリー 


桜島フェリーは災害時の緊急避難に対応するため24時間体制で運航していますが、近年は利用率が低下して累積赤字が大きくなっています。

今年10月から、夜中の0時から3時までの時間帯(8便)は運航休止予定とのこと。昭和火口の噴火が多かった2010年頃からは、車両回数券を購入して夜間撮影に通いました。

16時4分 城山に立ち寄る 城山ドン広場奥


展望台に通じる道を右へ曲がらず、まっすぐに進み階段を上がるとドン広場があります。明治30年代以来、正午を知らせるため時報代わりに大きな空砲が撃たれました。

その音が「ドン」です。楠が並び立ち遊具も置かれた広場で、その奥に明治十年戦役薩軍本営跡の石碑があります。

山下小学校 登山競走大会の応援幕


城山は市街地から直線距離で700~800m、城山展望台は標高107m、高からず低からず、程よい高さで手頃な運動になります。

毎日の運動に登る人が多く、山下小学校では伝統行事となっているようです。

16時17分 城山展望台 この時間帯は団体客の混雑はなかった


簡単なスタンドにスマホを固定して、誰かと会話を続ける人がいました。スマホを利用したライブ配信のようにも見えました。

家族連れのような観光客が目に付き、中国語らしきものも聞こえました。かつては中国からの団体客で一杯なこともありました。

珍しいスタイルでの撮影


桜島にカメラを向けていたのは、関西から車中泊を続けて九州各地を巡っている方でした。

13ミリの広角レンズを使い、桜島と鹿児島市街地のタイムラプス動画を撮影中でした。特徴的なのは、右側に置かれた手作りのオブジェでした。

ロウソクが脇に灯されていて、木の枝の先には数羽の鳥形、枝に付けてある細い糸が風になびいていました。

ロウソクの炎、鳥の動き、糸の揺らぎと、その土地の風景を組み合わせて写すスタイルだとのこと。

鹿児島では伊佐市曽木の滝を写し、明日は知覧特攻基地、その後は長崎方面へ向かうと聞いたので、出水平野の1万羽を越えるツル撮影をおススメしました。

16時53分 見晴らしが良くて開聞岳も少し見えた


カメラ談義など長引きあまり風景撮影ができませんでしたが、南側には指宿市の開聞岳(924m)山頂部がかすかに見えていました。

県庁の建物は高さ約93m、1996年(平成8年)に完成し鹿児島で一番の高さでした。当時は飛びぬけて高く見えるものでしたが、その後は周辺にも大きなマンションなどが建ち始めて、あまり目立たなくなりました。

2021年には高さ約100mのLi-Ka1920(ライカ1920/鹿児島中央タワー)が完成しています。鹿児島の百貨店、山形屋の東側に鹿児島銀行の大きな建物ができて、大食堂からの桜島景観が失われたのは2020年でした。

いつも同じように思える市街地の風景も少しずつ変化を続けています。今日の一枚も大切な記録になるのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待ち遠しい 吉野公園の春 2025/01/23(鹿児島)

2025-01-24 15:03:13 | 自然観察
1月23日(木)久しぶりに吉野公園へ向かいました。

9時32分 桜島の薄煙は北側へ 以下の画像は1月23日に撮影


今朝は雲が多く、健康の森公園での朝日撮影は取り止めました。

鹿児島市北部の吉野地区は主要道を除くと道路整備が遅れていて、道が狭くカーブが多いためいつもながら慎重に走りました。

サザンカが目立つ


1月下旬でもあり花の少ない中で目に付くのはサザンカでした。ツバキも咲き始めていますが数は少なめでした。

今日は野鳥を主に撮影 シロハラ


普段使っているレンズは18-140ミリのズームレンズで、カメラがフルサイズではないため画角では27-210ミリ相当です。

今日は80-400ミリレンズを付けて、公園内の野鳥を写したものの結果は今一つでした。

ヒヨドリ


ヤブツバキの枝の間を動き回っていましたが、レンズを向けるとすぐに飛び去ってしまいました。

河津桜 なごみの庭 休憩所東側


水仙が咲き始めて一部では良い香りが漂っていましたが、まだ数は少なめです。

河津桜は蕾が固く、開花はまだかなり先のように感じました。

白梅 一輪だけ咲いていた


つぼみが少し膨らんで一輪だけ開花していました。なごみの庭全体で梅が見頃になるのは来月中旬以降でしょうか。

ムクドリ 駅前広場の樹木などに大群で集まることも


ソテツの周辺を5~8羽ほどで歩き回り餌をさがしていて、時折小競り合いをする様子もありました。

ハクセキレイ


健康の森公園でも朝方よく見かけるハクセキレイです。あまり人を恐れる様子もなく写しやすいものでした。

ビンズイ


セキレイの仲間で腹部に少し黄色味がありました。もう一羽と歩き回り餌探しをしていました。

鳥の名前はいずれも撮影画像をグーグルにアップして画像検索したものです。

今日はメジロの鳴き声は聞こえましたが数は少なく、木の内側を動き回っていて、はっきりした画像は撮影できませんでした。

今日も遠景がボンヤリ


展望台(標高234m)から見た南側の風景ですが、ぼんやりとかすんでいます。北側の姶良市方向も同様で、霧島市や霧島連山は輪郭も見えませんでした。

大寒の時期ですが寒さが緩んで、22日には出水平野で冬を越すツルの北帰行が始まりました。23日の鹿児島は最低気温が6.6度、最高気温は17.2度でした。

このまま暖かくなるとも思えませんが、風邪などひかないよう気を付けて梅や河津桜の開花を待ちたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜島薄煙と朝日 健康の森公園 2025/01/18(鹿児島)

2025-01-19 15:55:16 | 自然観察
1月18日(土)夜明け前、かごしま健康の森公園へ向かいました。

6時42分 日の出は7時17分 以下の画像は1月18日に撮影


桜島の薄煙がゆっくりと北に流れています。日の出まで35分、この時間帯は地平線付近が茜色に染まりきれいです。

6時46分 日の出まで31分 少し明るくなってきた


鹿児島市の郊外団地の灯りが少しずつ目立たなくなってきました。

月明りも少し残る 月齢18.2


冬に耐える木の枝がぎっしりと空に伸びて力強さを感じます。

6時59分 モノクロモードで写す


今朝は冷え込みが強く、日の出前に公園で見かけた人は数人だけでした。

7時2分 今朝は雲がなく単調な空模様


見えるのは桜島の薄煙だけで、空に変化がなく面白みのない朝でした。

薄く広がった朝靄


鹿児島湾には少し霧が出ているようですが、郊外は薄い朝靄に包まれていました。

広場は霜で真っ白


18日鹿児島の最低気温は2.3度でしたが、ここは郊外でありマイナスに感じました。日中は穏やかな晴天で最高気温は13.8度でした。

朝日が顔を出すまで 時間待ちの間にカラス撮影


月を探していると近くの電柱にカラスが止まっていました。猛暑が影響したのか今季はカラスの数が少なく、多かった頃の5分の一ほどに感じます。

驚かさないようにゆっくり近づき、数カット撮影できました。

7時36分 朝日を隠す噴煙


量は少ないものの噴煙が出続けて、朝日が顔を出すのを邪魔しているような感じでした。

朝日の位置は少しずつ北側に戻り始めていて、山頂部の南岳火口付近でしょうか。

7時41分 日の出時刻から24分経過 眩しく輝く朝日


1月の鹿児島は日の出が遅い時期です。元日~2日は7時17分、3~15日は年間で最も遅く7時18分、18日の日の出は7時17分、31日は7時11分です。

日の入りは元日では17時25分、18日は17時40分、31日は17時51分です。日の入りが最も早かったのは昨年11月28日~12月8日で17時14分でした。

日の出の時刻は冬至の後も遅くなりますが、日の入りの時刻が遅くなるペースが少し早いため、昼間の時間帯が着実に伸びています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通行止め 紫尾山頂は雲隠れ 2025/01/16(鹿児島) 

2025-01-17 17:09:16 | 自然観察
1月16日(木)宮之城歴史資料センターからの帰り道、紫尾山へ向かいました。

12時3分 さつま町一ツ木からの紫尾山 以下の画像は1月16日に撮影


16日は陽射しのない冷たい曇り空が続きました。

最低気温は鹿児島で3.4度、紫尾山に近いさつま柏原でマイナス1.8度。最高気温は鹿児島で8.3度、さつま柏原では6.3度でした。

雲隠れしている紫尾山の山頂部(1,067m)までは道が通じており、道路状況が良ければ車で行けます。

国道504号 さつま町から高尾野町に通じる堀切峠 右折で紫尾山頂方向


国道504号は、鹿児島県鹿屋市から霧島市、薩摩郡さつま町を経由して、出水市に至る一般国道です。この区間は北薩横断道路の開通により、今では旧道のようになっています。

殆どの車が利用している北薩横断道路の北薩トンネル(2018年供用開始)4,850mは、昨年7月25日から通行止めが続いています。大雨によりトンネル内部に土砂が流入し、路面が浮き上がり、覆工コンクリートが剥落するなど大きな被害を受けています。

紫尾山頂まで道路工事中の看板 令和7年1月6日まで


車を置いている人は山頂への登山者でしょう。歩いても山頂まで1時間半程度と聞いたことがあります。

霧島連山に比べると登山者は少ないようです。大きな滝のある東側登山道利用が多いようですが、夏場は山ヒルが多くて厄介なコースだと聞いています。

全面通行止めの看板


1月16日・・・今日まで通行止め・・・個人的な風景撮影のために無理をお願いするわけにもいかず今日は断念しました。

山頂まで車で行くとした場合、真冬はリスクが大きいので注意が必要です。

1 通行車両が極端に少なく(1日に数台かも?)、通りがかりに助けてくれる人や車はいません。JAFも救急車もすぐには来れないような山中です。

2 カーブが多く道幅が狭く離合注意個所があり、殆どの区間でガードレールが設置されていない。

3 路面に傾斜があり特にカーブでは、スリップすると斜面に転落の恐れがある。

霧島の一般的な道路をイメージしているとひどい目に遭いそうなので、無理をしてはいけません。途中の安全な場所に車を置いて道路を歩けば、山頂までそれほど時間はかかりません。

宮之城泊野方向へ下る途中 路側に残る雪の塊


北薩横断道のトンネルが開通するまでは通行車両も時々見かけましたが、今日は峠までの往復ですれ違ったのは1台だけでした。

多くの人が便利なトンネル区間に慣れてしまい、わざわざ時間をかけて不便な狭い道を通ることなく、別ルートで大回りしているようです。

それでも道沿いには所々に融雪剤が置かれていました。道路管理の方々にはご苦労様です。

泊野川の小さな砂防ダム


久しぶりですが、泊野川の様子は特段変化はありませんでした。川に架かる大岩橋のガードレール銘板には昭和44年3月完成とありました。

北薩横断道路 泊野の「きららIC] 入口は閉鎖


昨年夏から通行止めが継続しており、薩摩半島北部の交通に大きな影響が続いています。早期復旧を願っています。

この先に田の神様 帰宅後気付いた


グーグルマップを見ると北東に400mほどの位置に「楠八重の田の神」の表示がありました。

遠からず大量の風力発電機が建ち並びそうな紫尾山系ですが、元気なうちに足を運んで素晴らしい景観を楽しみたいものです。

2018年1月に山頂まで行った時のブログ記事はこちらからご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。