11月29日(金)21日に続き、いちき串木野市冠嶽神社周辺を訪れました。
29日 冬型の気圧配置が続く 気象庁 9時の天気図
冬型の気圧配置が続き、東シナ海から次々に雨雲が流れ込んでいますが、真冬とは違って等圧線が斜めに走り、北風は強くありませんでした。
雨雲が過ぎて一時的に日差しが出ても、次の雨雲がやって来る時雨模様でした。9時頃に立ち寄った鹿児島市都市農業センターでは虹が見えました。
インスタグラム花浄土鹿児島に投稿しています。
10時39分 冠岳花川砂防公園 以下の画像は11月29日に撮影
今日は郡山経由で向かい、途中の常盤石塔群では倒木被害が復旧されておらず残念でした。
冠嶽の所々に水蒸気が立ち上がり、冠嶽神社周辺では紅葉が少しだけ進んでいました。望嶽亭付近のモミジは色づきが悪く例年よりも枝葉が少なくて、見映えが良くありません。
冠岳花川砂防公園について、砂防フロンティア推進機構の花川渓流再生砂防事業資料から引用して一部を紹介します。
五反田川に流れ込む花川の治水工事として、平成7年から花川渓流再生砂防事業が行われ、中国との文化交流として中国技術指導員を現地に招聘しています。平成 16 年 11月23日、中国風庭園と展望台が設置された冠岳花川砂防公園の完成式が行われました。
昭和46年8月5日 台風19号災害の状況〔降雨状況〕 ・日雨量 :537mm(8月5日) ・時間最大雨量 :108mm(8月5日 18:00-19:00) 〔被害状況〕 ・死者:8名、重軽傷者:25名 ・住居全壊 :41棟、浸水被害:約1600戸 ・被害総額 :30億円(当時の市の年間予算14億円)
冠嶽神社 花川に架かる参道橋
鳥居近くの大きなイチョウの木が色付き、近くのモミジも少し色づいていました。
花川上流部には疑似ブロックを使った砂防堰堤があり、中国風の彫刻が施された石橋が数か所に架けられています。公共事業に勢いのあった時代を象徴する広大な設備で、現代では施工困難です。
花川の左岸(東側)には冠嶽神社があり、隣り合わせに中国風庭園の冠嶽園があります。花川右岸(西岸)には 冠嶽山鎭國寺頂峯院(カンガクサンチンゴクジチョウボウイン) の大師堂があります。
10時49分 冠嶽園横のモミジ
雲の切れ間から日差しが入りモミジが目立っています。前回21日は殆ど色づいていませんでした。
冠嶽園内のモミジ
雨上がりで美しい
日差しに照らされるモミジはきれいですが、雨上がりではさらに美しく見えます。時々雨に降られながらも期待していた風景を写せて幸いでした。
11時25分 団体バスの一団
例年では花川周辺の紅葉撮影が主で、冠嶽園内をじっくり撮影したことは少なく、丁寧に見ていくと良い風景でした。
大師堂の紅葉 画面右側下に花川が流れている
石橋に飾られた石造りのハス 奥は花川上流部
大師堂で雨宿り
再び雨が降ってきて、しばらく雨宿り。昨年訪れた時は撤去されていた軒先の風鐸が復活していました。
11時57分 大師堂入口から
この辺りから花川上流部にかけては南側が林のため日差しが入りにくく、昼前後以外は山影になります。日差しに照らされた紅葉を撮影できる時間帯は限られますのでご注意ください。
花川の流れ
雨量はわずかですが普段より水が白く濁っていました。小雨模様のため橋にカメラを押し付けて、低速シャッターで撮影できました。
サギの姿 画面外左側は大師堂
花川上流部方向を写していると、たまたまサギが飛んできました。そっと後を追いますが姿は見つかりません。
モミジがもっと色付くから、また来てねと言われたような気がしました。上流側はまだほとんどが緑色で葉がしっかりしています。
時雨模様が解消すれば、朝夕の冷え込みで紅葉が進みそうです。時々雨が降る中で、じっくりカメラやスマホを向ける人は見かけず、全くの貸切状態でした。
29日14時 帰宅後の雨雲画像 気象庁
午後になっても西から小さな雨雲が次々と流れ込んでいます。雨に降られた寒い一日でしたが、色づき始めた紅葉を楽しめて何よりでした。
29日 冬型の気圧配置が続く 気象庁 9時の天気図
冬型の気圧配置が続き、東シナ海から次々に雨雲が流れ込んでいますが、真冬とは違って等圧線が斜めに走り、北風は強くありませんでした。
雨雲が過ぎて一時的に日差しが出ても、次の雨雲がやって来る時雨模様でした。9時頃に立ち寄った鹿児島市都市農業センターでは虹が見えました。
インスタグラム花浄土鹿児島に投稿しています。
10時39分 冠岳花川砂防公園 以下の画像は11月29日に撮影
今日は郡山経由で向かい、途中の常盤石塔群では倒木被害が復旧されておらず残念でした。
冠嶽の所々に水蒸気が立ち上がり、冠嶽神社周辺では紅葉が少しだけ進んでいました。望嶽亭付近のモミジは色づきが悪く例年よりも枝葉が少なくて、見映えが良くありません。
冠岳花川砂防公園について、砂防フロンティア推進機構の花川渓流再生砂防事業資料から引用して一部を紹介します。
五反田川に流れ込む花川の治水工事として、平成7年から花川渓流再生砂防事業が行われ、中国との文化交流として中国技術指導員を現地に招聘しています。平成 16 年 11月23日、中国風庭園と展望台が設置された冠岳花川砂防公園の完成式が行われました。
昭和46年8月5日 台風19号災害の状況〔降雨状況〕 ・日雨量 :537mm(8月5日) ・時間最大雨量 :108mm(8月5日 18:00-19:00) 〔被害状況〕 ・死者:8名、重軽傷者:25名 ・住居全壊 :41棟、浸水被害:約1600戸 ・被害総額 :30億円(当時の市の年間予算14億円)
冠嶽神社 花川に架かる参道橋
鳥居近くの大きなイチョウの木が色付き、近くのモミジも少し色づいていました。
花川上流部には疑似ブロックを使った砂防堰堤があり、中国風の彫刻が施された石橋が数か所に架けられています。公共事業に勢いのあった時代を象徴する広大な設備で、現代では施工困難です。
花川の左岸(東側)には冠嶽神社があり、隣り合わせに中国風庭園の冠嶽園があります。花川右岸(西岸)には 冠嶽山鎭國寺頂峯院(カンガクサンチンゴクジチョウボウイン) の大師堂があります。
10時49分 冠嶽園横のモミジ
雲の切れ間から日差しが入りモミジが目立っています。前回21日は殆ど色づいていませんでした。
冠嶽園内のモミジ
雨上がりで美しい
日差しに照らされるモミジはきれいですが、雨上がりではさらに美しく見えます。時々雨に降られながらも期待していた風景を写せて幸いでした。
11時25分 団体バスの一団
例年では花川周辺の紅葉撮影が主で、冠嶽園内をじっくり撮影したことは少なく、丁寧に見ていくと良い風景でした。
大師堂の紅葉 画面右側下に花川が流れている
石橋に飾られた石造りのハス 奥は花川上流部
大師堂で雨宿り
再び雨が降ってきて、しばらく雨宿り。昨年訪れた時は撤去されていた軒先の風鐸が復活していました。
11時57分 大師堂入口から
この辺りから花川上流部にかけては南側が林のため日差しが入りにくく、昼前後以外は山影になります。日差しに照らされた紅葉を撮影できる時間帯は限られますのでご注意ください。
花川の流れ
雨量はわずかですが普段より水が白く濁っていました。小雨模様のため橋にカメラを押し付けて、低速シャッターで撮影できました。
サギの姿 画面外左側は大師堂
花川上流部方向を写していると、たまたまサギが飛んできました。そっと後を追いますが姿は見つかりません。
モミジがもっと色付くから、また来てねと言われたような気がしました。上流側はまだほとんどが緑色で葉がしっかりしています。
時雨模様が解消すれば、朝夕の冷え込みで紅葉が進みそうです。時々雨が降る中で、じっくりカメラやスマホを向ける人は見かけず、全くの貸切状態でした。
29日14時 帰宅後の雨雲画像 気象庁
午後になっても西から小さな雨雲が次々と流れ込んでいます。雨に降られた寒い一日でしたが、色づき始めた紅葉を楽しめて何よりでした。