花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

冠嶽神社周辺 一部で紅葉 2024/11/29(鹿児島)

2024-11-30 16:46:32 | 自然観察
11月29日(金)21日に続き、いちき串木野市冠嶽神社周辺を訪れました。

29日 冬型の気圧配置が続く 気象庁 9時の天気図


冬型の気圧配置が続き、東シナ海から次々に雨雲が流れ込んでいますが、真冬とは違って等圧線が斜めに走り、北風は強くありませんでした。

雨雲が過ぎて一時的に日差しが出ても、次の雨雲がやって来る時雨模様でした。9時頃に立ち寄った鹿児島市都市農業センターでは虹が見えました。
インスタグラム花浄土鹿児島に投稿しています。

10時39分 冠岳花川砂防公園 以下の画像は11月29日に撮影


今日は郡山経由で向かい、途中の常盤石塔群では倒木被害が復旧されておらず残念でした。

冠嶽の所々に水蒸気が立ち上がり、冠嶽神社周辺では紅葉が少しだけ進んでいました。望嶽亭付近のモミジは色づきが悪く例年よりも枝葉が少なくて、見映えが良くありません。

冠岳花川砂防公園について、砂防フロンティア推進機構の花川渓流再生砂防事業資料から引用して一部を紹介します。

五反田川に流れ込む花川の治水工事として、平成7年から花川渓流再生砂防事業が行われ、中国との文化交流として中国技術指導員を現地に招聘しています。平成 16 年 11月23日、中国風庭園と展望台が設置された冠岳花川砂防公園の完成式が行われました。

昭和46年8月5日 台風19号災害の状況〔降雨状況〕 ・日雨量 :537mm(8月5日) ・時間最大雨量 :108mm(8月5日 18:00-19:00) 〔被害状況〕 ・死者:8名、重軽傷者:25名 ・住居全壊 :41棟、浸水被害:約1600戸 ・被害総額 :30億円(当時の市の年間予算14億円)

冠嶽神社 花川に架かる参道橋


鳥居近くの大きなイチョウの木が色付き、近くのモミジも少し色づいていました。

花川上流部には疑似ブロックを使った砂防堰堤があり、中国風の彫刻が施された石橋が数か所に架けられています。公共事業に勢いのあった時代を象徴する広大な設備で、現代では施工困難です。

花川の左岸(東側)には冠嶽神社があり、隣り合わせに中国風庭園の冠嶽園があります。花川右岸(西岸)には 冠嶽山鎭國寺頂峯院(カンガクサンチンゴクジチョウボウイン) の大師堂があります。

10時49分 冠嶽園横のモミジ


雲の切れ間から日差しが入りモミジが目立っています。前回21日は殆ど色づいていませんでした。

冠嶽園内のモミジ


雨上がりで美しい


日差しに照らされるモミジはきれいですが、雨上がりではさらに美しく見えます。時々雨に降られながらも期待していた風景を写せて幸いでした。

11時25分 団体バスの一団


例年では花川周辺の紅葉撮影が主で、冠嶽園内をじっくり撮影したことは少なく、丁寧に見ていくと良い風景でした。

大師堂の紅葉 画面右側下に花川が流れている


石橋に飾られた石造りのハス 奥は花川上流部


大師堂で雨宿り


再び雨が降ってきて、しばらく雨宿り。昨年訪れた時は撤去されていた軒先の風鐸が復活していました。

11時57分 大師堂入口から


この辺りから花川上流部にかけては南側が林のため日差しが入りにくく、昼前後以外は山影になります。日差しに照らされた紅葉を撮影できる時間帯は限られますのでご注意ください。

花川の流れ


雨量はわずかですが普段より水が白く濁っていました。小雨模様のため橋にカメラを押し付けて、低速シャッターで撮影できました。

サギの姿 画面外左側は大師堂


花川上流部方向を写していると、たまたまサギが飛んできました。そっと後を追いますが姿は見つかりません。

モミジがもっと色付くから、また来てねと言われたような気がしました。上流側はまだほとんどが緑色で葉がしっかりしています。

時雨模様が解消すれば、朝夕の冷え込みで紅葉が進みそうです。時々雨が降る中で、じっくりカメラやスマホを向ける人は見かけず、全くの貸切状態でした。

29日14時 帰宅後の雨雲画像 気象庁


午後になっても西から小さな雨雲が次々と流れ込んでいます。雨に降られた寒い一日でしたが、色づき始めた紅葉を楽しめて何よりでした。
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桜島と朝日 健康の森公園 2024/11/25(鹿児島)

2024-11-25 15:16:21 | 自然観察
11月25日(月)今朝は薄雲が見えたので、健康の森公園へ出かけました。

6時38分 かごしま健康の森公園 以下の画像は11月25日に撮影


このところ雲のない単調な朝が続き日の出撮影には不向きでしたが、今朝は車で向かう間も朝焼けが所々に薄く見えていました。

最初に公園入り口通路の定位置で撮影、空の明るさや雲の様子などを記録しています。

雲が急に広がって朝日を隠す期待ハズレが多いですが、日の出位置だけ雲がなく朝日が写せることもあります。

いつも書いていますが、自然相手の撮影では期待通りにならないのが半ば当たり前です。

一方では思いもかけない出会いや発見があり、大いに元気づけられることもあり楽しいものです。

雲はわずかだった


急ぎ足でいつもの撮影ポイントに向かうと、意外なことに雲は桜島周辺にわずかしかありませんでした。

6時47分 カラスが飛ぶ時間帯


今朝の日の出は6時54分、日の出前10~15分はカラスが多く飛びますが、昨年に比べると数は半分以下です。

ハトも殆ど見かけませんが、この夏の猛暑が影響しているのでしょうか。

上空に残る細い月 月齢23.6 以下3枚はモノクロ撮影


日ごとに早朝の月明りが弱くなり、今朝もよく見ないと気付かないほどでした。

モノクロの桜島 薄煙は南側へ流れている


桜島の薄煙は南側へ流れています。周辺の雲は桜島の噴気によってできたものでしょうか。

樹形が判りやすい


木肌や葉の色合いの違いを越えて、次第に冬木立になる様子が感じられて、たまにはモノクロモードも良いものだと思います。

7時ちょうど 日の出を過ぎてかなり明るくなった


日の出から6分ほど過ぎ、桜島の東斜面が朝日に照らし出されているのでしょう。

7時11分 間もなく朝日が顔を出す


桜島山頂部のより明るい場所が少し南側(右側)に移ってきました。

7時14分 桜島南岳火口付近に上がった朝日


眩しい朝日がきらめき始めました。次第に朝日は力強さを増してきます。

クロスフィルターを付けると印象的な光の筋が強調できるのかもしれません。

あと数日で朝日が見える位置は桜島南側斜面に移り、山頂部からの日の出が見られるのは1月中旬以降となります。

7時24分 遮るものがなく眩しい朝日


今朝は桜島の噴煙が殆ど出ておらず、薄い噴気を突き抜けて朝日が強烈に見えました。

周辺に全く雲がなく単調な風景になったので撮影を切り上げました。明日は雨予報で、かなり天気が荒れそうです。

暖気と雲の条件次第では色濃い朝焼けが出ることもありますが、どうなるでしょうか。
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朝晩寒くなり 柿を吊るす 2024/11/23(鹿児島)

2024-11-24 13:50:16 | 天気の話題
11月23日(土)勤労感謝の日、今年も渋柿を吊るす季節になりました。

最低気温の移り変わり 南国鹿児島でも寒さを感じる


10~11月の最低気温を平年と比較したものです。昨年は平年を下回る日が多かったものの、今年は平年より高い日が続きました。

低かったのは11月7日立冬のころと、ここ数日だけです。23日の最低気温は鹿児島で9.6度、鹿児島の北海道とも言われる薩摩半島北部の伊佐市大口では0.7度でした。

この夏から10月にかけては暑すぎて、平年並みに下がっただけで寒く感じ、22日夜からファンヒーターを使い始めました。

最高気温で見ると


今年は平年よりも低い日は数日程度で、最高気温は平年を大きく上回り、ここ数日も昼間は暖かさを感じます。

平均気温は高めの傾向が続く


11月初旬は一時的に平年よりも低い日がありましたが、平均気温は高めです。

14時38分 日差しを少し遮る筋雲 以下の画像は11月23日に撮影 


青空にゆっくりと雲が流れてきましたが、日差しが完全にさえぎられることはなく穏やかな秋日和です。

鹿児島市都市農業センター 展望台からの桜島


桜の枝先に少し葉が残り、桜島から薄煙が出ていました。

2020~2024年 月別の平均気温と日照時間


今年は日照時間が平年よりも長く、気温が高めとなっています。特に10月は平年より3度も高く、紅葉が遅れています。

15時2分 桜島が噴火


桜島から薄黒い煙がゆっくり上がり、火口上1600mに達しました。今年は特に活動が穏やかなため、噴火を目にするのは珍しいことです。

愛媛産の愛宕柿(渋柿)


日置市の物産販売店チェスト館で、今年は箱入り(2Lサイズ、10kg)を買いました。値段は昨年と同額程度の税込み3000円、48個入っていました。

昨年は福島産の渋柿(2023/11/23) 同じくチェスト館で購入


昨年は福島産の愛宕柿と似た形の渋柿でしたが、T字型の枝先が小さくて紐に括り付ける作業に手間取りました。

吊るす段階でだいぶ柔らかく、これまでで一番美味しい干柿ができました。

つるし柿の作り方


愛媛県のJA周桑(しゅうそう)出荷品で、つるし柿の判りやすい説明がありました。

この説明では紐に通した柿を熱湯にサッとつけるとありますが、私は皮むき直後に一個ずつ熱湯にくぐらせています。

紐に括り付けた後であれば、火傷の心配が少なく一遍にできるので効率的かも知れません。

干柿を作り始めたころは焼酎で洗っていましたが、熱湯だとカビが付くことなく確実です。干し上がったら冷蔵庫で保存しますが、場所を取るのが少し厄介です。

良い色合い


大きさはそろっていて1個当たり200グラム、やや小ぶりな感はありますが、さっそくピーラーで皮をむきました。

皮を厚めにむいてしまっても大丈夫、皮が残っていると食感が良くありません。

17時20分 吊るし終えると日は沈んでいた 日没は17時16分


T字型の枝先が折れないよう注意して柿を紐に吊るします。1個だけは枝がなくなっていたので、竹串を使いました。

物干竿と針金ハンガーを利用しています。雨の日や火山灰が降りそうな日は、簡単に室内に取り込めて便利です。

晴天傾向が続いているので、例年より早めに干柿が出来上がりそうで楽しみです。
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江口浜 観音ケ池・冠嶽神社へ 2024/11/21(鹿児島)

2024-11-22 17:36:02 | 日記
11月21日(木)野菜園管理後、いちき串木野市の冠嶽神社へ向かいました。

13時22分 日置市東市来町 江口浜海浜公園


久しぶりに立ち寄ってみました。日置の浜から西南西方向に見える久多島(ふたしま)が、ここからは南西方向に小さく見えます。

隣の野間岳の形はあまり変わらず久多島だけが野間岳のすぐ近くに見えて、いつもながらに違和感を覚えます。

薩摩半島南西部の北西方向に突き出した野間岳から野間岬辺りは、野間半島とも呼ばれますが、範囲が狭いこともあり一般的に使われない用語です。

ツキヒテラス 公園の一角にあるバーベキュー店


海を望む一角にある、新鮮なツキヒガイ(月日貝)をバーベキューで味わえる店です。

貝柱が美味しいホタテガイのような2枚貝で、貝殻は片側が赤色でもう一方が白色です。色違いの貝殻を月と日になぞらえた名称です。

ツキヒガイとドリンクのセットが1000円。浜焼きバーベキューコースは5000円(2時間半の飲み放題)で、2日前までに要予約。

13時49分 いちき串木野市大里 寺迫の田の神様


江口浜から国道270号を北に向かい、国道3号に左折して市来大里郵便局の西側100mほどの地点を観音ケ池市民の森方向へ右折、北側へ180mほどの左手です。

新しい藁ツトが掛けられ。茶碗には柿が乗せられ、近くには紙コップもあり大切に祭られていました。

13時54分 市来駅の南東側300mほど 


観音ケ池に向かう道を進むとJR線との立体交差があり、坂を下ると左先にきれいなコスモスが目に留まりました。

車が止められる広い場所がありました。小さなヒマワリもあり、風に倒れることもなく今が花盛りでした。

車から目にするコスモス風景は、気付いても引き返すことが難しいものですが、ここではゆっくり楽しめて幸いでした。感謝、感謝。

14時16分 観音ケ池市民の森 スイレン池


昨年この時期に訪れた時は水が少なく気になりましたが、今日は数輪の花が残っていて驚きました。

今年はいまだに気温が高めの傾向が続いているためでしょうか。

観音様 周囲のモミジは緑葉のまま


周囲の草木は今も勢いがあり、紅葉の気配は感じられませんでした。

池の南側に目立っていたツワブキ


市民の森周辺も含めて、道沿いの斜面や草地などにツワブキや小さな野菊が花盛りでした。

15時30分 ようやく冠嶽神社に着いた


今日は普段とはコースを変えて西側の方から山道を進み、徐福像横を通り神社に向かいました。狭い道沿いは落葉が一杯で、人数をかけて除去作業の真最中でした。

やはりと言うべきか、参道の橋が赤いだけで期待した紅葉はありません。夏は猛暑続きでいまも気温が高め、色付く前に枯れ落ちそうな気もします。

15時56分 望嶽亭西側のモミジ


この時期では考えられない状態でガッカリ。山に囲まれて陽射しが届きにくいため、普段は昼前後の光で写しています。

唯一目にした紅葉


大師堂近くのモミジだけが少し色づいていました。

15時33分 大師堂の風鐸


昨年は外されていて残念でしたが、復活していてうれしいことでした。この辺りは好きな撮影ポイントです。

神社から100mほど上流部


ここでも全く紅葉の気配はないものの葉がしっかりしていたので、この先冷え込みが続けばきれいに色付くのかもしれません。

自然が相手では思い通りに行かないのが当たり前と考えて、テンションを下げることなく一期一会の気持ちで風景や花など写したいものです。
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大根順調 アジサイなど剪定 2024/11/21(鹿児島)

2024-11-22 11:44:42 | 野菜作り
11月21日(木)今日は曇り、えんどう豆水掛に出かけました。

8時2分 波静かな吹上浜日置海岸 以下の画像は11月21日に撮影


天気予報は曇りのち晴れ、平日でもあり釣人は南側に2人見えるだけでした。

えんどう豆の苗 葉が開き始め


前回18日に鳥よけネットを被せた後に、水掛を忘れて気になっていました。

雨なしでも土の表面に湿り気があり、取り越し苦労でした。順調に伸びると来週にでも移植できそうです。

何か小動物の足跡


爪が4本ある足跡が残っていました。イノシシはつま先が2つに分かれているので、タヌキかアナグマでしょうか。

大根が伸びている


元気よく広い葉を伸ばして、根の部分が地表に出てきました。小さなバッタが葉に穴を開けていますが、大根の勢いが勝っていて影響はなさそうです。

今日は軽く追肥と土寄せをしました。畝間を拡げるため、発芽直後に双葉程度の状態で動かした列も影響なく伸びています。

これほど茂って来ると、株間と畝幅が狭いと追肥や土寄せ作業がしにくいことを実感しました。

晩生ミカン 1個だけ残っていた 枝先におよそ18か月


5月頃花が咲き、翌年の夏まで枝先に留まる晩生ミカンです。8月下旬の台風10号でも落ちずに残っていたとは驚きです。

緑色のミカンは今年開花結実したもので、収穫は来年の6~8月頃です。

ツワブキと小菊


今が花盛りで、様々な蝶がやって来ました。中には1センチ程度のごく小さなものもいて、普段はどこにいるのか不思議なことです。

南側の畑 今年は完全に草藪


昨年夏はオクラが大量に栽培されていましたが、殆ど収穫されることもなく撤去されて1年ほどが過ぎました。

日当たりが良く肥料分もあるため、野辺の草がどんどん伸びて一部では花壇のように見えます。

ランタナ、アジサイ、芙蓉を剪定


野菜園の南側にあり日当たりが良く、成長が早く持てあましています。この夏は猛暑で作業ができず、例年よりも短めに剪定しました。

見た目はあまり変わらず


何度もゴミ捨て場まで往復しましたが、見た目それほど変わっていません。梅の開花後には小枝を半分程度に剪定したいものです。

芙蓉もそろそろ花が終わる時期


この芙蓉も剪定したいところですが、すぐ横にあるナニワノイバラが伸び過ぎるのを防ぐために枝を残しています。

予報通り天候が回復してきたので、いちき串木野市の冠嶽神社へ紅葉の進み具合を見に行きました。
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えんどう豆 栽培区画準備 2024/11/18(鹿児島)

2024-11-19 16:23:31 | 野菜作り
11月18日(月)日置に出かけ、えんどう豆栽培の準備作業をしました。

7時51分 吹上浜日置海岸 以下の画像は11月18日に撮影


6時50分頃出発したものの・・・健康の森公園で桜島から昇る朝日を写すには間に合わず・・・日置へ直行しました。

今朝の日の出は6時48分、およそ1時間が過ぎ吹上浜にも日差しが届き始め、砂浜に自分の影が長く伸びています。

7時59分 すっかり大きくなった大根


このところ雨も降り順調に生育し、早いものでは地表部での直径が4センチほどになっています。

気になるのは北側から迫っている茅です。気温がまだ高いため、竹のように地下茎を野菜園内に伸ばしています。

冬場には生育が止まるので、スコップを使い深さ50センチほどまでにある大量の根も含めて取り除く予定です。

えんどう豆が発芽


発芽と言ってもまだ芯のような芽が1センチ程度出ているだけです。本葉が3~4枚になったら移植予定です。

ツワブキと小菊の開花


道沿いのツワブキが花を咲かせ始めると秋を感じます。小菊は昔の市販品を母が挿し木したものと思われます。

仏様に供える菊花は中~大輪ですが、昭和のころは小菊で、色のきれいなものを挿し木で残すものでした。

野菜園横の通路 伸び出した枝を剪定


一か所飛び出た枝を切ると他も気になり、鎌で周辺も切るうちに作業範囲が広がってしまいました。

雨に濡れて重くなっていた唐芋(サツマイモ)の蔓やマルチシートなども集め、ゴミ捨て場に10回ほど往復しました。

13時38分 ようやく今日の予定作業着手


予定よりも遅くなりましたが先延ばしもできないので作業に着手、種の袋に記されている量をめどに肥料など入れて軽く耕しました。

本来であれば、苦土石灰を入れて耕したのち期間を空けて、肥料を入れた方が良いのですが、今日は一度に混ぜ込みました。

しっかりとした野菜作りには、作業手順や期間を守ることが基本でしょうが、度々通うこともできず手抜作業になっています。

ジャガイモ栽培予定地を決める


ジャガイモは連作ができないので、年ごとに栽培区画を変えなければなりません。毎年種芋3kgを50個ほどにして、2月下旬に植え付けて5月下旬頃に収穫しています。

えんどう豆の苗にネットを掛ける


Sさんのえんどう豆は野鳥に葉が食われていたと聞き、被害を避けるため漁網ネットを被せました。

今年はすでに野鳥が多く、先週まで高い場所に残っていた柿も鳥が食べたか運び去ったようです。

そろそろ花が終わるランタナ


暑さと乾燥に強く、この夏の猛暑でも例年以上に茎を伸ばしました。草ではなく木なのですが、草に負けないほどの勢いで枝先が伸びます。

花を一杯咲かせるときれいですが、さらに成長を続けるので厄介です。黄色とオレンジの花を咲かせているのはランタナで、もう一つの花は蔓状に細長い茎が下垂したコバノランタナです。

霜が降りると哀れなほどに枯れ込んでしまい、枯れずに残った地表部15cmほどから4月頃に新たな茎を伸ばします。昨シーズンは強い冷え込みがなく、ランタナは殆ど枯れず、今年は春先から花を咲かせ続けています。

16時3分 吹上浜北側の風景 冠嶽神社の紅葉 色づくのか?


今日は予定以上に作業ができて野菜園も少し片付きました。右側シラス崖奥の上に小さく見えるのが、いちき串木野市の冠嶽です。

霧島まで行かずとも、近場の日置市伊集院町の花水木、いちき串木野市の冠嶽神社周辺でも紅葉が楽しめます。

今年はかつてない猛暑続きで、色付く前に枯れて落葉しそうな気もします。冠嶽へは近いうちに行く予定です。
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雨上がり ダイヤモンド桜島 2024/11/17(鹿児島)

2024-11-17 15:08:09 | 自然観察
11月17日(日)雨上がりの早朝、かごしま健康の森公園へ出かけました。

6時30分 かごしま健康の森公園 以下の画像は11月17日に撮影


予想よりも早く天気が回復しました。空に雲は見当たらず、桜島は薄煙を上げ続けています。

6時33分 西空の丸い月 月齢15.6 月の入りは8時10分


アメリカの農事暦でビーバームーン(Beaver Moon)とも言われる満月が西空にあり、まだ光が目立っていました。

6時36分 落葉が進む並木


立冬のころに一時気温が下がり、南国鹿児島も秋らしくなったと思いましたが、まだ昼間は気温が高めです。

6時41分 桜島の薄煙


今朝は雲が見当たらず、桜島から薄煙が立ち上るだけで全体として単調な空模様でした。

薄い噴煙を上げている桜島南岳(1040m)までは直線距離で16kmほど、一番高い桜島北岳は標高1117mです。

6時58分 今朝の日の出は6時47分(方位は111.9度 東南東)


すでに朝日は桜島の後ろ側に出ており、山全体が照らし出されて明るく見えてきました。

空模様次第できれいな朝焼けが出る日もあれば、雲が厚すぎて朝日も見えず単調な朝もあり、今朝は撮影条件が良い方です。

6時59分 かすかな飛行機雲


殆ど雲が見当たらない空に一筋の飛行機雲が見えてすぐに消えました。天気が下り坂の時などは、飛行機雲が太くなりいつまでも空に残る傾向にあります。

7時6分 朝日が顔を出した ダイヤモンド桜島


日の出からおよそ20分、桜島の中岳(1060m)付近に朝日が顔を出しました。

この時期は大隅半島側から見ると桜島越しに沈む夕日が美しく、ダイヤモンド桜島と言われています。

昼過ぎからの空模様で夕陽の見当がつきやすいですが、朝日の場合は薄暗い段階でどんな日の出になるかわかりにくいものです。

朝日の輝きがダイヤモンド〇〇と言われるようになって久しいですが、いつの間にか夕陽もそのように呼ばれるようになっていました。

富士山頂とは違って、桜島の山頂部は南北に範囲が広いので、かごしま健康の森公園からは来月上旬にかけて山頂部からの朝日が見られます。

冬至を過ぎて日の出位置が少しずつ北側に戻り始めると再びダイヤモンド桜島が楽しめますが、その頃は寒さが厳しくて早朝撮影は大変です。

7時15分 噴煙に隠れた朝日


今朝はやや噴煙が目立ちますが、今年の爆発回数は34回です。年間に1000回近くも爆発したころに比べると、とても穏やかな桜島です。

桜島は活動が活発なため、噴煙高度が1000m未満では統計上の噴火としてカウントされません。

ただし噴煙高度が1000m未満でも、噴石や空気振動を伴う場合は爆発としてカウントされます。

野菊


11月も後半、公園のコスモスも花が終わろうとしています。南西側の斜面上に小さな白いキクが咲いていました。

8時3分 桜並木の向こうには桜島


今朝は甲突川沿いだけでなく鹿児島市の団地にも薄い霧が出ていました。

この場所は桜と桜島の組み合わせが美しい撮影ポイントです。近くにはツバキ園もあり開花が楽しみです。

今日は幼児のサッカー大会があり、幼児連れの家族が次々と公園に集まり始めていました。
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健康の森公園 秋色を巡る 2024/11/14(鹿児島)

2024-11-15 18:29:06 | 
11月14日(木)明日は雨予報、かごしま健康の森公園内を巡りました。

コスモスはピークを過ぎていた 以下の画像は11月14日に撮影


13日のさつま町では、期待したアサギマダラは3匹だけ。今日も気温が高め、健康の森公園でもう一度会えないものでしょうか。

噴水近くの花壇ではマリーゴールドが花盛り、コスモスは花殻が目に付くようになりました。

アスパラガスに咲いたごく小さな花


ぼたん園近くのフジバカマを見に行くと花が終わったようで、蝶は全く見かけませんでした。

すぐ近くのアスパラガスには2~3ミリ程度のごく小さな花が部分的に咲いていました。イノシシに掘り返されたウコンが植えなおされていました。

お茶の花


散歩コース沿いにあるお茶の木に花が咲いていました。昭和30年代頃は家庭菜園横に自家用お茶の木を見かけるものでした。

薬草園内の万両


散歩コース北側の小高い場所に薬草園がありますが、残っている植物はわずかなようです。

昭和時代の門松は浜の砂を小山にして松と竹、ユズリハなどを活け込んで、赤い万両の実枝を添えていました。

こちらはヤブコウジ


すでに実が色付き、光を浴びてきらめいていました。イベント時期以外は薬草園を訪れる人は殆どいないようで、通路は一部苔むして滑りやすいのでご注意ください。

ガマズミ


林の中の道沿いで赤い小さな実が目に付きました。今日の撮影はすべて80-400ミリの望遠ズームレンズ使用のため、背景に丸いボケが出て良い雰囲気に写せました。

美しさを演出してくれる木洩れ日


重なり合う木の葉の間から漏れ出す光は思いの外変化し、柔らかな光が被写体を浮き上がらせてくれます。

背景を選びながら撮影位置を少しずつ変えながらの撮影となり、一期一会の楽しい時間はあっという間に過ぎました。

花壇では植え替え準備作業


ミニ耕うん機を使って作業が進んでいました。今年も残り一月半、この先どんな花が花壇を彩るのでしょうか楽しみです。

鹿児島は今日も日差しが強めで最高気温は26.5度、汗ばむような日差しの中での作業お疲れ様です。

売店近くのフジバカマ イシガケチョウを発見


イシガケチョウが1匹だけ短時間花に止まっていました。アサギマダラは見当たらず、南へ旅立ったのでしょう。

東南東の空には桜島


空全体がボンヤリした色合いで、桜島は噴煙の影響もあるのか山頂部がはっきり見えませんでした。

まだ実をつけているパパイヤ


噴水広場沿いにパパイヤを植えこんだ大きな鉢が並んでいます。下の方にあった大きな実は収穫されたようですが、今も花が咲き小さな実を付けたものもありました。

今日は木曜日、このところ見かけた園児や小学生の遠足のような団体は見かけませんでした。運動を兼ねて園内を散策する高齢者や、愛犬との散歩、スポーツ愛好家のような姿が目に付きました。

ツバキ園の階段を上がったところ 林の中に咲いたツワブキの花


8月末の台風10号で太い枝が折れた個所も目に付き、一部では立入が規制されていました。ここでも望遠レンズが活躍、普段とは少し違った雰囲気で秋景色が写せて幸いなことでした。

冷え込みが進むと、自然観察園では竹林と紅葉の組み合わせが楽しめそうです。
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さつま町田原 花と蝶・石像 2024/11/13(鹿児島)

2024-11-14 18:48:09 | 
11月13日(水)新聞記事で知ったアサギマダラ撮影に出かけました。

11月9日付の地元紙南日本新聞に、さつま町田原に多く植栽されたフジバカマにアサギマダラが数十匹飛来とありました。かごしま健康の森公園では最大でも3匹なので、行ってみることにしました。

フォンタナの丘かもう 芙蓉が花盛り 以下の画像は11月13日に撮影


さつま町に向かう途中、道路右手に一杯咲く芙蓉に目が止まりました。

今日の目的地近くにある霧島神社


田原のスイレン池の西側にある小さな村社です。隣の公民館に集まっていた方にフジバカマの咲く場所を教えてもらいました。

ここから南側山手に200mほど先の三角さん宅とのこと。道が狭いので神社入口横の広い路肩に車を止めた方が良いと思います。

想像よりもぎっしりのフジバカマ


フジバカマは三角さん宅の道路向かいの家庭菜園のような場所にあり、広さ5aほど。三角さん宅に挨拶して撮影させてもらいました。

いつも撮影しているかごしま健康の森公園のフジバカマと違って、ぎっしりと植えられていて撮影位置の移動が難しいところでした。

南側は水田と山林 三角さんと一緒に回り教えて頂く


4年前から植え始めたフジバカマの半分ほどは開花ピークを過ぎ、今日は日差しが強いためか特に数が少ないとのこと。

挿し木で殖やしたフジバカマは、蝶が止まると目に付きにくいほどぎっしりと茎が詰まっていました。

よく見かける蝶は一杯いましたが、1時間ほど粘って見かけたアサギマダラは3匹だけ。蝶の数え方は「頭」とのことですが、やはり「匹」の方が大きさに合っているような感じがします。

新聞記事には数十匹とありましたが、すでに南に旅立ったのでしょうか。自然相手の撮影は難しいものです。

私の他に2組の方が訪れて、蝶の様子を見守りました。

帰り道 近くの田の神様を見に行く 


画面中ほど奥は紫尾山(1067m)で、手前には穴川が流れ、橋の先には山崎農場の蓮池があります。

道路横には仮屋原の田の神様


前回は2022年に訪れています。収穫作業が終わり藁ツトが架けられていました。

道路側からは大きな石 さつま町広瀬 


かなり風化が進んでいて、正面が田圃側のため車で走っていると気付かない田の神様です。

近くに残る仏様のような石像


お寺跡らしいものは全くありませんが、この石像は前回と同じ場所に残っていました。

南方神社境内の石仏


境内に通じる階段道は草が伸びて荒れていました。このところ管理が届いていないようです。

ここに残るのは石仏のように思われます。ゲートボールの玉が置かれたままのようです。

前回この地を訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。

蒲生町 帰りの田圃で見かけた風景


コンバインで収穫作業が進み、周囲には多くのサギでしょうか集まっていました。

大規模耕作者でしょう、11月も半分過ぎようとするこの時期、たまに収穫されていない稲田を見かけます。

さつま町柏原では13日の最低気温が10.6度、最高気温は25.2度。鹿児島では16.2度、25.3度。朝は少し冷えても、日中は汗ばむような日々が続いています。

多数のアサギマダラには会えませんでしたが、各地の風景を目にすると心が和みます。
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草刈の後 グリーンピース種蒔き 2024/11/11(鹿児島)

2024-11-12 18:10:49 | 野菜作り
11月11日(月)雨上がり、日置へ草刈に出かけました。

9時9分 吹上浜日置海岸 以下の画像は11月11日に撮影


昨日の適度な雨で土埃が立つことなく、草刈には好都合と考えました。

雲が東に去り、西側から青空が広がる浜に釣人は数人だけでした。

サキシマフヨウ イシガケチョウ


日置では初めて見るイシガケチョウでした。気温上昇のためか、今年はあちこちで見かけます。

草刈は初め順調 後半でトラブル


予想した通り作業には好都合で、庭先から作業を始めて周辺道路、野菜園の通路、田舎道などの草刈を進めました。

回転部に差し込んだナイロンコードが擦り切れるたびに、コードを手作業で取り換える方式です。

これまで使っていた自動繰り出し方式では、うまくコードが出ずに巻きなおすことや、カッター部分が摩耗して壊れるなどのトラブルが起きました。

ついには草刈機先端部の回転を伝える部品が壊れてしまい修理、構造が単純な方式に切り替えました。草刈機の稼働は年間で8回程度なので、コード交換は小休止時間と考えることにしました。

ところが今日は別なトラブルが発生しました。新しいコードに交換したのに、草が殆ど切れなくなりました。あれこれ試すうちに、エンジンの回転が先端のカッターに伝わっていないことに気付きました。

カッターを固定しているねじを締めなおす必要があり、工具を探すものの見つかりません。Sさん宅に草刈機を持ち込み、すぐに修理してもらい大助かりでした。

グリーンピース(実エンドウ)の種 まず苗を育てる


予定よりも草刈作業が長引き、終わったのは14時前頃。昼食後には草刈した場所を順次掃除しました。

真夏には草を刈るだけで精一杯ですが、もう11月。汗は流れても後の掃除までできて幸いでした。

実エンドウの種を蒔きました。肥料を入れた栽培区画が準備できていると直播できますが、まだ場所も決めておらず時間稼ぎです。

2列に28個の種を蒔く


10cmほどの間隔で深さ2センチほどに種を蒔きました。発芽後本葉3~4枚になったら移植予定です。

昨年も同様の作業をしましたが、殆どが発芽成長しました。

十分に水を掛けた


イノシシなどが掘り返さないよう、唐芋(サツマイモ)栽培時の漁網ネットの囲いは残したままです。

昨シーズンは移植した苗が順調に育ったものの、50cm以上に伸び過ぎて強い寒さで被害を受け、生育に悪影響が出ました。

これまでの経験からすると、2月頃までは30センチ程度の方が寒さの被害を受けにくいようです。3月になると驚くほど急成長します。

10月まで暑くて長い夏が続きましたが、12月以降の寒さは平年並みと言われています。まずは順調な発芽が望まれます。

大根らしくなった


10月5日に種蒔きして順調に伸び、隣の大根と重なり合って葉が伸びています。

株間は30センチ程度ですが、隣の大根と支え合う形になるので問題はなさそうです。試験的に移植した株、追加種蒔きの個所も伸び始めています。

八重咲の芙蓉が花盛り


野菜園北側の竹藪との間に植えた芙蓉が花盛りです。茅が茂り野菜園内にもかなり入り込んでいるため、冬場にはスコップを使い地下茎を取り除く予定です。

ツワブキの花


花が目に付く季節になりました。昭和30年代頃まではツワブキの若い茎は、春の大事な食材でした。

食べられる山野草として今も人気ですが、食生活の変化とともに次第に忘れられていくことでしょう。

16時51分 夕日は水平線に近づく


沖に浮かぶのは久多島(ふたしま)、秋の日は釣瓶落としとはよく言ったもので、たちまち日は沈みます。

11日の日没は17時16分、方位は249.8度、帰り道は伊集院を過ぎる辺りで薄暗くなり、車のライトを点灯。

18時前に帰宅すると周囲は真っ暗。もう少し早めに帰らないと、車が多い上にライトが眩しくて走りにくいと感じることでした。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。