花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

ビーチコーミング 吹上浜の楽しみ 2014/06/28 (鹿児島)

2014-06-28 17:59:36 | 吹上浜

ビーチコーミングとは海岸の砂浜に打ち上げられた漂着物を収集することです。主に貝殻や流木、珍しい空き瓶などを探します。丁寧に研究して標本を作ったり、細工を楽しんでいる人もいます。

吹上浜は外海で夏場は南方からの漂着物が多く打ち上げられます。昨年は台風の影響で中国大陸南部や台湾からのゴミが大量に漂着しました。

2013/07/29 漂着ゴミの様子


2013/07/29 台湾を中心とするライター


2013/07/25 浮きなど


2013/07/25 飲料水の容器


2013/07/25 即席めんの袋


海には国境がないので風と波が珍しいものを運んできます。特に面白いのが南方系の漂着物です。おなじみの椰子の実はよく見かけます。

ビーチコーミングは他の人よりも先に発見して手に入れることが大切です。吹上浜では毎日のように貝殻を探している人がいます。歩きながらこまめに探すと色んなものが見つかります。

最大のものは鯨でしょう。南さつま市付近では数年に一度は迷い込み、死骸が漂着しています。昨年は入来浜でイルカの死骸を見かけました。殆どの魚は他の魚や鳥に食べられて骨だけが漂着することが多いです。

吹上浜沿岸部では過疎化が進行して毎日のように浜に出る人は少なくなりました。海が荒れた後は珍しい漂着物に巡り会う絶好のチャンスです。これからは暑さが厳しいので早朝散歩をかねてビーチコーミングがお勧めです。

中には針の付いた注射器や医薬品、農薬、電球などの危険物もあります。不用意に触らないよう、蓋を開けないようにしてください。また、色んなものを大量に持ち帰るとガラクタの山に変貌する恐れがありますので要注意です。大型の浮きなど、何かに使えそうと思っても・・・・・なかなか使い道がないものです。

2014/06/24 河川からの漂着ゴミ


今年は今のところ南方系の漂着物を殆ど見かけません。梅雨明け前には前線が北上し、南西風が南から珍しいものを運んでくれるはずです。

今にして思えば、昨年の中国ゴミはビーチコーミングには最適のものでした。砂浜が汚れることは厄介ですが、南から流れ来る漂着物を待つのも楽しいものです。昨年の中国ゴミのブログはこちらからご覧ください。
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梅雨が本格化 さえない吹上浜のキス釣り 2014/06/24 (鹿児島)

2014-06-28 15:59:54 | 吹上浜
6月26日、沖縄地方は平年より3日、昨年より15日遅く梅雨明けしました。九州南部の梅雨明けは平年では7月14日、昨年は7月8日でした。

6月21日(土)には大雨のためJR九州の観光列車「指宿のたまて箱」(通称 いぶたま)の脱線事故が起きました。事故に遭遇された方々にはお見舞い申し上げます。6月27日にも大雨となりました。雨の合間、6月24日のキス釣りの様子です。

10時 かなり潮が引いていました 


川からのゴミが帯状に漂着


何かの表示板でしょうか


貝がびっしり付いた浮き


この日の満潮は串木野港で5時、干潮は11時44分。10時過ぎにはかなり潮が引き、釣人が一人残っているだけでした。90代の男性ですが元気な常連さんです。今朝も早くからキス網漁が近くで操業していたそうです。

川から流れ出した木の葉や笹などが帯状に漂着していました。昨年は中国大陸南部や台湾から大量のゴミが漂着しましたが、今年は見かけないようです。

15時過ぎ 潮が満ちてきました


ピンギスだらけ 1時間ほどで釣果27匹


満潮は18時過ぎです。順調に潮が上がってきましたが、少し波が出てゴミが波打ち際に集まっています。仕掛けには投げるたびにゴミが絡まり、サイズはキビナゴ程度の絶不調でした。

大雨によるゴミ、キス網漁、波浪などの悪条件が重なった感じです。おそらく良型のキスの群は沖合いに移動したのでしょう。前回のように良型が連続で釣れるのは珍しいことでした。

ゴミを釣りながらキビナゴサイズでは嫌気がします。完全に梅雨明けして海が静かになるまではキス釣りには悪条件の日が続きそうです。野菜畑の草取りにでも励むことにしましょう。

海が荒れると諦めも付くのですが、・・・・・・案外とまた大きいサイズが釣れそうな気もして・・・・・・どうにもすっきりしません。
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恵比寿さんに感謝 吹上浜のキス釣り 2014/06/16 (鹿児島)

2014-06-17 18:42:57 | 吹上浜
鹿児島は6月2日に梅雨入りしましたが、これまでの雨量は少なめです。吹上浜は5月まで続いた海藻の影響がなくなり、釣人が増えてきました。最近のキス釣りの様子をまとめました。

6月9日(月)14時前 海岸南側


食いが良く楽しい釣り


14時から2時間程度で46匹


6月9日は中潮で満潮は17時頃のため、それまでにジャガイモを収穫してカライモの畝を作りました。幸いにうす曇で弱い海風が心地良く、釣りには好条件。月曜日でもあり釣人は見える範囲では3名程度で貸切状態でした。

今年は昨年よりもさらに大気汚染物質が増えたのか見晴らしが悪い状態が続いています。日置海岸から見える範囲は、南側は日置市吹上町の永吉付近まで、北側はいちき串木野市の市来戸崎港付近まででした。

6月12日(木) 8時半過ぎ


天気が回復して北西風が少し強くなった


夜はキスの天ぷらを味わう


6月12日、今日も期待して浜に出るとキス網が操業していてがっかりしました。大潮で満潮は6時半頃、釣り始めた9時頃には予想以上に潮位が下がっていました。一時的に出現した台風6号に吹き込むのか北西風が強くなり、海面は波立ってキス網漁の船も早めに引き上げていきました。この日は1時間ほどで切り上げて釣果は11匹でした。

潮位が下がり波立ったことで釣果が悪かったことより、キス網漁が始まっていたのがショックでした。夜は天ぷらを味わって、また良い日もあるだろうと気持ちを取り直しました。

6月15日(日) 8時半過ぎ


良型のキスが一杯


朝方の釣果 31匹


日曜日は漁協が休みなのでキス網漁はありません。浜に出てみると驚いたことに近所の先輩たちが3人並んで釣りをしていました。Yさん、Kさん、Hさんでした。Kさんとは何十年ぶりの再会で、お互い街中では気付かないほどの変貌振りでしたが、変わらぬ笑顔には「お母さんの顔立ちですね」と談笑することでした。

これまでと状況が変わり、2~3年ギスが多くて針の数だけ釣れるほどでした。昔は近所の子供たちは家族同様で兄弟のようなもので懐かしい話もそこそこに釣りに夢中になっていました。懐かしい先輩と言うよりも「兄さんたち」が喜んで魚を釣る姿を見られて、大変うれしいひと時でした。

私も小さいキスを適度に釣りました。その後は投げ釣りの達人から自作の仕掛けや釣り情報を教えてもらいました。手を止めて釣談義に付き合って頂きありがとうございました。

14時半前 潮が引いて砂洲が出ています


上の画像の北側


砂洲からの投げ釣り


午後の釣果 34匹


夕暮れの海


15日は満潮が8時半頃で、干潮は15時過ぎでした。午前中の魚を途中まで捌いて再び14時半頃から釣りに出ました。砂浜は海が荒れると潮の流れや地形が変わります。引潮のときこそ潮の流れや地形を把握することができます。

釣り場所をどこに定めるかで釣果に大きな影響が出ます。大潮の引潮時には必ず海の様子を観察しています。砂洲は地元では「島」と呼んでいました。砂浜が狭くなった現在よりも昔の「島」は高くて大きなものでした。

島から離岸流の位置を考慮しながら投げると殆ど入れ食い状態でしたが、型は小さいものでした。場所移動に時間を取られると再び潮が満ちてきますので、道具を置いた場所から歩ける範囲内で釣って16時過ぎには切り上げました。

夕暮れは雲が多くて明日の天気も今日と同様だろうと判断しました。天気予報の技術が発達しない頃は、砂丘から海を眺め空を眺めて明日の天気を自分なりに予想するものでした。「観天望気」とはうまく言ったものです。

6月16日(月) 8時半頃の北側 岸近くまでキス網が入ります


大漁でした 60匹近い?


18時前 南西から弱い風


16日はキス網漁の船が4~5隻出ていました。私が釣るところもキス網が入り食いが止まったそうです。やはりダメかと思いましたが幸いに30分ほどで食いが良くなりました。9時前から釣り始めて、残っていた釣餌を使い終わるため居残りました。3~4人いた釣人が居なくなった後は、波打ち際から10mほどの近場で良型キスが釣れて面白いことでした。連日の魚捌きで数える余裕がありませんでしたが60匹ほどのうち良型が6割程度でした。

12時前に様子見に来たHさんに残っていた餌を全部あげて切り上げました。餌の岩ゴカイは300円分買うと冷蔵庫に保管して釣行3回分は使えます。1回(約2時間)に使う岩ゴカイは10匹程度でしょうか。食いが良いときは針に5mm程度餌が残っているだけで釣れます。針先が見えていても大丈夫ですが、針先から1cm程度はみ出すように付ける人もいて釣具店は喜ぶことになります。

釣りは釣具と技術を駆使する遊びでもありますが、広い大きな海の恵みの中で遊ばせてもらっているのだと思っています。魚は良く釣れることもあればダメなこともあるし、何よりも海が荒れると釣りができません。海の恵みを授けてくださる恵比寿さんに感謝せずにはおられません。

6月も後半に入り梅雨前線が北上すると吹上浜には南西からのうねりが入ってきます。梅雨明けまでは海が荒れる日が多くなります。今は海も荒れず強烈な日射しもない貴重な釣日和です。
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守りたい霧島のオオヤマレンゲ 2014/06/14 (宮崎県えびの市)

2014-06-14 19:03:42 | 霧島連山
鹿児島と宮崎県境にある霧島では梅雨時にオオヤマレンゲの白い花が咲きます。6月14日、曇り空の霧島山麓にオオヤマレンゲを訪ねました。オオヤマレンゲはモクレンの仲間ですが、霧島では個体数が少なく生育環境の悪化で保護区域が設定されています。

10年程前までは、えびの高原の硫黄山北西部にオオヤマレンゲが群生していました。岩場の急な斜面ですが道路から近いため、美しい花に多くの人が集まり、周囲の木が枯れ根元が踏み固められ、個体数は年毎に減少しています。現在は周囲にロープが張られて立入が規制されていますが、この付近では絶滅が危惧されています。

保護区域の看板


立入規制のロープ


開花の様子 望遠レンズで撮影


枯死したオオヤマレンゲと周囲の木


次は別な場所に一本だけ残る貴重なオオヤマレンゲです。こちらは民間団体で保護活動をされているようです。うれしいことに今年も元気に花を咲かせていました。昨年の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。



近くにはミヤマキリシマが残っていました


白い花は数日で茶色く色あせます


蕾も多くありました


掌に入るほどの可憐な花です


白熱灯を思わせる色合い


白木蓮や蓮などが上向きに咲くのに対して、オオヤマレンゲはうつむきかげんに咲いて実に可愛らしい表情です。うっすらと甘い香りもあるので、つい近づいて匂いを嗅ぎたくなります。近くで大きく写したいと思うのは人情ですが、木を傷めないよう大切に守っていきたいものです。

雨の多い時期だけの小さな池


今年は梅雨入り後に雨が降り続き雨量が多い地域もありますが、九州南部は例年よりも少ないようです。この池も半分以下の水位です。ミヤマキリシマの花が満開の頃は水面に映りこんできれいなところです。

韓国岳の山頂付近はミヤマキリシマが見頃で山歩きの人が多く、道路沿いには車が一杯止まっていました。山麓のミヤマキリシマは花が終わっています。えびの高原は徐々に静かさを取り戻す頃です。
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梅雨空の吹上浜でキス釣り 2014/06/07 (鹿児島)

2014-06-08 17:15:55 | 吹上浜
6月2日に梅雨入りして曇り空が多くなっています。晴れ間も広がる時間帯もあり、鹿児島市街地周辺では今のところ大雨は降っていません。

吹上浜は雨で少し濁っていますが、先月まで多かった海藻が減少しています。砂浜には釣り人の姿を見かけるようになりました。

6月4日 朝の様子 沖に見えるのは久多島(ふたしまどん)


雲が多く次第に南西風が強くなりました


6月4日の釣果


吹上浜は西に開けているため南西から北西の風による影響を強く受けます。朝方は風がなく穏やかで11時過ぎから釣りに出ました。昼前から風が強まり12時45分頃に切り上げました。

今年2回目のキス釣は、小魚が大半でしたが幾分か型が良くなっていました。おそらく40匹ほどでしょう。この後、魚捌きにかなり手間取りました。キビナゴほどの小さいものも1匹で手間は変わらないので、半年振りに包丁捌きの勘を取り戻しました。

6月6日の様子


釣餌が残っていたので再び出かけましたが、この日は天気が回復して北西風が少し強くなりました。沖合いにはウサギが飛ぶような小さな白波があちこちに出てきたので、釣りはあきらめました。畑作業の後で南側へ砂浜を歩きました。

天神ヶ尾キャンプ村跡 海側から見たもの


キャンプ村跡の北側のコンクリート護岸


砂浜の北側風景


日置市の旧日吉町日置には「天神ヶ尾」(てんじんがお)キャンプ村がありました。7月中旬から8月までの期間限定キャンプ場です。町役場から管理委託を受けた個人が村長さんとなり、国有林を借りてキャンプ場を経営していました。プールのない頃で小学校から出かけて水泳の授業と言うよりは水遊びをしていました。

夏のキャンプ村は鹿児島市内からのお客さんが主でテントを設営宿泊し、砂浜で泳ぎ遊びました。簡易水道とシャワーが設置され、売店は2軒だけ。管理事務所の屋根に設置された大きなスピーカーから民放ラジオ放送が流れるだけの素朴なキャンプ場でした。経済成長に伴い車社会になりレジャーが高度化して次第に利用者が減少、町村合併後に廃止されました。

一帯は防風林としての大切な役目があり今も松林が広がっています。砂浜を除いてキャンプ村の面影は殆どありません。北側の砂丘は波による侵食が進みコンクリート護岸が設置され、砂浜の幅は昔と比べて半分以下になっています。

天神ヶ尾の松林では5月頃は各集落が自治会の小運動会を開催し、白砂青松の中でレジャー(鹿児島語では「おでばい」と呼んでいました。)を楽しんでいました。夏休み中には松の木の間にスクリーンを張って映画が上映されたこともあります。秋には村相撲大会があり地元の小中学生だけでなく鹿児島市内の高校相撲部なども参加して、露店も並んで賑わいました。

まだ家庭にプロパンガスが普及しない昭和30年代には松葉が燃料として重宝されていました。油気があり燃えやすいので焚き付けに便利でした。松林に「あえかき」と言う落葉掻きに行く家庭が多かったと記憶しています。松の根元周辺には松露と言うキノコも生えていました。

6月7日 朝の様子 手前は海亀産卵箇所


フグも多かった 画像の上側


6月7日の釣果


6月7日は前日よりも弱かったものの昼前には北西風が出てきました。日中は海風の影響も加わり波立ってきます。10時前から約2時間で釣果は46匹でした。

今年の梅雨は早々と大雨になった地域もあり天候異変を感じます。例年梅雨の後半は太平洋高気圧が強くなり、吹上浜では南西からのうねりが入り釣ができなくなります。今年は海藻の影響でキス網が全く操業しておらず、釣人にはありがたい状態です。

実が熟した浜芹


手前はテリハノイバラ 後ろはウチワサボテン


アメリカネナシカズラ カズラ状の寄生植物


浜に流れ出した砂模様


砂山の植物は猛暑を前に花を咲かせ、実をつけています。近くの下水路から流れ出す水が浜に砂模様を描いています。砂交じりの水が流れた様子で雨量の多少が想像できます。

この後梅雨明けまでに何度か大雨が降るのでしょうか、台風は来るのか、昨年のような中国ゴミの大量漂着は免れるのか、気がかりもありますがキス釣を楽しめることに感謝、感謝です。
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九州南部は梅雨入り 2014/06/02 (鹿児島)

2014-06-02 17:49:52 | 天気の話題
6月2日、九州南部は平年よりも2日、昨年よりも6日遅く梅雨入りしました。昼前から雨になり、昨日より最高気温が6度低く室内でも半袖半ズボンでは少し肌寒く感じます。

今朝の天気予報画面


今朝は天気予報を気にしながら吹上浜に近い実家に向いました。雨が降り出す前に畑の草刈と残っていたカライモを植付ける予定です。

砂丘に咲くテリハノイバラ


手前の目印は海亀産卵場所


浜の様子を見に行くとキスが釣れていました。先月よりも一回りサイズアップして2年ギスも多いようでした。海藻の影響はだいぶ減少していました。



まだ雨が降っていないので畑作業よりも魚釣りが良いのではと迷いましたが・・・・・魚を釣っても、今度は捌くことを考えると雨の中では大変です。結局は畑に行き、本降りにならないうちに予定の作業ができて幸いでした。

梅は熟して落ちていました


アジサイとゼラニウム


雨が似合う蓮の葉


帰りに鹿児島市都市農業センターに立ち寄ると大賀蓮のつぼみが出ていました。これからしばらくは梅雨空が続きそうです。この夏はエルニーニョ現象が発生すると予測されています。被害の出ない程度に降ってくれると良いのですが、10年ほど直撃のない台風も気がかりです。
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入梅近く ランタナの季節 2014/06/01 (鹿児島)

2014-06-01 18:35:59 | 
花浄土鹿児島ブログを始めてから1年が過ぎました。鹿児島の花や祭りなど多くの方にご覧頂きありがとうございます。

入梅目前となりランタナが元気です。吹上浜近くの実家周辺に咲いているランタナを紹介します。

5月27日 道路脇のランタナ


次々と花が咲き始めています


丸く美しい花の集まり


早くも実がついています


5月30日の様子 花が増えています


ランタナは「七変化」の別名のある夏の花です。名前のとおり花の色が変化していきます。鳥が種を運ぶのか自然にこぼれ落ちるのか、同じものが周辺50m以内に何箇所も発芽しています。

自然に道路脇に発芽したランタナは、ブロック塀と道路の隙間に根を伸ばして茂っています。通行に邪魔になる部分はそのつど枝先を切っています。地上の茎を全部切っても一夏に2回ほど元の姿に戻るたくましい植物です。

実は熟すと黒くなります。鳥がついばむ姿は見たことがありませんが、離れた場所にも発芽しているので鳥が種を運んだものと思われます。

次のランタナは少し色が濃くて園芸店から買ったものだと思います。こちらは枝の成長が少し遅いようです。



自然に発芽して花を咲かせたランタナ


左はコバノランタナ


コバノランタナはランタナの一種ですが、枝が細くて横に広がります。塀などに垂らすときれいですがランタナと同様に茎にわずかな棘のようなものがあり、肌の弱い人は要注意です。

ランタナは夏の厳しい暑さに負けず生育旺盛ですが、冬には落葉して大半の枝が枯れてしまいます。海風が常に当たる場所に昨年植えたものは、いまだに新芽が出ないので枯死したようです。自然に発芽したものを移植しようと思っています。

6月2日からは天気予報に曇りと雨マークが並んでいます。いよいよ入梅でしょう。
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花浄土/鹿児島

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