花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

やっと梅雨明け 小菊を移植 2019/07/27 (鹿児島)

2019-07-28 14:34:23 | 日記
7月27日(土)一週間ぶりに日置へ行きました。
吹上浜は穏やかさを取り戻し、濁りが消えて真夏に近づいていました。

子亀が孵化したようです 以下の画像は7月27日に撮影


子亀の足跡は不明瞭ですが、卵の殻が散らばっていて鳥が近寄った足跡もありました。

川の南側で見つけた最近の産卵箇所


ここ数日以内に上陸産卵したようです。産卵箇所を示すペットボトルの標柱がまだ立っていませんでした。

雲の多い空模様


7月24日(水)に九州南部の梅雨明けが発表されました。平年より10日遅く、去年より15日遅い梅雨明けでした。

地元のMBCテレビによると、梅雨入りした5月31日から7月23日までの雨量は薩摩川内市八重山で1500.5ミリ、鹿屋市吉ケ別府で1489.5ミリ。

日置市東市来で1301ミリで、多いところでは、平年の2倍以上の雨量を観測。小規模河川の氾濫、崖崩れ、鉄道の路床流出、道路通行止めなど多くの被害が出ました。

抜いた雑草が再び根付く


手前の雑草は7月20日に抜いたものです。一か所にまとめておいたところ、直後から強い雨が降り出して土が被さり再び根付いていました。

どうにか残る夏野菜


オクラは大きくなりすぎて食べられないサイズもありました。キュウリはかろうじて2本を収穫。ナスもようやく生き残っている程度です。

発根した小菊


畑の隅に移植


挿木時期が遅れ、長雨続きもあって移植が今になってしまいました。このまま挿木箱に放置しても満足な開花が期待できないためダメもとで移植しました。時期的には1か月以上も遅れました。

これまで半日陰で根を出していたものをいきなり真夏の日差しの下に移植とはかなり乱暴なことです。育てるというよりは植え捨てるようなものですが、小菊は強健なので大丈夫でしょう。

畝を補修して追肥


度重なる大雨でマルチシートをかぶせていない畝では表土が流出していました。これまでに3回ほど畝に土を上げました。肥料を与えましたが、5月初旬に植えたものと比べるとはるかに生育が劣ります。

蔓返し作業は次回送り


畝の境が判らないほど蔓が茂っています。畝間の土の中に根を張ると、そこに小さな芋が付き、畝の芋の生育が遅れ収穫作業もしにくくなります。真夏に蔓を一つずつ手繰り寄せて土中に伸びた根を引きはがします。

湿気の多い暑さで汗が止まらず、頭がぼんやりとなりそうで作業は次回送りとしました。脱水状態がひどくなると熱中症の危険性が高まります。雲が広がり風も吹く、作業しやすい日が来るのを待つことにしました。

カノコユリ


古くから畑の隅に植えられているカノコユリが今もきれいな花を咲かせます。毎年春先から周囲の竹や草木を切り払って成長を促しています。カノコユリの次には白ユリも咲き始めそうです。
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台風5号 長雨に苦瓜も枯れる 2019/07/20 (鹿児島)

2019-07-20 18:28:02 | 野菜作り
7月20日(土)台風5号の影響で長崎県五島に大雨特別警報が出されました。
鹿児島でも14時頃から強風と雷を伴って強い雨が降り出しました。

吹上浜日置海岸 ウネリが打ち寄せる 以下の画像は7月20日に撮影


川口はせき止められ池のようになった


風向きは南東でやや高めのウネリがあり、先日集められた河川ゴミが再び拡散していました。

苦瓜が枯れていました


2本植えて一本が枯れて、残る一本が元気でしたが・・・・・こちらも枯れて残念。連作障害でしょうか、来年は植える場所を変えてみましょう。

ナスは成長が良くない


ナスはこの時期は脇芽が伸びて枝が込み合うものですが、成長が止まっている感じです。花も咲かず、ようやく枯れない程度。この天候ではやむなしです。

今年の梅雨は前半は雨不足で、後半は日照不足。しかもなかなか梅雨明けしません。台風が南の空気を運び、高気圧を元気にしてくれると梅雨も明けそうですが、平成5年の豪雨を思わせる嫌な天候です。

丸オクラは元気


丸オクラは一般の五角形オクラよりも固くなりにくい気がします。オクラは実の成熟が早くて収穫が追い付かず持て余します。午後の雨と強風で倒れそうになったので支柱を追加しました。

今年の夏野菜はあきらめ


キュウリは収穫遅れでヘチマのような大きさになり株全体に負担をかけてダメになりました。オクラも長くなりすぎて食べられそうにありません。最後の苦瓜はどうでしょうか。日照不足に加えて今年は管理が行き届かないこともあり、夏野菜はあきらめています。

畝を隠す唐芋(サツマイモ)の蔓


日照不足の影響を感じさせないのが唐芋ですが、昨年と比べると蔓の勢いが弱い感じです。画面左上は最後に植えたところで生育が悪く収穫は期待薄です。

胡麻の花


昨年のこぼれ種から発芽して花を咲かせていました。シソと同様で沢山あると煩わしいのですが、一本だけ花を観賞するために残しています。

イヌビワに実が付く


野菜園の隅で休憩用の木陰を作ってくれているイヌビワです。実が成長して色付いてきました。

咲始めた芙蓉


私の好きな芙蓉の花が咲き始めました。アメリカ芙蓉のような大きさ派手さはありませんが、この色合いが好きです。道沿いの芙蓉の種から育てたもので今年は高さ2.5mほどにも伸びています。

後ろの梅も大枝を剪定したところ今年は枝が沢山伸びています。放置すると生い茂るため、天候を見ながら枝を整理しなくてはなりません。
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そろそろ? 梅雨明けに期待 2019/07/12 (鹿児島)

2019-07-13 15:30:34 | 日記
7月12日(金)梅雨の晴れ間、午後から郵便局内の写真展に出かけました。

日置市東市来町の上市来郵便局内ギャラリー 以下の画像は7月12日に撮影


かごしま写真アカデミー写真展「開墾130年・尾木場(おこば)の棚田」が7月25日まで開催中です。(土日、祝日を除き9時~16時)鹿児島では有名な棚田を守り続ける人々の日常と笑顔が愛情深く表現されていました。

7月1日の大雨被害か


郵便局の上流部、農協支所近くでは川があふれて堤防が一部損壊、水田に土砂が流れ込んでいました。田植からまだ日も浅い時期の被害で気の毒なことです。

苗は一部流出していますが、畦道はきれいに草刈されていました。災害に負けず、淡々と農地を守り続ける農家の力強さを感じました。

国道270号 江口浜は土砂崩れが発生


高いシラス崖が連続する区間はあちこちで小規模な土砂崩れが発生していました。景観維持のため一部を除き防災工事(コンクリート吹き付け)がされていないので、今度のような大雨時は通行危険個所です。

吹上浜日置海岸 河川ゴミの集積作業


重機が忙しく動き回り河川ゴミの集積作業が進められていました。ほとんどが燃えるゴミです。天候が回復すれば焼却作業が進むことでしょう。

野菜園も長雨疲れ


まずまずの収穫 自家消費にはほど良い量


苦瓜は一本が枯れたものの、残る一本は元気です。キュウリは収穫遅れでヘチマほどに大きくなりすぎ、全体に弱らせてしまい7月中には枯れそうです。

オクラはまずまずの生育具合。ナスは成長が遅れていましたが追肥して支柱も追加しました。ナスはうまく追肥・剪定管理すれば11月頃まで収穫可能です。

アナグマのいたずらか困ったものです 引き抜かれた唐芋(サツマイモ)の苗


道沿いのランタナを剪定


鹿児島では身近な道路を自治会などで管理する習慣があります。鹿児島の方言では「みっつくい」と呼んでいた作業で、夏草が茂る盆前の奉仕作業です。

ランタナがどんどん伸びだして道にはみ出す勢いのため、今シーズン2回目の刈込をしました。生長が早いため、管理できなくなれば引き抜くしかなさそうです。

花が増えて元気な浜木綿


花茎が次々に伸びだしてきて花盛りになっていました。海岸に自生する浜木綿にとって栄養満点な畑では生育が早いのでしょう。

オニユリが見頃


先端部に1~3個ほど蕾が付き、次々に開花します。野生化しており、この時期オレンジ色の花が目立ちます。

関東から東北の太平洋側にかけて特に日照が少ないと報道され、農作物の生育に大きな影響が出ているようです。平成5年の豪雨災害を思えば、現状はそれほどひどい雨ではありませんが、早めの梅雨明けが待たれるところです。
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梅雨の晴間 農作業に汗流す 2019/07/06 (鹿児島)  

2019-07-07 16:56:48 | 野菜作り
7月6日(土)九州南部に降り続いた大雨が止んで晴間が広がりました。

梅雨明けはいつごろ? 6日朝の読売テレビ ズームインサタデー


鹿児島(九州南部)の梅雨明けは平年では7月14日頃(昨年は7月9日)。今年の梅雨は雨量が少なめでしたが、6月28日の台風3号通過後は雨が降り続きました。

7月1日には日置市で大雨となり、いちき串木野市の大里地区では堤防決壊による浸水被害が発生しました。7月3日にはさらに雨量が増え各地で土砂崩れが発生。

列車の運転見合わせや道路の通行止めが各地に広がりました。鹿児島市では避難指示が発令され、7月3日と4日は小中学校が休校となりました。

鹿児島市都市農業センターに立ち寄る 以下の画像は7月6日に撮影


大賀ハスは開花していますが大部分で成長が悪く例年のような精彩がありません。茶碗ハス(画像手前)が咲き始めています。蝶トンボが多く飛び交い、訪れていた人からこの周辺には25種類ものトンボが生息していると聞きました。

吹上浜にも大雨の影響が


小雨程度では水が流れることのない排水口から大量の水が海に流れ出した跡がありました。浜に通じる小さな道も土砂流出で壊れたのでしょう、周囲の土をかき寄せるように補修作業がされていました。

浜辺には河川から流れ出した流木やゴミが帯状に見える範囲全てに漂着していました。ほとんどが燃やせるゴミですが、毎年続いている夏休み前の海岸清掃には大変な労力がかかりそうです。

南方系のペットボトル


台湾製の飲料水容器です。表面に貝殻も海藻も付いておらず比較的新しいもののようです。記されているのは繁体文字で現在では使われていない文字もありますが、見た目にすぐ意味が通じます。

中国で使われている簡体文字は、簡略化され過ぎて意味不明で記されている内容も簡略手抜のような感じを受けます。父、祖母が台湾で暮らしていたこともあり、やはり台湾には親近感を覚えます。

夏野菜への影響は少なめ


畑に置いている水容器は水が一杯。キュウリは前回ブログで書きましたが、大雨の影響以前に収穫遅れが響き全体的に弱っています。オクラは丈は低めながらもぼちぼち収穫。紫山芋は順調に蔓が伸び葉が茂り始めました。

苦瓜(ゴーヤー)一本は元気


ナスはキュウリに絡まれ、南西風の影響もあり枝葉の成長が鈍っています。苦瓜は2本ありますが、一本は全体に萎れて枯れそうな感じです。実が付きすぎても困るので一本ならちょうど良いかもしれません。

さすがにキュウリは少なめ


天気が良いので午後から草刈に汗を流す


気分はスッキリだが体は脱水状態


長雨で落葉が道路に貼り付き雑草も伸びていたので午後には草刈りに着手しました。草刈機のエンジン回転を上げ過ぎたのか2回も燃料を補給し、普段の5割増しほどの燃料を消費しました。

飛び散る小石や砂粒から顔面を守るために防護ネットをかぶり、さらに上から透明な顔面防護板を付けるとそれだけでも息苦しくなります。

防護装備をしないとメガネに小石が当たりすぐに傷つきます。体の前面には服に付く泥除けのため草刈用のエプロンを付け、足元はゴム長靴。厚手の手袋をして長袖シャツですから夏場の草刈では大量に汗が流れます。

大雨で土砂が流された唐芋(サツマイモ)の畝


草刈作業の後、鍬で土を上げて畝を補修


マルチシートを掛けていない畝では土砂が流出し畝が細っていました。唐芋苗床跡のためひげ根やごく小さな芋が残り不完全な畝ですが、雑草が生い茂ることを考えれば唐芋を植えた方が得策です。

朝のテレビをゆっくり眺め、農業センターに立ち寄り、吹上浜を歩くうちに作業着手が遅くなりました。大汗を流して草刈を終えて、今度は熊手と箒で後片づけにも手間がかかります。

作業を終えたのは18時過ぎで浜の夕日を眺める元気はなく、シャワーで汗を洗い流し生き返ったような気持ちでした。この日の最高気温は鹿児島市で30.5度、日置市東市来では28.8度でした。次回は早朝作業を心がけ、塩分補給もしなければと反省することでした。
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