花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

真夏が近づく 大賀ハス 2018/06/30 (鹿児島)

2018-06-30 17:34:48 | 
6月30日(土)早朝、いつもの鹿児島市都市農業センターに出かけました。

5時12分 雑草と調和した花壇 以下の画像は6月30日撮影


南風で雲が多く朝焼け、朝日は見えず、桜島は半分以上が雲に隠れていました。展望台周辺は風があり、草むらに朝露がなく面白みに欠ける夜明でした。

大賀ハスシーズン終盤 6時24分


同じハス 7時47分


今朝は雲が厚く普段よりも薄暗く、花撮影には好きな光線状態でした。ここ数日は通り雨程度しか降っていないためハスの花は傷みが少なく、花びらがきれいに開いてきました。

カメラマンは少なめ


私が最初に使っていたカメラ、ニコマートを持った若者がいました。思わず懐かしさに話し込んでしまいました。とりとめのない昔話を聞いてもらってありがたいことでした。



昨年よりも大賀ハスの開花は少なく、蕾も残りわずかです。今シーズンの開花は間もなく終わりそうです。カメラマンは3人ほどで、じっくりと大賀ハスを撮影する人はおらずのんびりと撮影を楽しめました。



大勢が押し掛けるような撮影地は思い通りに行動できず窮屈です。お互いに周囲を思いやるうちは良いですが、我先に行動し始めるとトラブルの元。祭りなどは仕方がないですが、野の花を撮影する場合は身軽に動けることが一番です。

睡蓮池は少し水位が低下


茶碗ハスが開花




予想よりも早めの開花です。3日前から咲き始めたそうです。10年ほど前よりも開花時期が一か月ほど早まっています。生育条件が良好なためでしょう。今年は蕾が多く7月中旬頃までは楽しめそうです。

九州南部の梅雨明けも近い? 読売テレビ ウェークアップぷらす


関東甲信は6月29日に梅雨明けとなりました。平年より22日も早く驚かされました。台風7号が発生し東シナ海を北上する見込みです。

台風の通過後には九州南部も梅雨明けでしょうか?
今年の梅雨入りは平年より11日早い5月26日、平年の梅雨明けは7月14日です。梅雨入り同様に早ければ台風通過後の7月3日ごろが梅雨明けとなりそうです。

例年よりもずいぶん早く真夏が訪れそうです。体が暑さに慣れないまま、過酷な日差しに照り付けられそうです。鹿児島の夏は暑くて長いです。桜島の灰もやって来ます。皆様には健康第一にご自愛ください。
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蒸し暑い 真夏前の草刈作業 2018/06/27 (鹿児島)

2018-06-28 18:07:23 | 日記
6月27日(水)日置の実家と畑、周辺道路の草刈作業をしました。

6月27日9時の予想天気図 テレビ朝日グッドモーニング


太平洋高気圧が勢力を増して梅雨前線は朝鮮半島付近に停滞しています。曇り予報のため草刈作業には良さそうと出かけました。

昨年から使用 2台目の草刈機 以下の画像は6月27日撮影


夏場を中心に草刈をしています。この草刈機は使い始めて10回程度、エンジン始動は順調です。1台目はリョウビ製品でしたが、この草刈機はスチール社製品です。チェーンソーでは世界有数のドイツメーカーです。

長年ブラウンのシェーバーを使っていて、武骨ながらも頑丈なドイツ製品には信頼感があります。ネジの形状などが国産品とは若干相違し、やや重たいですがパワーと安定性があります。

先端部 ナイロンカッター


草刈機は一般的に円盤型の金属刃(チップソー)を使いますが、石、ブロック塀、竹や木に当たると跳ね返りが強く使い慣れないと危険です。

これはナイロンコードを使うナイロンカッターです。ナイロンコードを高速で回転させて草を叩き切るというか、叩き潰すような方式です。竹やススキのような固い草は刈れませんが、小石やコンクリート部分を気にせず作業できます。

作業装備が大変


高速でカッターが回転するため刈った草や土、砂粒、小石が体に跳ねて来るのが難点です。首かけの作業用エプロンを付けて、頭から虫除けネットをかぶり、さらに顔面防具カバーを付けます。足元はゴム長靴です。

作業装備を付けるだけで息苦しく汗が出ますが、付けないと体中に泥と草が飛び散ってきて大変なことになります。小石が当たると眼鏡に傷がつきます。湿気が高く日差しの強い日の作業は大変です。乾燥した日は土埃も立ちます。

作業時間は体に無理のないよう1時間半から2時間程度。燃料は途中で一度補充しています。天候条件の良い日に作業するので予定範囲の作業を終わらせるようにしています。この時期は雑草が生い茂り野菜園との境が見えなくなるほどです。

草刈後の掃除もなかなか大変です。作業装備を取り外した分は身軽ですが、日差しが出ると大汗が流れ頭がぼんやりなってきました。熱中症になると大変、適当なところで作業を切り上げました。

かなり伸びてきた紫山芋


こちらも雑草のように伸びてくれれば良いのですが、控えめです。ネットが細くて風で揺れるために蔓の伸びが悪いようです。来季は漁網を張って支柱の竹を増やす予定です。

吹上浜は南西風 少し濁る海


弱い南西の風です。海は少し濁り釣人の姿はありません。梅雨明けには南東風に変わりますが、それまでは海が荒れ続けます。黒雲を伴って南から巨大なエネルギーが押し寄せてくる感じです。
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梅雨明け? キュウリが倍に 2018/06/25 (鹿児島)

2018-06-26 16:02:23 | 日記
6月25日(月)2日続きの晴天、日置の野菜園に出かけました。
サッカーワールドカップで日本はセネガル戦を引分け、トーナメントリーグへの出場も見えてきました。

6月25日 NHK7時のニュース


未明2時過ぎまでの試合中継に見入った人も多かったようです。格上チームに先行され、追いつき追い越され、しかし頑張って引分けに持ち込みました。これほどにサッカーの話題が盛り上がるとは予想外でした。国と国の戦い、やはり勝てば力が入るというものです。第3戦も頑張れニッポン。

NHK 九州沖縄の天気


梅雨前線は種子島付近にありますが活動は低下、晴天が予想されるので日置へ出かけました。前回は6月17日(日)でしたからずいぶんと間が空きました。

これもキュウリ? 以下の画像は6月25日撮影


キュウリが育ちすぎていました。黄色く熟しているだろうと思っていましたが、まだまだ成長中。さらに放置するとヘチマほどにもなりそうな勢いです。

苦瓜(ゴーヤー)は適度な大きさで、他にも小さな実が育っていました。ナスは追肥が遅れたので株全体の勢いが今一つです。うまく育てれば11月まで収穫できますので気長に管理する予定です。

オクラは成長が悪いまま一部で実が付いていました。次々に実が付くと食べきれないので丁度良いペースになりそうです。山芋は雨続きでかなり蔓が伸びています。

浜を歩く 今日は北側へ潟山の手前まで

ウミガメの産卵


今はウミガメの産卵が激減しています。昭和40年代は多数上陸産卵し、ウミガメの卵を採集する自治会もありました。1個50銭、一か所の産卵個数は100個前後で一か所につき50円程度ですが、上陸数が多かったのである程度経費に充てることができたようです。

健康食品ブームの頃は業者が買い集め、一個当たり80円ほどでした。我先にと海岸をバイクで走り回る人などもあり、自然保護の観点から県条例により採取禁止となりました。

ウミガメの卵は珍しいだけであまり美味しいものではありませんでした。鶏卵よりも小さめの黄身は脂肪分が多く、食べると黄色い汗が出て肌着に沁みつきました。白身の部分は煮ても固まりません。昨今の健康補助食品ブームもウミガメ卵の延長にあるようで感心しません。

引潮時の吹上浜


薩摩半島南西部が一望できる景勝地です。右は野間岳(のまだけ)、左は長屋山(ちょうやさん)、幼い頃から親しんだ優美な姿は見飽きません。

キス釣りの人 潟山の手前


下原と潟山の境に小さな川が流れ込んでいます。雨続きでしたが海は荒れることなく川の流れと波が面白い砂の形を作っていました。遠目に観察してみましたが釣れている様子ではありませんでした。

唐芋(サツマイモ)は順調


昨年は梅雨の期間中に雨が少なく植付けに苦労しました。うまく根付かず植え替えもしましたが、後から植えた個所はほとんど芋がつきませんでした。全体として前年よりも3割程度の減収となりました。

今年は週間天気予報通り適度に雨が降り、順調に生育しています。しっかり根付いた苗は真夏の日差しを浴びてぐんぐん蔓を伸ばします。8月頃までに2回ほど蔓を持ち上げて畝以外に根付かないよう土から引き離す「蔓返し」が必要です。

野菜園横 梅の枝を切る(画面中ほど右奥)


手前は酔芙蓉とランタナです。酔芙蓉は昨年根元から枝を切ったので今年は枝の伸びが遅くなっています。梅の枝が茂り野菜園に掛かる日影が増えていました。

大きくなりすぎると脚立を掛けても枝切りができなくなるため、思い切って全部の枝を切りました。畦道の草も伸びてきたので次回は草刈りの予定です。

暑さに負けず元気なムクゲ


枝先に花が増えてきました。ハイビスカス、芙蓉などの仲間です。殆どは一日花ですが、翌日には別な花が咲き元気です。

小菊の挿し木


昨年栽培した小菊から挿し穂を採り、40本程度を砂箱に挿しました。明るい木陰で直射日光が当たりにくく挿木には丁度良い環境です。毎年挿木苗を育てて栽培するときれいな花が見られます。

植えっぱなしでも花は咲きますが茎が伸びすぎて倒れがちで花も小さくなります。放置するとまるで野菊になってしまいます。昨年よりも挿木時期が10日程度遅れましたが、小菊は勢いが強いのでうまく発根することでしょう。

まるで夏のような景色


野菜園南側の畑です。4月上旬に植付け、強い潮風で活着が難しそうでしたが畝を隠して成長を続けています。遠くには小さな夏雲が列をなし梅雨明けを思わせる風景です。

浜辺と違って畑では風が弱く、日差しが強く体を動かしていると脱水状態になりそうでした。体が暑さに慣れないのに気温は30度を超えています。普段よりも早めに畑作業を切り上げました。
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霧の朝 農業センター周辺 2018/06/24 (鹿児島)

2018-06-24 17:38:13 | 自然観察
6月24日(日)、雨上がりの鹿児島市都市農業センターに出かけました。
早朝は少し霧が出て桜島は見えず、水生植物園周辺は朝露が下りていました。

5時18分 農業センター展望台から


夏至は6月21日(木)、24日の日の出は5時14分。地平線は雲に隠れ桜島は見えませんでしたが、一時的に霧が出て普段とは違う景色を楽しめました。

トンボの羽にも朝露


水生植物園は両側を山に囲まれた水田地帯にあります。鹿児島で「迫田」と言われる水のある山間を開墾して作られた狭い耕地です。

休耕田に挟まれた水田


上流部はここ数年で休耕地となり、再度耕作することはなさそうです。その中に飛地のように一か所だけが耕作され、田植がすんだばかりの様子でした。

蜘蛛の巣はメンテナンス中


長雨で傷んだ巣を蜘蛛が修復中です。外周から内部に向かって均等に蜘蛛の糸を張り巡らし、足先で器用に形を整えていました。

6時43分 休耕地に差し込む朝日


霧は晴れましたが湿度が高いため林から差し込む朝日の筋が見えました。草むらのあちこちにトンボが止まっていました。雨に濡れて緑が息づき、過酷な真夏への備えをしているように見えました。

こちらは水生植物園横の水田


田植から一週間ほどが過ぎ、苗がしっかりと根付き始めたようです。土手の斜面にも蝶トンボなどがあちこち止まっていました。

火山灰が洗い流され元気な睡蓮


水位が少し上がり、火山灰が洗い流されて元気を取り戻しています。主にピンク、白の睡蓮です。黄色の花は9時頃にならないと開きません。

小さな水滴が朝日に光る


風の弱い朝は蓮葉に細かな露がついて朝日の反射できらめきます。わずかな角度や方向の違いで光具合が違います。日差しが高くなると露は消えてしまい蓮葉の表情は単調になります。

アジサイとトンボ


アジサイの花にもトンボが止まっていました。ごく小さなカエルもたくさん見かけました。水生植物園には人の姿があるため、サギなどが寄ってこないのでしょうか。

長雨で弱った大賀ハス


長雨と風で花茎が曲がり倒れ込んでいます。開花3日目ほどと思われます。太陽に薄雲がかかり光が柔らかくなるのを待って撮影しました。

まもなく見頃が終わりそう


常連さんの話では昨年は沢山開花したそうです。今年は蕾が少なく、6月末には開花が終わりそうです。

蕾が立ち上がっている茶碗蓮


こちらは睡蓮池の一角にある茶碗蓮です。茶碗でも育つほどの小さな蓮ということから名前がついたようです。最近では開花時期が早まっていますが、八重咲のため開花まではまだ日数がかかりそうです。
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梅雨の晴間 大賀ハスを楽しむ 2018/06/16 (鹿児島)

2018-06-16 14:10:57 | 
6月16日(土)、早朝の鹿児島市都市農業センターに出かけました。
日の出は5時12分、雲は多めですが東空には少し朝焼けが見えました。

5時4分 桜島から薄煙 以下の画像は6月16日に撮影


5時41分 美しい筋雲が広がる


大賀ハスの開花が進む


蜂の数が増えました


開花最盛期まではもう少し


6時21分 花の下で休むトンボ


葉の下にはカエルが


7時9分 睡蓮はまだ眠そう


7時11分 目覚めたネムノキ


7時42分 ブルーサルビア


桜島が爆発 噴煙4700m

7時32分 鹿児島市都市農業センターから撮影


16日午前7時19分に桜島の南岳で爆発的噴火が発生し噴煙が火口から4700メートルの高さまで上がりました。大きな噴石が火口から800メートルから1100メートルの6合目まで達し、火砕流が火口から南西側に流れ下りました。

噴煙が4000メートル以上上がったのは、去年の5月2日の昭和火口での噴火以来です。噴煙は、火口から南西方向に流れ鹿児島市南部(鴨池~谷山方面)では、やや多量の降灰がありました。

10時前 NHK鹿児島のニュース





夏場は東寄りの風が吹きやすく、桜島の火山灰は鹿児島市街地にやって来ます。今朝は台風6号の影響もあり北東の風に乗って鹿児島市南部が灰神楽に見舞われました。

ここ数年このような光景は少なかったのですが、いつもの桜島が戻って来たようです。活動としては特段大きなものではなく日常的な鹿児島の風景です。

沖縄と奄美地方では台風6号の接近で記録的な大雨となっていますが鹿児島市は曇り空。火山灰を洗い流すほどの雨は期待できず、当分は風に舞い上がる灰神楽に悩まされそうです。
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農業センター周辺の緑と花 2018/06/09 (鹿児島)

2018-06-10 10:10:06 | 
6月9日(土)鹿児島市都市農業センター周辺の緑と花を撮影しました。
散策と撮影にお付き合い頂いたMさん、早朝からありがとうございました。

雨上がりのカエルたち 以下の画像は6月9日撮影


6時過ぎの水生植物園周辺は朝霧に包まれていました。蓮池の縁に伸びだしたシダの葉に、尻尾の残るカエルの子供たちが上っていました。

大賀ハスとスズメバチ


大賀ハスは前回よりも開花が増え、10輪ほどが咲いていました。美しい蓮花に近づいてきたのはミツバチよりもずっと大きなスズメバチ。5秒ほどで飛び去りました。

ヒメジョオン


植物園横は水稲作が続いていますが、上流部は殆どが休耕状態です。用水路沿いに少し散策し道沿いの草木を観察、撮影しました。水路沿いの山手に植えられたアジサイが半ば草に隠れ、荒れた水田跡がわびしく続いていました。

ツユクサ(露草)


ここも休耕となっている畑跡です。足元には露草が朝露とともに輝き思わずカメラを向けました。

ハナイカダ(花筏) 葉の中心部に花が咲き、実が付く不思議な植物


コフジウツギ(小藤空木) ごく小さな藤のような花


ムラサキシキブ(紫式部)


霧島では秋に紫色の実が付いたものを多く見かけます。後日忘れずに紫色の実が付くのか観察したいものです。

ドクダミ 一部で葉が色づいたハゼ


白い花が印象的です。竹のように地下茎を伸ばして繁殖し、実家庭先に伸びだしている厄介者。昔は薬草として民間で広く使われていたようです。

ネムノキ(合歓木)


早朝には朝霧で濡れていました。日が高くなり淡紅色のおしべがスッキリ伸び、朝方よりも少し色濃く見えました。植物園横の土手に自然に伸びだしたものです。観賞用に残されて10年以上、大きく成長しきれいな花を咲かせています。

虫の食害が目立ち始めた蓮池


蓮葉に虫がつき食害が進んでいます。蓮花にもアブラムシが大量につき花びらを弱らせていました。多くの人が訪れる公園なので薬剤防除・駆除には難しさもありそうです。

食害が進んで殆どの葉が食われてしまった年もありました。今年の大賀ハス鑑賞は早めが良さそうです。来週末頃から見頃になり、早ければ6月末には開花が終わるかもしれません。
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梅雨空続く 田圃の草刈 2018/06/07 (鹿児島)

2018-06-08 14:07:22 | 日記
6月7日(木)朝から悲しいニュースが流れていました。

テレビ朝日 グッドモーニング


5歳の女の子が両親の虐待で死亡。ひらがなで「ゆるして」と書かれたメモが報道され、小さな笑顔を見ると涙が出ました。虐待が疑われる場合でも親権との兼ね合いで児童保護対策が後手になり、数々の悲劇が起きてきました。今こそ幅広く真剣な議論が必要です。

高気圧は見えるが梅雨空 NHK7時55分 九州・沖縄の天気予報


テレビに天気図が表示されることは少なく、情報としては貴重です。高気圧がありますが梅雨空が続き、7日は曇り一時雨でした。気象予報士はいつもの笑顔がうれしい佐々木さんです。

休耕田の草刈 以下の画像は6月7日撮影


長年耕作してもらっていた水田の新規耕作者が見つかりません。隣の水田で田植準備が始まり、迷惑を掛けないよう畦道と用水路土手の草刈に行きました。

泥と草がこびりつく


顔面防護マスクには泥と草が飛んできて、コードが何度も切れて作業は手間取りました。昔の農家では腰をかがめて鎌一本で草刈をしたわけで、ずいぶん強いことをしてこられたものです。

水路が見えてきた


両側から草が伸び放題でしたが、ようやく水路が見えるまでになりました。山間部の棚田ではなく周辺には民家もある水田地帯です。昨年末から農業委員会に耕作者のあっせんをお願いしていますが、見つからないまま田植えシーズンになりました。雨にも降られましたが気温は高くなく泥まみれながらも、気がかりだった一仕事が終わりホッとしました。

八幡神社に参拝 日置市日吉町


農作業を終わらせてすぐ近くの八幡神社に立ち寄りました。階段両側に50年ほど前に私と祖父が寄進したイチョウ3本が元気に育っています。種から育てたもので周囲の楠と背比べをするように枝を上に伸ばしています。

「せっぺとべ」の余韻


八幡神社の旧社格は村社です。ここの御田植祭りの中では「せっぺとべ」が有名です。泥田の中で若者が飛び跳ね、病害退散、豊作を祈願するカメラマンに人気の奇祭です。鹿児島の方言で「せっぺとべ」は、「精一杯飛べ」の意味です。

祖父の家が近くにあり子供の頃よく遊んだ場所です。境内の一角にも泥田がしつらえてありました。昔は6月6日でしたが現在は6月第一日曜日(今年は6月3日)に開催されています。


花が増えてきたランタナ


暑さ、乾燥に極めて強く12月初旬の初霜時期まで開花が続きます。近所庭先のランタナから種が拡散し、周辺に増殖し続けています。成長が旺盛で、道路横の生垣にしてあるランタナは毎週枝先を剪定しています。

雨に映える花アジサイ


2年前に買って畑の隅に植えていますが成長が遅く、今年の開花は一輪だけでした。雨に濡れて生き生きとしています。

ナスの脇芽 上はナスの脇芽、下は台木ナスの脇芽


ナスは成長につれて脇芽が次々に出てきます。放置すると枝が増えすぎてまとまりが悪くなるため、こまめに脇芽を取り除きます。

脇芽を摘むと掌に棘が刺さりました。想像もしていなかった台木のナスからの脇芽です。サボテンの棘でひどい目に遭ったことがあり、棘は苦手。単に刺さるだけでなく、刺さった棘が折れて皮膚の下に残ると取り出すのが厄介です。

数年前サボテンの棘が手の甲に刺さって折れ、外科医で取り出してもらうのに難儀しました。針などの金属と違いレントゲンに映らず、上から押さえて棘の位置を確認します。どこを押さえても痛くて位置の確認に1時間以上もかかり、麻酔、切開、除去、消毒。その後3回ほど通院しました。植物の棘にはご注意ください。
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梅雨空に唐芋植を終える 2018/06/05 (鹿児島)

2018-06-06 14:57:45 | 野菜作り
6月5日(火)曇りのち時々雨、期待通りに雨となりました。
残っていた畝3列に唐芋(サツマイモ)を植えました。

なると金時の苗 以下の画像は6月5日撮影


3月下旬に苗床を作り2か月以上が過ぎました。ようやく20センチ程度の苗が採れました。左側が一般的な採取苗で、右側は種芋から伸びた芽を引き抜いたもので根が付いています。

根が付いていると生育は早いのですが・・・・・養分を吸収する根(吸収根)が発達して芋になる根(貯蔵根)が充実せず・・・・・良い芋が付かないと言われています。植え付けが遅れることや根付かないよりはましと考えて植えました。

先端部が傷んだ苗


5月25日に植えた苗ですがマルチシートが被さり、高温障害で葉が枯れ先端部の芽も枯れています。苗の茎の途中が枯れてしまったものもあります。

しっかりと根が出ているので新たに芽が伸び出しますが、健全苗よりも生育が2週間ほど遅れます。先に茂った周りのサツマイモの葉陰になり、良質な芋が付かないため植え替えました。

今回右端に黄金千貫を植える


左側3列は梅雨入り前日の5月25日に植えた安納芋です。26日午後から強い日差しが照り付けて葉が傷み少し生育が遅れています。

左側2列はなると金時 右側は黄金千貫と紅はるか


4月30日に植えた紅はるか(右上)は畝を隠すほどに茂ってきました。

なると金時は成長が遅く強い日射に傷みやすい軟弱なサツマイモです。一般的にサツマイモは強健で生命力の強い植物で救荒作物と言われます。強い日差し、乾燥をものともせずに育ちます。芯だけ残った苗に発根していることを見ても強健です。

なると金時はホクホクとした食感で私は好きですが、昨年はほとんど芋らしい芋が付きませんでした。原因は植付後の少雨乾燥で活着が悪かったこと、多品種の日陰になり茎葉が茂らなかったことです。

今年は南側の畝2列だけにまとめて植えました。活着率を上げるため、苗の下には刈草と土を置きマルチシートに苗が直接触れないようにしました。さらにマサキの枝を日除けとして差し掛けました。画像で見るとマサキを挿し木したように見えます。過保護ですが活着させることが第一です。

夏野菜は順調に生育


キュウリを3本収穫、ナスに小さな実が付きました。苦瓜(ゴーヤー)は天井格子に絡み始めました。雨脚が強まったのでオクラの防風枠外しは次回としました。紫山芋は茎が伸びています。

東風で静かな吹上浜


釣人の姿はなく、波打ち際近くに小魚の群が見えました。カタクチイワシなどではなくコノシロのようでした。

サボテンの花 雨で開花は控えめ


百合水仙 アルストロメリア


雨に濡れて独特な花形が目立っています。南アメリカ原産で大正時代末期に渡来、野生化しているとネット情報にありました。昭和年代にはあまり見かけませんでしたが、所々で目にします。

唐芋植が終わり菜園管理は一段落です。唐芋畝にはマルチシートを掛けてあるので雑草取り、追肥、土寄せの作業がいらず、真夏の蔓返し程度で済みます。後は夏野菜の生育管理だけなので、浜が静かな日はキス釣りに行けそうです。
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都市農業センターの大賀ハス 2018/06/03 (鹿児島)

2018-06-03 14:20:41 | 
6月3日(日)早朝、鹿児島市都市農業センターに出かけました。
自宅から車で15分ほどの同センター水生植物園は大賀ハスのシーズンです。

大賀ハス 開花2日目 以下の画像は6月3日撮影


睡蓮


都市農業センターの概要
鹿児島市の中心部より北西に約12km、標高180mの、東に鹿児島のシンボル桜島を眺望できる恵まれた自然環境の中にあります。

総面積は約30ha、利用目的に応じて農業研修ゾーン、市民農園ゾーン、ふれあいゾーン(四季の花園、水生植物園)に分かれています。

水生植物園はセンター南部にあり、面積が約2,000平方メートル、大賀ハス、スイレン、ハナショウブ、カキツバタが植裁されています。

周辺で田植えが始まる


ハナショウブ


若葉が美しい楓 忘れ物が置かれていました


蓮葉と水滴


風がなく穏やかなため蓮葉が朝露を集めて小さな水滴を作っていました。水滴は日差しが高くなる8時頃には消え、蓮池にはトンボが飛び始めます。

睡蓮もまだ少なめ


今年は雨量が少なめで睡蓮池の水位が低く、火山灰も少し残り睡蓮の花に精彩がありません。大粒の雨が降る日、傘を片手での撮影はしにくいですが花が喜んでいるように見えます。

大賀ハス 開花初日


ハスの花は朝開いて昼までには閉じます。初日は少しだけ花びらが緩む感じです。2日目が花びらもきれいです。3日目も同じように咲きますが花びらが疲れ気味で閉じないこともあります。4日目には花びらが閉じることはなく少しずつ散り始めます。

開花2日目


水生植物園に毎朝のように訪れる常連さんの話では、昨日から大賀ハスが咲き始めたそうです。

開花2日目 花びらが開き始める


訪れたのは5時20分頃、西側水田跡に朝靄が残り他には誰も来ていませんでした。7時過ぎになるとカメラマンが少しずつやって来ました。意外にも大賀ハスにカメラを向ける人は少なく、睡蓮池やハナショウブ、周辺の草藪を撮影していました。

気温が上がる6月中旬には開花が進みますが、大賀ハスの見頃は6月一杯でしょう。すでに発生している虫がさらに増えて葉を食い荒らし、花にも虫が多く集まり撮影しづらくなります。日差しが出ると虫が多くなるので6時頃が一番撮影しやすい時間帯です。
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梅雨の晴間 充実の一日 2018/06/01 (鹿児島)

2018-06-02 11:57:53 | 日記
6月1日(金)早いもので6月に入りました。
残り半年?・・・・・7か月です。

TBSあさチャン けさコレ!チェック6:30


米朝会談は実現の方向へ、森友問題は佐川氏らの不起訴によりようやく終息しそうです。日大は世間中から叩かれ続けています。

NHK 九州の天気予報


梅雨前線は沖縄付近まで南下、高気圧におおわれて貴重な梅雨の晴間です。

車庫屋根には火山灰模様 以下の画像は6月1日に撮影


桜島の噴火が少し増えています。風向き次第で鹿児島市街地方向へも火山灰がやって来ます。雨量が少なく洗い流されずにこびりついて厄介。鹿児島の宿命ですがまだ大したことではありません。

吹上浜は海風が心地良い


砂山にグラジオラスが咲き、海辺に釣り人の姿がありました。Nさんが弟さんと帰省しキス釣りをしていました。

残念な大物


この日の大物はサメとエイ。太刀魚仕掛けでワイヤハリス、餌はキス。キス釣り竿で慎重にやり取りして・・・・・上がってきたのは海の暴れ者。このサイズでサゴシやヒラメならば大喜びですが残念な大物でした。

早めの草刈作業


隣の畑では除草剤散布で畝間の雑草が枯れてきました。雨続きでは草刈作業ができないので、少し早めに畦道などの草刈りをしました。3ミリのコードを初めて使ってみると摩耗が少ない反面、太いためカッターへの取付が少し面倒でした。

日差しは強めでしたが風があり、乾燥していたのであまり汗を流さずに作業が捗りました。雑草が成長すると固くなり切れにくくなります。作業頻度を増やすと燃料費がかさみます。

草刈機燃料は4リットル入り1缶1600円ほど。年間には2缶ほど使うため、専用容器を買ってガソリンスタンドから混合油を購入することを考えています。燃料単価を半額程度に抑えられそうです。

アジサイが美しい


昨年買ったピンク色のアジサイ。畑に植えたところ花色が青みがかっています。今年は慎重に挿木で殖やしたいものです。

しっかり根付いた安納芋


手前は5月12日、奥は梅雨入り前日の5月25日に植えたものです。5月26日に梅雨入りしたものの午後は晴れ、27日は強い日差しが照り付け葉が萎れています。一部はマルチシートに埋まり葉が焼けて芯がかろうじて残っています。サツマイモは苗半作と言われるほど苗と初期生育が重要です。

棚の上まで伸びた苦瓜(ゴーヤー)


天井部分に竹を組んで格子棚を作りました。後は追肥と灌水程度で管理は楽です。雑草対策のためかぶせたマルチシートに目をやると何か変です?

根元から伸びていたのは接木の台木となったカボチャでした。放置すると苦瓜の成長が悪くなるため取り除きました。

キュウリは順調でこの日は2回目の収穫でしたが、よく見るとカボチャの枝が1mほども伸びていました。こちらも同じく接木の台木にカボチャが使われていたのです。雌花も見えたので取り除かず様子を見ることにしました。

都市農業センターの大賀ハス


自宅への帰り道に立ち寄りました。18時過ぎながらまだ日差しが届き、明日にでも咲きそうな蕾が数個ありました。6月下旬にかけて見頃となりそうです。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。